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恭平×○○
私は1個年下の後輩に、恋をした。
明「恭平ナイスシュー!」
恭「あざっす!」
浩「休憩ー!ちゃんと水分取れよー!」
「「うーっす!」」
「はい、明。」
明「ありがとう。」
「浩〜、ここ置いとくよ〜」
浩「はーい」
「はい、高橋くん。」
恭「あざっす!」
「あ、これうちの教室にあったんだけど、高橋くんのだよね?」
恭「あ、そうや!ミーティングで使った教室、○○さんの教室やったっすもんね!あざっす!」
「いいえ〜。今回は私の席でよかったけど、気を付けてよね〜。他の子だったらビックリしちゃうから。」
恭「え、○○さんの席やったんすか」
「うん、私の机の中入ってた。」
恭「まじっすか。めっちゃいい席っすね」
「でしょ。しかも前の席、背高い人だから寝てもバレないの。」
恭「窓際の1番後ろでそれは神席っすね」
「そーなの!」
恭「俺逆っすね、廊下側の1番前の席っす」
「うん、知ってる〜w」
恭「運無さすぎますわ、w」
明「○○〜、サポーターどこある〜?」
「あ、取ってくる!」
「あ、高橋くんも座ってて。」
恭「え?あ、はい。」
「浩、再開は10分後でもいい?」
浩「分かった。」
「ごめんサポーターお待たせ。」
明「さんきゅー」
「高橋くんもお待たせ。いい子で待ってた?」
恭「何すかw 俺普通にいい子っすよw 」
「そっかそっか。はい、手出して。」
恭「手すか?」
「うん。右手。」
恭「…はい。」
「テーピングしまーす」
恭「…大丈夫っすよ、こんくらい、」
「だめ。それで悪化したらどうするの。」
浩「そーだぞ〜!」
「ね。経験者は語る。w」
浩「すみません。」
明「コイツ、○○の制止無視して練習して手首やっちゃってるから。w」
恭「そうなんすか。」
「高橋くんは、いい子でテーピングされてください。」
恭「っす、」
「あ、洗濯しなきゃ。カゴ入れてくれた?もう洗濯するよー?」
高橋くんの、あの人懐っこさ。おまけにあの顔面。ありゃモテるわけだわ。
明「で??恭平は告んないの?」
恭「告れないっす、あんな高嶺の花に。。」
浩「お前も相当高嶺だと思うけどな」
明「ま、実際○○、モテてるしなぁ。」
恭「うわーーー聞きたくないっす」
浩「でも早くしないと取られてまうよ?」
明「だな〜。。それに3年になったらもう○○恋愛する気なさそうだし。告るなら2年のうちにした方がいいと思うけど。」
恭「受験っすもんね、、考えてみます、、」
暇だな〜、、いや、授業中だけどね。もう問題解き終わってるし。時間余ってるの。しかも先生うとうとしてるし。
あ、外体育してる。。サッカーか。。すごいドリブルしてる子いる、、え、恭平じゃない?え、サッカーもできるの??カッコよすぎるんですけど、?あ、こっち気付いた。え待って控えめに手振ってる、可愛い、、振り返しとこ。え、顔にやけてないかな大丈夫そう??
先生「おーい、沢野、聞いてんのかー」
「はいっ!?」
いつの間にか当てられてました。授業に集中しなきゃ!!
恭「あ、○○さんや。。」
これ、目合ってるんかな、?手振ってみてもええかな、、え、待って振り返してくれたんやけど。。え、微笑んでる。。天使。。
あれ、当てられたんかな?w え待って真剣な横顔も可愛い、、
友「恭平?どしたん?」
「いや?何もない〜」
恭「今日、こっち見てましたよね?」
「あー、サッカー?うん。すごいね、サッカーもできるんだ 」
恭「まぁまぁまぁ。てか普通に恥ずいっすね」
「ごめん、今度から見ないようにするわ」
恭「え、あ、違うくて!○○さんに見られてた方が頑張れるんで!!あ、でも○○さんも授業中か。。」
「え、あ、うん、、」
え、さらっと爆弾投下してったよね?
ガラガラ
「あ、高橋くん。」
恭「○○さん!どうしたんすか!」
「いいね、この席。w すぐ話しかけれる。」
恭「あー、まぁその点に関してはそうっすねw」
「あ、そうそう、今日の部活さ、急なんだけど練習試合になって、A校にバスで行くからLHR終わったらすぐ準備して駐車場だって。」
恭「了解っす。久しぶりっすね」
「だね。マネージャーとも久しぶりに会えるから楽しみ!」
恭「仲良かったすよね!」
「うん、春ちゃん!楽しみだな〜、、」
「あ、そういうことだから!」
友「あの先輩、バスケ部のマネージャーだよな?」
恭「そうやけど。」
友「名前何ていうの?」
恭「教えねー」
友「何でよ!めちゃくちゃ可愛くね?」
恭「うちの○○さんなんで。誰にも渡しませーん 」
「あれ、高橋くんはやいね」
恭「はやく終わったんで」
「そっかそっか。」
恭「!○○さん危ない!!」
「えっ」
🏀
恭「○○さん!!大丈夫っすか!!?」
「ちょ、声大きい、w 大丈夫。」
恭「指見してください」
「大丈夫だよ、」
恭「見してください。」
圧に負けて、しぶしぶ右手を差し出す。
恭「人差し指、やりましたよね、」
「…軽いしテーピングすれば大丈夫、」
恭「テーピングします」
「大丈夫大丈夫!自分で出来る、」
恭「させて下さい」
「…じゃあお願い、」
恭「ほんますみません、、怪我させてしまって、、」
「本当に気にしないで。マネージャーしてたら怪我することもあるよ。それ覚悟でマネージャーやってるから。」
「高橋くんもそうでしょ?」
恭「…まぁ怪我が怖くてバスケは出来ないっす、」
「でしょ?」
恭「けど!好きな人に怪我させるのは違うっす、」
「…え?」
恭「できました、」
「ありがとう。。」
え、好きな人って言ったよね??え、高橋くんの好きな人って私なの!?
「明、ドリンク、」
恭「手伝います」
「え、あ、ありがとう、、」
恭「○○さん、一緒に帰りましょ」
「あ、うん」
恭「荷物持ちます」
「いやいや!カバンくらいは自分で持たせて?」
「あの、高橋くん、」
恭「…い、」
「え?」
恭「恭平って、呼んで欲しい、です、」
「っ、、恭平、くん、、」
恭「っす、」
待って何これ、呼んで欲しいって照れてるの可愛すぎるし!!え、なに?これ!
明「自主練も程々にな〜」
恭「うっす」
恭「○○さん、手伝ってくれません?」
「分かった。」
「そろそろ終わる?」
恭「…あの。」
「んー?」
恭「指、どんな感じっすか、」
「あ、指?うん、だいぶ痛みは引いたよ」
恭「よかった、、すみません、」
「だから、謝らない」
恭「俺、あの時なんて言ったか覚えてますか?」
「え?」
そういえば、、好きな人、って、
恭「好きな人、、なんです、俺の、、」
恭「○○さんが好きです。付き合って欲しいです。」
「よろしくお願いします」
恭「え、マジっすか!?」
「え、うん。」
恭「まじか、、フラれるかと思ってた、」
「え、なんでなんで??w」
恭「○○さん分かりにくくないっすか?」
「そんなことないと思うけど。w」
恭「じゃあもう、“うちの”じゃなくて、“俺の”って言っていいんすね」
「何の話?」
恭「こっちの話っす」
恭「帰りましょ」
「うん!」
初めて手を繋いで帰った日。