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私の心は鋼じゃないけど

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私の心は鋼じゃないけど

3 - 第3話ゲームから始まる恋。

♥

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2022年06月12日

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約束のオンラインゲームする日。

「こんばんは。切島君。」

「こんばんは。声聞こえてるか??」

「感度良好。問題なし。」

「こっちも問題ない。◯ンハンでいいか??ちょうど欲しい素材があってさ。」

「いいよ。」

ゲームのサークルに招待し、現れた舞衣のキャラを見ると。

「そうそう。ちょうど鋼が装備してるヤツの素材が欲しいんだ。」

「任せて。」

クエスト開始数十分。

「やった!!クリアできた!!」

「装備できそう??」

「あと1回したらいけそう!!上鳴達とやってた時は苦労してたんだ。」

と舞衣のキャラのステータスを見る。

「(マジか。オレらよりランク上じゃん!?)」

「クエスト張ってるよー。」

「おう。今いく。」

先ほど同様、なんなくクリアした。

「やっと作れたー。サンキューな。」

「いえいえ。次は何する??」

「ランクあげたいから、なるべくムズいやつしたいかな。」

「了解。」

「あのさ。何で鋼はバイクレーサーに??」

クエストをしながら聞いてみる。

「◯Fのクラウドのバイクに憧れて。」

「あー。あのバイクな!!確かにカッコいいよな!!」

「でしょ!!あんな風にバイク操りたくてレーサー育成学校に入ったの。」

「オレの友達が、倒れたバイクを起こせないと免許取れないって言ってたけど、それってマジ??」

「マジよ。起こせるようになるまで足が痣だらけになったんだから。」

「どうやって起こせるようになった??」

「うまく言えないけど、コツを掴んだそこから起こせるようになった。」

「すごいな。かなり重量あるじゃんか。どれくらい重いんだ??」

「300kg。」

「そんなに重いんだ!!」

会話が弾むなか、クエストもスムーズにクリアしていく。

「いやー。1回も死なずにクリアできたの何時ぶりかな。」

「良かった良かった。私も、いつも野良でやってたから、誰かと話ながらゲームできて楽しいよ。」

「そうなんか。もしかしたら知らん間にクエスト一緒にやってたかもな。」

「あり得るね。」

スマホに目を落とすと、いつの間にか時間は 過ぎていて。

「次、ラストでいいか??」

「良いよ。」

「あのさ。」

「んー??」

クエストをしながら何気なく。

「良かったら、また一緒にしてくんねーかな。」

「もちろんいいよ。次は何する??」

「◯ーストリコン良いかな??詰んでるんだ。」

「任せて。私全クリしてるから。」

「マジか!!スゲーな!!」

「次はいつできそう??」

「しばらく連勤だから、決まったら連絡するな。」

「わかった。それじゃ鋼、落ちまーす。」

「おう。おやすみ。」

切島も、全ての電源を落とし就寝した。

「なぁ、舞衣ちゃんとのゲームはどうだった??」

5連勤のあと、いつものメンバーで呑む。半ば酔いが回った上鳴が聞く。

「あいつすげーぞ。◯ハンのステータスオレらより上だし。◯ーストリコンも全クリしてんだぜ。」

「マジー??ヤバいじゃん!!ゲームの天才じゃん!!」

「あれくらい、簡単にクリアできんだろ。オレも全クリしたわ。」

「そーなの!?」

「お前いつの間にクリアしてたんだよ。」

「てめぇらとチマチマやるより、1人でやってた方が早く進んだんだわ。」

「クリアする時は一緒だよぉ。って言ったじゃーん。爆豪の人でなし。」

「黙れアホ面。いつにも増して気色悪ぃ。」

そこに切島のスマホにこの先のシフト表が届く。

「鋼に連絡するわ。」

と休みの予定を舞衣に送信したところで顔をあげると、ニヤついた顔で上鳴が見つめている。

「なんだよ。」

「恋してる顔だと思ってさ。」

その言葉に思わず顔が赤らんだ。

「お、まえ。いつもより酔ってるな。」

「酔ってましぇーん。」

「ちっ!!みてらんねー。そろそろ帰んぞ。」

「あー、待ってよ爆豪ー。」

「しっかり歩け電気ー。」

ふらつく上鳴を介抱しながら、先を歩く爆豪を追いかけた。

就寝前。舞衣から提案した日にち全てにOKの返信があったことに気付き、了承の返信をしてベッドに入った。



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