𓏸𓈒𓂃 向日葵と薔薇 𓈒𓂂𓏸
#みれいの誕生日大会
暑い
気温は35度を超えた。
そんな中 汗だくの彼女がやってきた
「ぜぇー、はぁー 」
「…魔理沙?」
いつも通り掃除をしていると後ろから
ふと、声をかけられた
「なぁ、霊夢」
そう、 霧雨魔理沙 だ
皆に好かれて
向日葵のような__。
「…霊夢?」
「…!!」
どうやら私はボーッとしていたようだ
「え、あー、えっと…何?」
「いつも通り 遊びに来たぜ」
彼女は人間から嫌われている私に話しかけてくれる
本当に向日葵のような存在だ。
「そう…上がってって」
私はお茶を彼女に出した。
「なぁーパチュリーったら酷いんだよーお茶会来なかっただけでさぁ〜……」
そんな他愛のない話をしながら時間は過ぎていった
「じゃあな!」
「また」
「おう!」
そして彼女は飛んで言ってしまった
彼女が居なくなるだけでこの神社は薄暗くなる
彼女が居た時は向日葵に囲まれている気分だった__
ー次の日ー
「…夏祭り…」
毎年行われる「夏祭り」
「霊夢!」
元気な声がする。
彼女は私と同じ新聞を持って目をキラキラさせながら近づいてきた
「おいっ!もちろんこの夏祭り行くよな?!」
去年とは違い楽しめるものが沢山書かれてあった
「えぇ…私は…」
正直
夏祭りなんて嫌いだ。
人間からは避けられる。
そんなの…私は嫌いだ。
「…そうか」
しょんぼりしたあとすぐに彼女は帰ってってしまった
嫌われてしまったのだろうか?
夏祭り当日。
人里に来てみたが、彼女の姿は見当たらない
そして神社に戻った
ただの無駄足だったよう。
「よっ!」
何故か神社に彼女が居る 何故…?
「な、何してんのよあんた」
「何って…そりゃあ夏祭りだろ!」
「私らだけの夏祭りだ!」
どうやら前帰っていってしまったのは夏祭りの準備の為 だったそう
そして私達は幼い時に戻った時のように遊びまくった。
「あー、楽しかった!」
彼女はそう言う
「えぇ、そうね」
私はニッコリと笑ってみせる
「…よし!」
彼女は小さい声で呟く
花火だ。
「…」
私はその花に見とれていた。
「…へへっ、どうだ?」
「ありがとう、魔理沙 !」
最後に花火を見て 彼女は一緒に泊まることになった
「はぁ〜楽しかった。」
「ははは、それなら良かったよ」
「…」
「…霊夢?」
私は口物{キス}をした。
「…なっ…霊夢、おまっ……」
昔から霧雨魔理沙の事が好きだった
好意を抱いていた__。
「…ふふっ」
「……そういうのはダメだろ…」
頬を赤らめながら彼女はそう言う
「何が〜?」
私は悪魔のような頬笑みを浮かべる
「バカ、」
「バカでもいいわよ」
「…嫌い」
「私は好きよ?」
「うぅ…」
またまた顔を赤らめる。
「最高の夏祭りをありがとう 魔理沙」
「…どういたしまして。」
そして私達の夏祭りは終わった__。
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
「向日葵と薔薇」
コメント
8件
え待ってまじで好きやわ、負けたにゃこりゃ☆
最近ガチめに暑い…