注意、怖いの苦手な方見ない方がいいです。
今回は圧倒的ホラー回です。
『……え、』
今後について考えたり、今日1月22日、サプライズ誕生日会の話を考えながら歩いていると…後ろからぐじゃぐじゃとしている真っ黒な手が俺の手を掴んだ。
『…は、ッ…え、…なんやこれッ!!?』
払おうと何回も抵抗した。…でも、その手は力が強いらしく自分の力じゃ、ビクともしない。
俺の体は、その手にゆっくりと引っ張られていく。
『…は、ッ…ちょ、…辞めろやッ!!』
「…ぉれら”、ト…いッ…し …ょ、…に”ッ…し”のう?」
真っ黒な目がこっちを睨んで見てくる。
『ッ…やめろやぁッ!!手をはなせッ!!』
真っ黒な空間に連れていかれて言ってしまう。
どんどんと、…真っ暗な空間は迫り
真っ暗な睨んでくる目も近づいてくる。
死のう…死のうとこっちを恨めしそうに見ながら。
『…助けてッ!!いや、…ッ、…』
たすけて、…たすけて、……、こわい、…たすけて
『…ッ…は、…ぁ、…い、…やぁ、ッ…、』
「…ダメやで、お前ら。これは”俺の”や。」
手を手刀でそのまま一刀両断する。
『……ぇ…?』
「ィや”、…シの、…ぅ?…、ぉマぇモ…、イッ…し …ょ、…に”ッ」
「………僕は、…僕の任務をちゃんと果たせたら…その時は…僕も君たちの所に行くよ。」
「……寂しいから、はよ来てな。」
そう、先程の幽霊たちはガラガラの声ではなく綺麗な成人男性の声へと代わりそういった。
「………分かっとうよ…、」
そう大先生が言った瞬間、手と目たちは一瞬にして無くなる。
『…ッ…は、…ぁ、……怖かった…、』
「……、ごめんな、助けるの遅なって」
『…………大先生。』
「……ん?」
『…お前って何者なん』
「………わかんない。」
『……、じゃあ、……質問変えるわ…、』
『…おれとお前はいつから知り合ってたんや。』
「……、どうして?」
『…質問を質問で返すな。…普通に分かるやろ。』
「…そういうことや無い…、それは愚問だ。」
「…、やって、…もうロボロは気づいてるんやろ?」
「……5年前のあの事件でお前を庇って死んだのは僕やって…、」
そう言った時から、大先生はおれと目を合わせない。
『……やっぱ、そうやよな…』
「………、僕はね、…みんなの記憶を食べたんだ。」
『…は?』
「…、んふ、……w…、皆が幸せである為に…、皆の記憶を食べたんだ。…まぁ、…僕のガバで何人かは記憶を持ってるままだったみたいやけどさ」
『…何言ってんの。』
「…ぼくは、根っからの屑だからさぁ、……俺の為に……君は記憶喪失なんやで。」
『………は、…?』
「……君は、僕に呪われた。」
「……そう、…きっと、…それは…依存。」
『何言ってんねん…わかんないって』
「…僕は…悪霊だ。」
そう言って、大先生は俺の方を見た。
その瞳は、…真っ暗だった。
『…ッひ、ッ……、』
tn「臨 兵 闘 者 皆 陣 裂 在 前ッ!!!」
赤いのに真っ黒な字が書かれた御札。御札はトントンさんの周りを綺麗に浮いていて、ビリビリと黒い稲妻を放っていた。…それは真っ直ぐと全て大先生の元へと飛んで行った。
『ッぇ、…?』
tn「…ロボロッ!!こっち来いッ!!逃げるぞッ!俺だけや無理や!!」
思いっきり走ると、トントンさんが御札を渡してくる。
「俺がせーのって言うたら、この御札にお寺に着くようにお願いしますって願えッ!…最悪ここから逃げられたらええッ!!…分かったかッ!?」
『え、…あぁ、おん!』
「…せーのっ!」
その合図に合わせて、俺はお寺に着くようにと願った。
すると、俺の体はお寺の本堂の天井にワープする。そのまま俺は、重力で本堂のど真ん中へと落ちていく。
『…い”ッ…たぁ、…、』
sha「……なんでおんの?」
os「…って、トントンも…?」
トントンさんも、俺の後から来た用で、転がり落ちる。
tn「…いてぇわ、…急いでたからとはいえ…これは流石に酷いわ…、…ちゃんと、妖術も使えるようにしとかな…、」
tn「……それよりもや、…全員集めろ。」
ci「…はぁ?今から、?…」
tn「…此奴死ぬで、あと俺も。」
『はッ!!?…なんで!?』
「……鬱が…、」
『…大先生…が、…?』
「…悪霊になってん。」
『………は?』
その困惑の言葉しか出てこなかった…。
コメント
3件
ヤバい好きすぎる。😭 記憶食べちゃったってことはもしかして我メンバー全員記憶喪失なだけで、実は関わりが…✨
コメ返出来るかは分からないけれどコメントしてくれると嬉しいです。
本作品は、主が休止する前に作り貯めていたものです。明日、明後日とその物語たちを投稿しようと思っています。