あ、こんにちは、もしくはこんばんは。
私の名前は…って、そんな事を聞かなくても別にいい感じですね…。( クス )
貴方様も、昔の、あの事件のことをお聞きになりたいのですか?
そうでございますか!
なら、さっさとお話して差し上げますね。
まず、あらかた登場人物を言いますね。あらすじなんてものはないので…。
え?登場人物を言わなくていい?
あ、もうお聞きになられていたのですね。
それは誠に申し訳ございません。( 眉を下げ )
そんな顔をしないでください、!
今から話しますので、!
それでは
…………………………
pn目線
海日よりなみの、暖かい太陽。
その、太陽の下にいるがこの俺ぺいんと。
今日は、今日の夜ご飯の食材を買いに行くところだ。今日のご飯は無難にカレーでもいいだろう。そう思いながら俺は足を踏み出す。
買い出しを終え、また来た道に戻る。
今日はやたらと暑いな…。やっぱり夏か…。
なんて、心の中で呟きながら、またエアコン代かかるよ〜…と、つい口にポロリと言ってしまう。
この時期のエアコン代はものすごくするので、あまり夏はそんなに好きでは無い。そんな事を1人で、いつものように心会話していると…
………
また…またもう1人の足音…
最近、誰かにストーカーされている気がする…視線がしたり、足音がしたり…それぐらいだけで、特に身近な人とか自分には害はないけど…やっぱり、怖いものは怖い…
( また足音だ…昨日もされなかったか…? )
足音は毎日のようにじゃない… 2日とか、たまには1週間を空けて俺の後をつけてくる…。だが、今日のは違う…昨日もされたのでこれで2日連続だ…なにかの暗号なのか…それともまた別の違う人なのか…よく分からない者…というものに恐怖を覚えてしまっていた…。
( 今度、しにがみ達に相談でもしてみようかな…でも、心配かけちゃうか…?いや、こういうのは相談するからこその仲間なんだよな )
そう考えながらまたいつも通り人通りの多いところに行き何とか巻いた。 もう、自分をつけてくる足音はなんとなくだがしてないような気がした。
俺は、まぁ、つい最近だが200万人に達成したグループ実況者である。たまに顔出しをして動画を投稿…というなんともまぁリスキーの高いこともしたせいなのかきっと、顔を見て分かってくれたリスナーとかだろう…
( 出来ればこんなことして欲しくないんだけどな…はぁ、ちょっとショック……だけど、、まぁあ?お顔が可愛かったら??ちょっとは許しますけど?? )
俺も男なもので、ついついこういう舐めた態度で思ってしまう。怖いものは怖いけどやられたことの無いことをやられるのは少し興味感が湧いてしまう。だけど、いつ何が起こるか分からないためとりあえずやっぱり、しにがみ達に相談はしよう…
そうこう考えているうちにもう、家の前まで着いてしまう。今日はカレーだ。カレーは嫌いでもない、むしろ多分好きな方だろう。
( さっさとカレー作って上にエビフライ乗っけて食べるとしますか )
と、自分の気持ちをリフレッシュさせようとそう心に言い聞かせる。
sn視点
今日はグループの皆と撮影日!!そして、その後は…数日ぐらい休みがあるのだ!!!!
はぁ…なんて素敵なことなのだろう…!撮影が終わったら何をしようかな〜!?明日の昼まで寝てる??それとも、オールして夜を楽しむ!?
なんて考えながら、僕の心は踊っていた。 撮影も終わり、皆が次々とお疲れ様〜と言う。僕もその流れでお疲れ様でした〜と言おうとした時、ぺいんとさんが真面目そうな雰囲気で僕らにこう話してきた。
「 俺最近、着けられてる気がする… 」
との事だった。
その話を聞いた瞬間僕らは同時に勢いよく 「 え!? 」と言った。当たり前だろう。急にグループの仲間が着けられてるなんて言うもんなんだから…それに、いつもの元気さうるささが今この瞬間急にばっと無くなったのもあり余計心配になってくる。
とりあえず僕らは、彼の話を聞くことにした。
pn視点
言うのには少し勇気がいる…。もしかしたら迷惑かもしれない…。だけど、何かSOSを言わないときっと何も変わらないと思った。だから俺は、1番信頼が強い仲間に打ち明けることにした…。
pn 「 俺着けられてる気がする… 」
tr,sn,kr 『 え!? 』
sn 「 いっ、いつからですか…? 」
pn 「 …約1か月前ぐらいからずっと 」
tr 「 なんでもっと早くに 教えてくれなかったんだよ… 」
pn 「 だって、迷惑かけたくなかったん だもん… 」
tr 「 だからってなぁ…言わないでそのまま にして、ぺいんとが壊れたりでもしたら、そっちの方が嫌なんだぞ…? 」
pn 「 え…? 」
kr 「 まぁ、そうだね。だから、こうやって勇気をだして打ち明けてくれて嬉しいよ。 」
sn 「 そうですよ!僕らだって、何かは手助けとか出来ますし!気にしないでください! 」
kr 「 うん、だからあんまり無理しちゃダメだからね? 」
tr 「 何かがあったら助け合うのが仲間だろ? 」
pn 「 お前ら… 」
泣いた。こんなに素晴らしい仲間を手に入れていいのだろうか?傍には居ない、ゲームの中discordの中に居るはずなのに、なぜか傍に居る感覚がした。背中を摩ってくれる感じ、温めてかれる感じがした。俺は、また改めて、最高の仲間だと実感した。
pn 「 ありがとう… 」
泣いてたため、声が震えている。泣き声を聞かれたくない為、一生懸命声を抑えた。
kr 「 じゃ、とりあえず対策とかねってみようか 」
tr 「 ですね、何か言い対策とかないか… 」
sn 「 あ!まず、部屋の中とかに補聴器とかないか、探してみたらどうですか? 」
pn 「 補聴器? 」
sn 「 はい!漫画とかでは、充電器の奴が補聴器になっていたり、小型カメラとかがあったりするので、まず探してみたらいいかと! 」
tr 「 それ、俺も見た事ありますわ!でも、それって本当にやる人いるんですかね?w 」
kr 「 漫画飲みすぎでしょ、!w 」
本当、その通りだと俺も思いその場の流れで笑う。だが、中々いいアイディアだったので、話が終わったら探してみることにした。
皆こうやって対策を練る。笑わせて安心させようとしてくれてるのかな?もしそうだとしたら、本当に大好きだ…。もう一生こいつら、日常組が1番最高だ…。そう関心しながらまた、話し合う。
話し合った結果、俺は今限り部屋の中に補聴器がないかカメラがないかと探す。その後は、トラゾーが、補聴器を探す機会とかを集めてくれるらしい。確か自衛隊郡にあったかも〜、なんて、曖昧なことを言うから大丈夫か?と聞いたが、任せろ!その時はその時になんとかしてやる!とそこだけは自信満々に言っていた為、ふっとつい笑う。あぁ〜、イナリさん羨ましい!と思う。本当に俺も女だったら少しぐらいは意識してしまうかもしれない。女だったらな。
対策を練って俺は皆にお礼をしてdiscordを抜けた。その後部屋中探すか〜。なんて思いながらも最後クロノアさんが言っていた言葉を思い出す。
『 もし、ぺいんとが良ければなんだけどさ、この話ぺいんとが信頼できる人に話してみたらいいんじゃない?俺たちがでてない対策とかあるかもしれないし、話してみる価値はあるんじゃないかな? 』
と言っていた。確かに他のアイディアも出るかもしれないし、何か対策をしてくれるかもしれない…。そう思った俺は明日信頼が高い奴に話してみることにした。とりあえず今日は充電器が補聴器になってないかを調べる。どうやら、充電器のあの四角いところが空きその中に補聴器が入っているらしい。なんともまぁ凄いものを作るなと世の中に感心したがそれを作った人には嫌気が差した。しにがみが、この話をしなかったら、俺は一生分からなかっただろう。入ってるのか、入ってないのかドキドキしながら充電器に手をかける。が、四角いところはビクともしない。ふぅ、良かった…普通のだった…。と安心した。
安心したせいなのか、やけに眠くなってきてしまった。トラゾーもいつ頃機会を手にするのか分からない。トラゾーは見つけ次第連絡する。とは言っていたので大丈夫だろうと思った。俺は明日このことを誰かに話そうと思う。あまり広めたくないし、1人ぐらいには話しておこうかなと思った。そう考えながら今日の夜を終えた。
すみませんお客様…
もう閉店のお時間なのでまたいらしてください…。
はい!また来た頃にこの話の続きをしますよ!
え?名前を聞かなくてもいいのかって?なぜです?あっ、誰に何処まで話したか分からなくならないか心配してくださっているのですね。
大丈夫です!私こう見えて人の顔を1度見たら忘れませんので!記憶力だけはいいんですよ!
え、なんですかその顔…、気持ち悪いと思っておられますか…?少し、悲しいですね…( ぐすん )
まぁ、いいでしょう慣れてますし…( ふん )
それでは、お客様
またのご来店を _
続く
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