テラーノベル
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一方通行重愛 .
ー 注意事項 ーー
こちらの作品は全て個人に寄る二次創作の為 、ご本人様には一切関係ありません 。
こちらの作品は 薬 、過呼吸 、等の過激な表現含みます 。
キャラ崩壊 、一部のキャラは文章削減の為、割愛させて頂いています。
苦手な方は予めご了承ください
「rbrさん!おはようございます!」
朝、談話室に入った途端、shpの弾けるような笑顔と、いつもより一段高い声がrbrを迎え撃った。手に持っているのは、これまたいつもより念入りにラッピングされた手作りの朝食だ。
「お、おん…お早う彡、shp…」
rbrは寝不足で重い瞼を擦りながら、曖昧に返事をした。昨晩もshpからの熱烈なメッセージが途切れることなくスマホを震わせ、結局まともに眠れたのはほんの数時間だった。
「今日はrbrさんの好きな卵焼きを、隠し味に蜂蜜を入れてみました!あと、このパンは昨日街で見つけた新しいパン屋さんで…あ、コーヒーもrbrさんのために特別に豆を挽いてきましたよ!」
shpはキラキラとした瞳で、次から次へと朝食の品々をrbrの前に並べていく。その一つ一つに「rbrさんのために」という言葉が添えられているのが、rbrには重荷だった。
shpの愛情表現は、日に日にエスカレートしていた。最初はちょっとした差し入れや、任務でのサポートが多かったのだが、最近ではプライベートな時間にも強引に割り込んでくるようになった。一緒にゲームをしようと誘われたり、趣味のサバイバルゲームに半ば無理やり付き合わされたり。極めつけは、rbrが一人でカフェで休憩していたら、偶然を装って現れたことだった。
(いや、絶対偶然やないやろ…)
rbrは心の中で盛大にため息をつく。shpの好意は痛いほど伝わってくるのだが、それが常軌を逸しており、rbrの自由な時間をどんどん奪っていくのだ。
「rbrさん、どうかしましたか?顔色が優れないようですが…もしかして、昨夜もちゃんと眠れてないんじゃないですか?僕、何かしましたか?」
shpは心配そうな表情でrbrの顔を覗き込む。その問いかけが、まさに原因だとrbrは喉まで出かかった言葉を辛うじて飲み込んだ。ここで正直に話したら、shpはどんな反応をするだろうか。想像もつかない。
「大丈夫、少し寝不足なだけや…」
rbrは精一杯の笑顔で答えた。これ以上、shpを刺激したくなかった。
しかし、rbrの疲労は限界に近づいていた。連日のように続くshpからの過剰なアプローチに、精神的な負担も大きかった。自分のペースで物事を進めることができず、常にshpの存在を意識しなければならない状況が、shpの神経をすり減らしていた。
その日の午後、幹部部屋で書類整理をしていたrbrは、急に目の前がチカチカとした。冷や汗が全身を伝い、立っていられないほどの倦怠感に襲われた。
「うっ…」
呻き声を上げながら、rbrは机に突っ伏した。意識が遠のく中、最後に聞こえたのは、扉が開く音と、焦ったようなshpの声だった。
「rbrさん!?一体どうしたんですか!」
それから先の記憶は、途切れ途切れだった。誰かに抱き上げられたような感覚、優しい声が聞こえたような気がする。そして、最後に覚えているのは、白い天井を見上げながら、自分がベッドに寝かされているということだけだった。
rbrが倒れて数日後、医務室のベッドで目を覚ましたrbrの目に飛び込んできたのは、信じられない光景だった。
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