2話です 〜〜
紫視点
本編すたーと
HR後。
「…ね、ねぇねぇ」
『…また来たの』
『今度は何?』
「え、えっと…」
まずい。
取り敢えずで話しかけに行ってしまったので話題も何も考えていなかった。
でも今日が初登校日。
どこ中だったの と聞くことにした
「青さんて、どこ中だったの?」
『△△ってとこ。県外だし知らないと思うけど』
『うん、初めて聞いた。引っ越してきたの?』
『そう。家族の都合で』
「ふーん」
よかった。何気にしっかり答えてくれた。
…部活に入るつもりってあるのかな?
ほんの興味で聞いてみることにした
「ねぇ、部活入る気ってある?」
『…』
少し んん、 と唸りながら
『…今んとこない、かも』
「そうなんだ」
『中学はバスケしてたんだけどね』
『まぁ、色々あって』
「なにそれ、気になる」
『人に教える程じゃないよ』
『そういう紫さんは?』
「え、俺?」
名前を呼んでもらったことと、いきなりの質問返しで少し声がうわずってしまった気がする。
「…ないかな」
『そっちから聞いたくせにないんだ』
くす、と笑う。
「別にいいじゃん」
少し沈黙が流れた。
いや、気まずい。どうしよう
次は何を話そう…そう考えていた時、
脳内でふっとある言葉を思いついた。
しかしそれを言うとなるとちょっと恥ずかしいな…
そんなことを考えている間にも俺の口は動く。
「じゃあ、同中の友達とかいないんじゃない?」
『いない』
「…じゃあさ」
「俺と友達にならない?」
『…ハ?』
困惑と疑問が混ざっているような顔をしている。
そりゃぁそうだよな。
ほぼ初対面のやつからそんなことを言われるなんて俺だったら困惑を超えて引いてしまいそうだ。
『…なんで??』
「え、えぇと…」
「単純に仲良くしてみたくて、!」
『…笑』
あ、また笑った。
静かに笑うところは昔と何ら変わっていなかった。
『理由、小学生みたい』
「なっ?!」
『まぁ、いいよ』
「えっ、いいの」
『え?うん、』
「やったぁ笑」
『…くふ、笑』
『んじゃ、これからよろしくね?“紫ーくん”』
はい!!!!
すいません1話1話が短い気がするよーー😭😭😭
でものんびり頑張ります!
スライドお疲れ様でした ♡
コメント
6件
わぁぁぁぁ これからどうなるんだ
ぅっはぁああすきすぎる…😭😭😭😭