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#ご本人様には関係ありません
お粥。
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🦍(独身)↔🍆 🐷🐱
御本人様とは関係しません。
あくまでもフィクションです。
ご了承下さい。
『罠』の続編です。
登場人物に間男が出ます。
ご注意下さい。
今回は🦍さん視点となります。
部屋のドアを開けると、そこは薄暗い寝室で、ベットのある方からiPhoneが強制的に鳴らす甲高くて執拗な電子音がはっきりと聞こえてくる…。
音のする方へ駆け寄ると……、そこにはベットの上で両手を固く縛られいて、更に着ているTシャツをまくり上げられた状態で、胸を晒されて横たわっているぼんさんがいた。
「ぼんさん!」
涙を流しながら驚愕に目を見開いたぼんさんのすぐ傍らで、床に転がったスマートフォンが画面を明るく光らせ、警告音を鳴らし続けている…。
「ぼんさん!大丈夫ですか?」
俺はすぐさま駆け寄り、ぼんさんの無事を確認する…。
ネコおじが拘束されてる両手のタオルを解こうと手を伸ばしたその時、リビングからの奴の声がピタリと止んだ。
警告音が鳴り響く寝室に向かって、ドタドタと荒々しい足音が近づいてくる……。
「お前ら!何してる!」
地鳴りのような怒鳴り声が寝室に響き渡き、俺とネコおじの動きが止まった…。
振り返ると、リビングから血相を変えて飛び込んできた奴が、ドアの枠を掴んで立ち尽くしている。
その目は、縛られたぼんさんを助け出そうとしていた俺達の姿を完全に捉えていた。
奴の片手には、まだ通話状態のままの携帯電話が握られている。
ヒカックさんの声が漏れているが、今の奴の耳にはもう届いていない。
顔を怒りに真っ赤に染め、激しい息を吐きながら、奴の視線が俺達に向けられる。
しかし…ネコおじも黙っていなかった。
怒りを抑えながら奴に近づき、目の前で言葉を放つ…。
「お客様…これはどういう事ですか?」
奴は顔を歪め、吐き捨てるように怒鳴り返した。
「俺の連れだ!何をしてようが、お前らには関係ないだろうが!」
罪悪感など微塵もない、傲慢で逆ギレに近い態度。
その言い草に、部屋の中の空気が更に一段と冷え切る。
「関係ない…ですって? 客室で人を拘束しておいて、それが通ると思っているんですか!」
ネコおじが一歩前に出る。
その気迫に、奴はわずかに気圧されたように身を引いたが、すぐにズボンのポケットの中の手に力を込めた。
「うるさい! こいつを大人しくさせていただけで、これは身内の問題だ!部外者が首を突っ込むな!」
奴は自分を正当化するように叫ぶ。
ヒカックさんとの通話がまだ繋がっている携帯を握り締め、この状況をどう切り抜けるか…、その脅威に満ちた目で考えているようだった。
俺はネコおじの斜め後ろで身構えながら、奴を様子を見ていた。
……が、これ以上奴が強硬手段に出る前に決着をつけなければと考えた。
俺は立ち上がり、振り向き様に深く被っていた帽子を脱いで、奴を睨みながら冷徹に言い放つ。
「…何が身内の問題だ…ふざけるな!」
帽子で隠されていた俺の顔が露わになった瞬間、奴の目が驚愕に見開かれた。
「お前……なぜ、ここに……!」
奴の顔から血の気が引いていくのが分かる…。
作業員だと思って侮っていた相手が、まさか『俺』だとは夢にも思っていなかったのだろう。
「お前の身勝手な理由で、これ以上俺の大切なぼんさんを傷つけさせる訳にはいかない!」
俺の言葉に呼応するように、奴の後ろで見張っていたMENとホテルスタッフが、退路を断つようにジリジリと距離を詰める。
完全に包囲された奴は、言い逃れもできなくなった事で、ガタガタと震えながら一歩、また一歩と後退りしていく…。
「俺は…お前を許さない!」
俺の口から飛び出したその言葉は、抑えきれない怒りとなって寝室の壁に強く反響した。
かつてないほどの激しい怒りが、胸の奥から沸々と湧き上がってくる。
大切な恋人をこんな目に遭わせた張本人が、目の前で身勝手な御託を並べている…
その事実が、俺の怒りを買った。
「俺の大事なぼんさんを攫った原因が、どんな理由にせよ……絶対に許さない!お前を…徹底的に潰す!」
俺の射抜くような凝視と脅しに、奴は生気がなくなった様で、肩を落として俯いた。
「MEN、まぐ兄さんに作戦終了って連絡頼む。あと奴の部下をこの部屋に来てもらう様に伝えてほしい…」
俺は奴を逃がすまいと背後で見張っていたMENに静かにお願いをする。
「…了解っス」
MENは直ちに連絡をして、奴の携帯の画面から光が消えた…。
奴はガタガタと震えながら、手に持った携帯を落としそうになるほど激しく動揺し、へたり込んだ。
一方…ベットで横たわるぼんさんは、助けにきた俺達の姿をじっと涙ながらに見つめていた…。
俺はぼんさんが心配になり、側に駆け寄る。
「ぼんさん!大丈夫ですか?」
俺は膝をつき、手首をきつく縛り付けていたタオルを解き、まくり上げられていたTシャツを元に戻す。
「どこか痛いところ…ありますか?」
「……ゥ……ッ…」
涙目のぼんさんに尋ねると…、 恐怖と不安で張り詰めていた緊張が、俺達の顔を見たことで一気に解けたのか…、身体を震わせ、口を微妙に動かし俺を見つめる。
「ぼんさん、もう大丈夫ですよ」
俺はぼんさんを見つめながら優しく手を握り、安心させようとするが…反応がない。
「ぼんさん…、どうしました?」
俺は違和感を感じて問いかけてみたが、ぼんさんは涙を流すだけで返事がない。
それどころか……握り締めた俺の手に、全く反応が返ってこない。
ただ力なく横たわって、微かに唇と身体を震わせるだけの貴方を見て疑問が湧く…
「僕の手……握り返せますか?」
俺の声は、自分でも驚くほど震えていた。
その問いかけにも、ぼんさんからの感触は何も伝わってこない。
それどころか…冷たくなった指先が、俺の掌の中でガタガタと震えているように遊んでいるだけだった。
「……ッ」
……きつく縛られていたタオルを解いたのに…動けないって…何故だ?
自由になったはずなのに、ぼんさんの身体はまるで、自分の意志では動かせないかのように震えて硬直している。
しかし…涙だけが次から次へと溢れ、白く綺麗な頬を濡らしていく。
ぼんさんは俺に何かを必死に伝えようとしているのか……微かに動く唇。
だがそこからは、空気の漏れるような掠れた吐息が漏れるだけで、言葉を形成しない。
……おかしい……普通じゃない……
恐怖によるショックや、過呼吸のレベルではない。
身体が完全に本人のコントロールを遮断しているようだった。
……もしかして……
俺の脳裏に、最悪の可能性が頭をよぎる。
奴はぼんさんを縛って大人しくさせる以外に、自分の欲求を満たす為の何かを施したのでは…?
「ぼんさん、僕の声が聞こえますか? 聞こえていたら、目だけでも動かして下さい!」
必死に呼びかける俺の目の前で、ぼんさんの長い睫毛が…弱々しく瞬いた。
その紫の瞳の奥に言葉にならない絶対的な悲鳴と絶望が伝わり、俺の胸を痛烈に締め付ける。
「…お前……ぼんさんに…何をした…?」
俺は怒りで視界が血の色に染まるのを感じながら、リビングにいる奴に向かって低く、地を這うような声で吐き捨てる。
その言葉に、へたり込んでいた奴が、薄汚い笑みを浮かべて肩を揺らした。
「何をした、だと…? あぁ…そいつを少し静かにさせるために、ちょっとした薬を飲ませただけさ。暫くは声が出せず、身体の自由も効かなくなる極上のやつをな…」
俺は奴の言葉を聞いて激昂し、奴に近づいて胸ぐらを掴み上げる。
「お前……ッ!!」
しかし、奴は怯えるどころか、狂気じみた目で俺を見つめ返した。
「お前らが来なければ、俺とそいつで楽しい一夜を過ごせたのになあ…。あーぁ、もう少しでそいつの火照りを解消できる営みができたのに…、すごく残念だ……。なぁ、君も俺ともっといい事…したかったよな?ぼんじゅうる君……」
その一言に、部屋中の空気が凍りついた。
ぼんさんの身体が動かないのも、声が出せないのも、全てはその凶悪な薬のせいだと奴は吐き出す様に言った。
しかも自分の欲求を薬で抵抗できないぼんさんに同調を誘うなんて…なんて下世話な奴だ。
俺の中の沸き立つ怒りが頂点に達した…
「…お前だけは……マジで許さない!」
叫ぶと同時に、俺の拳は奴の顔面を真っ直ぐに捉えた。
「ゔぅ……」
鈍い衝撃音とともに、奴の身体がリビングの床へ激しく吹き飛ぶ。
壁に背中を打ち付け、床に崩れ落ちた奴は、口元から血を流しながら俺を睨み据えた。
だが、俺の怒りはそんなものでは収まらなかった。
俺の中のリミッターが外れ、黒い感情が爆発した。
一歩…また一歩と奴の元へ歩み寄る俺の気迫に、奴の顔が今度こそ恐怖に引きつる……。
「ドズルさん、ダメです!気持ちは分かりますが…落ち着いて!」
ネコおじが慌てて俺の肩を掴み、後ろに引き剥がそうとした。
「ネコおじ、離せ…、コイツを殺る!」
「ダメ!ダメです! ドズルさん。今このクズを殴るより、ぼんさんを助ける方が先ですよ! 」
ネコおじの必死の制止に、俺の脳内に理性が無理やり連れ戻される。
……そうだ。ここで奴を叩きのめしても、ぼんさんの身体に回った薬が消えるわけじゃない。
俺は胸ぐらから手を離し、床に這いつくばる奴を冷酷に見下ろした。
「おい…。何の薬を飲ませた?今すぐ吐け。さもないと…お前が味わったことのない恐怖を骨の髄まで教えてやる…」
リビングの入口では、MENとホテルスタッフが退路を完全に塞ぎ、奴に冷徹な視線を浴びせている。
絶体絶命の中、身勝手な欲望でぼんさんを汚そうとした奴は、ガタガタと震えながらズボンのポケットへと手を伸ばした。
ポケットから取り出したのは小さなガラス瓶で、中には透明な液体が入っていた。
その瓶を俺の目の前に見せ…
「これは中和薬だ……。そいつに飲ませた薬の効果が効きすぎて、心臓や呼吸に異常が見られた時に飲ませる解毒剤の様なやつだ…」
奴はもう一方の手で口元の血を拭いながら、静かに呟く。
俺はそのガラス瓶を取ろうとすると、奴は瓶をグッと握り締め…
「…だが、これはお前らの手には絶対に渡さん!」
と叫びながら、奴は狂気に満ちた目で最後の悪足掻きをみせる…。
小さなガラス瓶を床に叩きつけ、俺達の希望を粉砕しようと腕を振り下ろそうとした。
「させるかよ!」
鋭い怒号とともに、リビングの入口で見張っていたMENが目にも留まらぬ速さで飛び込んだ。
奴が瓶を床に叩きつける寸前、MENの強烈なローキックが奴の手首を正確に捉える。
ガツンと鈍い音が響き、奴の手からガラス瓶が弾け飛んだ。
「ゔあぁっ!」
手首を押さえて悶絶する奴を他所に、MENは宙に舞った小さな瓶を、見事な反射神経で空中でキャッチした。
「ふぅ……、あぶなッ!…ドズさん、これを早くぼんさんに!」
「MEN!ナイスぅ!」
とネコおじがMENに叫ぶ。
「ありがとう、MEN!」
俺はMENに感謝の伝えながら駆け寄り、中和薬の瓶を受け取ると、すぐさまベッドに横たわるぼんさんの元へと走った。
「ぼんさん、薬ですよ! もう大丈夫です!安心して下さい」
奴は床に転がったまま「クソ…俺の、俺の計画が!」と虚しく吠えているが、もう誰もそいつに視線すら向けない。
俺は震える手でボトルのキャップを開け、一刻を争うぼんさんの救出へ向けて、行動を起こした。
今も涙を流しながら、必死に俺を見つめるだけのぼんさん……。
「ぼんさん、今すぐこれを飲んで!」
俺は慎重に、だが一刻を争う手つきで、ぼんさんの唇をそっと開き、中和薬を唇にもっていき、ゆっくり流し込んだ……。
コメント
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ほんとに続き楽しみにしてますッ😭 🦍🍆がてぇてぇ…😇😇😇😇
続き楽しみにしています!
わわわわわわっ!!良いなぁ〜😊✨✨ドキドキする展開で、すごく読み応えがありますo(^▽^)oめっちゃくちゃ好きです(*´∀`*)