テラーノベル
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🦍✝「このままだと、ドズル社は無くなる」
ある強い雷雨の日、僕は一人でオフィスに残り、仕事を進めていた。
🦍「(雷酷いな…今日、早く帰るか)」
すると次の瞬間、今日で1番の大きな光と音が地を突き刺した。
🦍「ぅわ、っ……!?」
その雷のせいだけなのか分からないが、オフィスが一瞬明るく光った。
その眩しさに1度目を瞑っていた僕は、
恐る恐る目を薄く開いた。
……すると、そこには1つの人影があった。
🦍「……え?」
🦍✝「……助けて欲しい、昔の僕」
昔の僕……??
よく見ると、今の僕と外観がそっくりだった。
ただ、顔が青白い気もするが。
🦍「昔の僕、って……どういう…」
急な出来事だったもので混乱していると、その人は何かを考えたように1度息を吸ってから、
真剣な目つきで口を開いた。
🦍✝「……僕は、未来から来た。
単刀直入に言う、ドズル社は……」
🦍✝「1年後に崩壊する」
🦍「……は?」
意味がわからない。
今こんなに平和なうちの会社が崩壊?
そんなこと、ないと願いたい。
それに、未来から来たなんて信じられない。
🦍✝「信じられない、って顔してるね、僕。
ただ、これは本当のこと」
🦍「いや、未来って……そんな、」
🦍✝「取り敢えず見せた方が手っ取り早いか 」
すると、その人が近づいてきて、
僕の肩にぽん、と手を置いた。
🦍✝「明日、ぼんさんとおんりーが休む。
理由としては、ぼんさんは体調不良、
おんりーが急な用事」
🦍「それだけ、じゃ……」
🦍✝「それだけじゃ信じられないっていい
たいんでしょ、?
じゃあそれに加えて、明日の午後3時
からは雨、降るよ」
🦍「明日……ニュースじゃ1日晴れ、って」
🦍✝「だから言ってるんでしょ、
それが証拠になるんだからさ」
今スマホを見たところ、やっぱり晴れ予報。
雨マークなんてひとつも付いていない。
でも確かに、これが当たれば信じざるを得ないのは確かだ。
ドズル社の崩壊のこと、を。
🦍「理由とか……知ってるんじゃないの?」
🦍✝「…………うん」
それきり、その人は黙り込んでしまった。
理由、気になるんだけどな……
🦍「理由…言えない?」
🦍✝「…ごめん、今は…無理かな」
🦍「というかさ、ほんとに…崩壊、 って…どういうことなの、、?」
🦍✝「そのままだよ、ドズル社が消える」
そのまま、僕は頭の中のモヤモヤ が
消えないまま次の日を迎えた。
あの人の言った通り、ぼんさんとおんりーから休みの連絡が来た。
同じ時言っていた理由も一致。
そして、午後3時……
あれだけ晴れていると思った空が、
午後3時くらいになって急に暗くなった。
そして、結構な雨が降ってきたのだ。
🦍「……、!」
☃️「……?どうしました?
そんなにびっくりした顔で外見つめて」
🐷「雨降ってきたからっすか?
まぁ、ただのゲリラ豪雨かなんかだと……」
🦍「…………」
そのふたりの言葉に、僕は何も返せない。
今は、そんなことどころじゃないから。
これで、あの人を信じなくちゃ
いけないことになった。
#怪我・流血表現あり
お粥。
102,553
碧鋳 @🐦🍆
519
#mmntr
紫蘭
669
36
本当に崩壊するかも分からないけど、ね。
コメント
2件
崩壊…何が原因… 不安
寺島あおいです🤍 第5話、読み終えました。雷雨の夜に突然現れた“もう一人の自分”からの警告——緊張感が静かに立ち込める幕開けで、一気に引き込まれました。未来人は「明日の天気」まで当てて見せて、あの沈黙と「今は言えない」がすごく気になる…。会社が消える真相がまだ見えないまま、主人公が一人で何を思うのか、続きが気になって仕方ないです。とても印象的な話でした🌷