テラーノベル
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動画を元にして書きました。
うろ覚えなんで間違っていたらごめんなさい。
これからも動画を元にして投稿する可能性があるのですが、実際にあげられた投稿順ではないです。
最近の動画→一年前の動画
みたいなごっちゃです。
ご承知ください。
今回話長いです。
時間があるときにお読みください。
***
jpにあのetさんとの一件についてバレて数日経ち、動画を撮ることになった。
今日のメンバーは、jp、naさん、ttにrn、俺…そしてetさんも。
この六人でやっていく。
…やばいな、etさんがいるなんて。
いつも通りに接しれられるのだろうか。
今日の動画の内容は、まだ聞いていない。
実際にjpに聞いても、
「ん?内緒〜w」
と、意味ありげな笑みが返ってきた。
でも
「あ、でも、yanくんにとっては嬉しいと思うよw楽しくなりそうだしw」
と、付け足し。
…なんだろ、俺が得意なことかな?
コマンド?それともアスレチック?
こんなことを考えていたら、もう入る時間。
急いでワールドに入ると、すでに俺以外の人がいた。一人を除いて。
「っやべ〜!遅れた!」
マイクを用意して、まず叫ぶ。
大体いつも叫んでから始まる。
「まあyanくんいつも遅刻してるから予想範囲内です♪」
なんだコイツ。俺のことどう思ってんだ。
「…あれ、etちゃんは?」
「遅刻なんて珍しいですねー…」
そう、まだetさんがいない。
大丈夫かな。何かあったのかな。
どんどん心配だけが積み上がる。
「…心配や…」
「ごめんっ!遅れた〜!」
通話に入って、焦った声で喋るetさん。
そしてそのままワールドに入り、ペコっとシフト(しゃがむ)する。
「あ、etちゃ〜ん!」
「待ってましたよ〜!」
「…」
俺はただ何も発しず、etさんを目で追うだけ。
「…w」
jpから笑い声が聞こえる。
「…あ、そういえば、皆さん内容聞きました?」
「俺内容聞いてへんけど、多分このワールドはBINGO大会やろ」
BINGO大会
…あれ、俺が得意なことじゃなくね?。
yanくんにとって嬉しいって言ってたよな。
「お!正解〜!今回の企画は〜!」
いつも通りに大声で場を盛り上げる。
「BINGO大会〜!!」
頭の中で混乱しながらも、声を発する。
「…ペアは?」
「お!よくぞ聞いてくれた!ペアはね〜…俺とrnがグリーンチームで、ttとnaさんがイエローチーム、そしてレッドチームがyae…yanくんとetさん!!」
おい待て待て待て。なんか言いかけたよな。
…てかその前に、俺とetさんがペア?
え、やばくね?。
好意を抱いている人に対して、いつも通りに接しれられないんだけど。
管野アリオ
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…jpのあの意味ありげな笑みはこれか…!。
気づかなかったほうが良かったような気がする。
「あれ?おかしいことないやん」
『いや、ありまくりだから』
口を押さえて、なんとか言葉を飲み込む。
ttが発した言葉に思わず反応した。
「ふっw、…じゃ早く自分のチームのとこに立って〜」
jpに言われて、ゆっくりと指先を動かし、レッドチームの台の上に立つ。
隣には、俺より先に立っていたetさんが。
「…ぁ、よ、よろしく」
声が掠る。
おかしくないよな。いつも通りだよな。
皆と変わらない接し方だよな。
「あっ、うん、よろしく、!」
気のせいなのか。
なんか接し方が変わったような気がする。
というか、避けてる?。
…いや、そういうことじゃないけど。
指先を動かし、etさんに少し近づく。
etさんは…動かない。
…ほら、今だって、避けられてないし。
…よかった。違うよな。
「…よし、皆いい〜?」
「おっけ〜!」
…。
いや、なんかやっぱり接し方が違う?。
俺と話しているときはなんだかぎこちなかった。
多分、あの出来事からだ。
etさんのことを『可愛い』と言った、あの日から。接し方が変わったような気がする。
…もしかして、少しは俺のこと…意識してくれてる?。
それとも…気持ち悪いと思った?。
こんなこと言っても届かないこの想い、どうしたらいいのだろうか。
「三、二、一…」
jpのカウントダウンが始まり、我に返る。
やべ、何考えてんだろ。
頭を横に振って、気合を入れる。
「…はいどうもjpです!」
「rnで〜すっ!」
「naで〜す!」
「ttでぇす!」
編集が大変なttの挨拶が終わり、てことは次は…。
「etでーす!」
「yanでーす!」
よし、大丈夫。挨拶まではいつも通り。
「はいてことで今回は〜!BINGO大会〜!」
「「イェーイ!」」
「1番先にBINGOが揃ったチームが勝利です!はい!それでは…チームで協力して!やっていきましょう!」
チラッと俺の方を見るjp。
いや、は?なんだよ。分かりやすすぎだろ。
rnが早速空振りしてレバーを引く。
***
BINGO大会が始まった。
ここからは通話は同じペアの人だけ。
てことは、etさんと二人きりと言っても過言ではない。
「…どこ狙う〜?」
動画なので、なるべくいつも通りを意識して話しかける。
ずっと沈黙とかは流石に気まずい。
「…ん〜…一番上とかが狙いやすいんじゃない?」
よかった、etさんも俺に合わせていつも通りに話してくれている。
「でも、この真ん中の赤い作業台?の作り方わかんない…w」
「っあー、俺も知らんわ、w
じゃあこれは調べるとして…一番上を狙っていく感じでいい?他はあったら作るって感じで…」
「うん!オッケー」
空の上から降りると、今回は森の中から始まった。
「うわ…きっつ」
地面に降りて、早速洞窟を見つける。
「…あ、洞窟あった!」
「あ、ナイスー」
それと同時に、樽が完成される。
「…えっ?樽?え、まって…」
樽作るの早すぎん?
「etさん俺よりもマイクラ上手いんじゃないか?」
「っえ?w、いや…樽作っただけなんよ今w」
「いや…あぁ…師匠…!!一生ついていきます!」
調子に乗って、師匠なんて呼んじゃったりして。
「絶対yanくんの方が上手いんだよなー…w」
etさんの声が、いつもよりなんだか…違う?。
…あれ…もしかして。
照れてる?。
…いや、まさか、そんな嬉しいこと。
いつもあんなに照れないetさんが俺なんかに照れるわけがない。
かすかな期待と、現実。
ずっと行き来している。
でも、最終的には現実で終わる。
そうだよ。弟だと思っている俺なんかに照れるわけ…。
自分で思っていながらも、やっぱりちょっと悲しくなる。
「…おーい」
バシッと俺のことをパンチする。
「いてっ!」
「ボーッとしてたよ、大丈夫?」
「っあ〜、うん、大丈夫」
心配されるだなんて、俺らしくない。
「…あ、ほら!早く洞窟行こ!」
***
洞窟に入り、かまどと作業台を設置する。
「…よし、オッケー」
近くの鉄を取って、かまどに入れる。
すると、ビンゴカードの中にある植地鉢が達成されている。
「え?」
もう一つのかまどの中を確認すると、粘土が焼かれていた。
「っえ、ちょっと待って…この粘土を見て瞬時に植地鉢が作れると判断し作り始めたのか!」
「あーうん、そうそう」
いや…凄すぎん?。
俺だったら見逃してたわ。
「っまさか君はそんなっ…あぁ師匠…一生ついていきます…!」
また師匠呼び。
今度は照れてくれるかなだなんて、そんなこと思ってないと言ったら嘘になる。
「えぇw」
ツールを作ろうと思い、木を探すが見つからない。
「…あれ、木がない」
ぽつんと独り言を言う。
すると、隣にいたetさんが優しく話しかけてくれる。
「…あ、木あげようか?」
木をたくさんくれる。
優しいし可愛いしゲームも上手いだなんて最高かよ。
「っああ師匠!」
この際、コメント欄に
『yanくん、etさんのこと好きなんじゃね?』
とか書かれてもいい。
だから、どうか、今は…。
「っw、やばすぎるw」
……。
***
「…あ!師匠廃坑見つけましたよ!」
「お、ナイス〜」
etさんが俺に近づいてくるまで指先を止め、etさんが来たら廃坑の中へ入る。
しばらく歩くと、チェスト付きトロッコを見つける。
「…あ、これカードの中にあるくね?」
「うんそうだね」
俺がチェスト付きトロッコを壊し、etさんがアイテムを拾う。
そして作業台を設置しようと思ったら、ビンゴカードの中のチェスト付きトロッコが埋まる。
「え?」
びっくりして、思わず声が漏れる。
「まてまてチェスト付きトロッコってインベントリで作れんの…!?」
「あ、うんそうそう」
当たり前のように返事をするetさんと、
知らなくて感心する俺。
「え、師匠ぉ〜〜」
「いやいや…w」
またカードの中の鉄のクワが埋まる。
「あぁ鉄のクワまで…ああ」
少しテンポが遅れてetさんが話す。
「…絶対yanくんの方が上手いって…w」
「え?いやいや…」
「だってコマンドとか得意じゃん?私出来ないから感心してる」
ずっと動いていた口と指先が止まる。というか固まる。
感心だなんて、そんな軽々と…。
「…っ」
我に返って、頭を振って俺の想いを追い出す。
そしてまた指先と口を動かし始める。
「…まじ?そんな風に思っててくれたん?
嬉しいわ〜…(笑)」
上手く、笑えているだろうか。
「…うん、私はそういうすごいところとかないからさ…、(笑)」
「…」
無理やり動かしていた指先と口を止める。
…何言ってんだよ。
「…etさんは」
声を絞り出して伝える。
「etさんはすごいところいっぱいあるじゃん」
「…えっ?」
「優しいところとかさ、撮影とかにも頑張って一生懸命なとことかさ」
次から次へと言葉が出てくる。
やばい。
めっちゃ見てて気持ち悪いとか思われてないかな。
なんでそんなたくさんあるのとか思われてないかな。
不安がどんどん俺の心に積み上がる。
「…あのさ」
etさんから声が出されて、口が止まる。
どうしよ。気持ち悪いとか言ってくる?。
なんて言われるのだろうか。
「無理して…言わなくてもいいんだよ?」
「…、え?」
etさんから伝えられた予想外の言葉。
『無理して』だなんて…。
そんなことないじゃないか。
無理してたら、特別な感情とかにもならないし、こんなにたくさんいいところとかも言っていない。
「どうして…」
「…ほら、この前もさ、私に対して『可愛い』って言ってくれたじゃん」
覚えてるんだ…。
いや、覚えてなかったらそれはそれで悲しいけど、覚えてくれているのもそれはそれで恥ずかしい。
「…うん」
「恥ずかしいこと言うけど…実はあれ…嬉しくてさ、気持ちが高まってさ、…本気にしてたの」
『嬉しい』その言葉を聞いて、ほっと胸を撫で下ろす。
だけど、続いて伝えられたetさんの言葉は…。
「…でも、今さっき気づいた、
それ…本当は思ってないんでしょ」
…。
「…えっ?」
なぜそうなった。
俺が本気で伝えたのに。
それが俺がetさんに対する気持ちなのに。
「…さっき、yanくん私の良いところ言ってくれてたじゃん?あの時、私…あんなにいいところないし、今考えてみれば、可愛いだなんてキャラじゃないし、可愛くもないし…」
声だけでも分かる。
悲しそうな笑い声。
目に涙が浮かんでいるのだろうか。
そう考えると胸が痛む。
俺は覚悟を決めて、一つ息を吸う。
「…そんなことないよ」
「…えっ」
「…さっきのいいところも、可愛い…って言ったことも全部、本気で思ってる」
「どっ、どういう…」
深く息を吸って、吐いて。
「…俺は、本気でetさんのこと可愛いって思ってるよ」
「…えっ」
しばらく沈黙が続く。
その間俺は、焦りと、胸の音がどんどん大きくなっていくばかりで。
「えっ、えっと…その…」
さっきの声とは全く変わった。
悲しそうな声などではない。
俺がこの前etさんに『可愛い』と言った時の照れてるetさんの声のトーンの高さ。
「…っ早く地上上がろ〜、地下でやることないくらい終わったし」
また撮影モードに戻す。
「ぁっ……うん…」
etさんからの返事を聞き、
俺は急いで洞窟から逃げるように出た。
***
地上に上がり、無事合流する。
二人の距離は、さっきよりも開いている。
「…次は〜…革集めよっか」
「…うん、そうだね」
狙っている一番上のところに、革のチェストプレートがある。
牛を倒し、革をゲットする。
しばらく進むと、森から抜け出すことができた。
そこで作業台とかまどを設置する。
「ごめんチェストプレート任せていい?」
そして何にも気にしてなさそうな感じでetさんに話しかける。
「…あ、おっけー」
etさんも撮影モードに切り替わっており、
…もう、気にしてないのかな。だなんて…。
…せっかく、伝えたのに。だなんて…。
「…」
ただただ無心に魚を釣り、鉄を焼く。
魚が釣れたのと同時にetさんから声が聞こえる。
「…よし、できた」
「…お、ナイスナイス…!」
かまどを開き、焼き終わった鉄を使って最後のアイテムを作る。
作り終わったら、画面に大きくBINGOと映る。
「やったぁ〜…!」
「…お、すごい…!」
無事に勝利し、また最初の場所に戻る。
他のメンバーが走り回る。
すると、etさんが俺のところへ寄ってきて、
シフト(しゃがむ)をする。
「っ…」
近っ…と、言いそうになったのをなんとか口を押さえて堪える。
普通に可愛いなとも思った。
俺はただ片手でシフト(しゃがむ)を連打する。
時計を見ると、また皆と通話する時間。
「…あ、通話戻す時間だわ」
「…本当だ」
名残惜しいが、またみんなと別れた通話を戻す。
これでetさんとの二人きりの時間が終わった。
「いや〜…レッドチームいきなりくるやん!」
最初にttの声が聞こえる。
「ね、びっくりしました」
「まぁまぁ…二人で頑張ったってことだよ」
jpの声が聞こえる。
いや、絶対ニヤけてる。
「ね?yanくん?w」
俺に話しかけてくる。
「…は、…」
間抜けな声が出る。
「…w、…あ、そうそう!」
jpが思い出したように声を張り上げる。
「この動画誰編集する?」
そう。毎回動画が終わったら、出演したメンバーで誰が編集するか決めている。
「…」
俺がやらないと、誰かに俺とetさんのやり取りが見られてしまう。
それは…まずい。
照れたetさんが見られるだなんて。
「…俺、やる」
「っえ!?あのyanくんが!?」
案の定、皆に驚かれる。
いつもは『譲る』とか言ってる俺が、いきなり『やる』だなんて…、そりゃ驚くよな。
「おい失礼だぞ!」
***
散々皆に『意外』とか言われて通話を切り、パソコンを閉じた後、すぐ電話がかかる。
相手は…jp。
「…もしもし〜」
「…あ、もしもし〜w」
笑い声が電話越しに聞こえる。
「っ…お前なぁ…!今日の企画散々だったんだけど!」
すぐjpに文句を言う。
「まぁまぁw、でも、yanくんにとって嬉しかったでしょ?w」
「…」
嬉しくない。と言ったら嘘になる。でも…。
「…教えない」
「まじかよw、んじゃ、動画楽しみにしとくわw」
そうだ。俺が編集するんだった。
「…カットしとくから」
「嘘〜!?…、あれ、カットする部分があるってことは…?」
感が無駄に鋭いjpは、今も多分…いや絶対ニヤけながら聞いてきている。
「何か進展あった!?」
「っ…」
「なんだろ、この前『可愛い』とか言ってたから、…好きとか言った!?」
無駄に『可愛い』というところだけ声を変えて言ってくる。
「っ言ってない!!」
「何必死になっちゃってんの〜w」
「…jp、許さん」
「え、ごめんて〜!でも、もし何か進展あったら俺のおかげじゃね?」
いや、まぁ…確かにそう。
今日のことについても、実は少しだけなら感謝している。
「…お前のせいでバレそうなんだけど」
「いや…それはごめん!w、これからまた今回みたいなこと計画するからさ!許して!」
今回みたいなこと?。
また…etさんと同じチームにするってこと?。
そんなことを言われると、何も反論できなくなる。
まだどこか俺の心の片隅に、『etさんの可愛い姿見たい』という欲が残っているから。
コメント
8件
りりるさんと書いて最高と読む。まじで。 ずっとりりるさんの神作読んでいます…😇(尊死)
あっっっっ… もうほんとに尊すぎてまじでっ、あああ…