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角名くんの手に私の手を重ねる…
大きくてあったかい手にギュッと握られて…
恥ずかしくも嬉しくもあった… ふと…
「角名くん…手…別に繋ぐ必要あるん?」
…と疑問で…聞くと…
「ん?別によくない…?減るもんじゃないし…」
と言ってそのまま…手を繋いで帰る…
なにを話していいのかわからなくて黙ってると…
「あんた…ルールがわからないならさ…
おれが教えてあげる…。
あんたのことだから毎日マネの仕事を遅くまでして…どうせ…帰り遅いんでしょ…?帰り道に話しながらルール覚えたら効率的だし…」
私は嬉しい反面…角名くんに迷惑かけたくなくて…
「えぇっ?でも…そんなの悪いやん…それに…角名くんは…寮やん…?私とは帰る道違うし…あかんよ?…さすがに、申し訳ないわ…」
◯◯はとにかく断る…
これ以上…足引っ張りたくない…
角名くんは少しめんどそうに…
「マネの仕事して帰り遅くなって…あんたが危険な目に合う方がイヤなの…だから…送らせて…」