テラーノベル
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リクエスト。
『家猫の生活』
キャラ設定崩壊やBL要素等もございます。
また、今回は✝️×🔫です。
✝️は受け、🔫は攻めだろ!という方は別の小説を見ることをおすすめします。
私は✝️、色々の事情が重なり猫になってしまいました。
不幸中の幸いで人に拾われ家猫になったので、命の危険は少なくなりました。
しかし、私は今すぐ家から出たいと思ってるのです。
そう思うのには理由があります。
それは…
🔫「おはよう、たまガラシャ」
この人、🔫さんのせいです。
私はあの人にいわゆる片思いをしてるのです。
その顔も、仕草も全てが愛おしい。
その人の家にいるのは、私にとって耐えられないのです。
まず、そもそもあの人に話しかけた事もないですし、
たとえ話せたとしても言葉が詰まり上手く話せません。
なので、出ていきたいのです。
申し訳なさと、恥ずかしさで心が持たないのです。
ある日の朝。
いつものように🔫さんは私にキャットフードと水を用意してくれました。
私だけのために安くないキャットフードを🔫が買うことは、私に罪悪感を植え付けました。
私にキャットフードさえ、与えなければ🔫さんはもっと良いものが食べられる。
そう思うと、私はキャットフードを残すようになりました。
🔫「たまガラシャ?いらないのか?」
🔫さんの顔は少し悲しそうな顔をしており、私はハッとしました。
失礼。
私は人から貰ったものを食べないという失礼という罪を犯しました。
これは一生背負って行くものでしょう。
この罪が少しでも軽くなるのなら…
🔫「やっぱり、お腹減ってたんだな。」
優しい🔫さんの声を聞くと、私に居場所を与えてくれるような気がするのです。
これは🔫さんと一緒に居たいと思った私が、都合良く解釈してるだけなのかもしれません。
それで良いのです。
私はずっとそれを願っていた。
そうでしたよね?✝️…
前半終わり、後半に続く
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