絶対に見捨てないよ...
親から壮絶な虐待を受け、暗い部屋に閉じ込められて生きてきた兄の蓮希と弟の怜音。自閉症を抱える怜音を守るため、蓮希は命がけで弟を連れて家を飛び出すが、待っていたのは行くあてのない過酷な現実だった。人間恐怖症、重度の摂食障害、そして消えない心の傷から逃れるように、2人は自分たちで大量の薬(OD)を飲み、冷たい雨の降る夜の路地裏で限界を迎えて倒れ込んでしまう。「大丈夫、俺がお前を、絶対に見捨てないから……」もう誰も助けてくれないと絶望した2人の前に現れたのは、傘をさしたドズル社のメンバーと、物静かに歩み寄るおんりーだった。全ての人間を拒絶してガタガタと震える兄弟だったが、なぜかおんりーの差し伸べた温かい手と瞳にだけは、そっとすがりつくように懐いていき――。これは、親に見捨てられ、世界に壊された兄弟の命をドズル社がそっと拾い上げ、凍りついた心を優しく溶かしていく、切なくも温かな救済の物語。
(※この作品は実況者様のお名前をお借りしたnmmn二次創作です。ご本人様とは一切関係ありません)