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月虹の教室

35 - 第三十五話 つまらない感傷

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2023年04月24日

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「ふぁ、ねむ……」

 眠れぬ夜を過ごした翌日、進夢はボーっとする頭で、学校への道を歩いていた。

 あの夢は、はたして現実で起きたことなのか? そんな問いかけが、頭にチラついて離れない。

 腹をさすると、あの、金属の冷たさがよみがえってきて微かな寒気をおぼえる。

――ナイフで刺されるというのは、あんな風に、痛みより、冷たさ、を感じるものなのかな……。

 あの、異様な感触がなんとも気持ち悪かった。

「……それにしても、本当に舞夜が……」

 言ってしまえば、ただの夢のことだ。けれど、進夢の中には、断固として揺らぐことのない確信があった。

  あのナイフを、大人になった舞夜が持っていた、握っていた。

 そして、自分を刺した……。

 詳しい場面はおぼえていないけれど、確かにそんな出来事があったのだと、そんな確信が進夢の胸にはあるのだった。

 それが、なにを意味するのか……?

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