テラーノベル
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頼りにされるのは嬉しい。もう1人の自分のようだと言ってくれるのも嬉しい。時には、寄りかかるのはだめだろうか。
深澤は、ため息を吐き、頬を叩いて気合いを入れる。
深澤は、ある人の番組に出演した際、「いつも、話題の転換するとき、目黒くんに話振るよね」と言われた。
目黒の主演する映画の、曲だったり、知らずに目黒を呼んでいたかもしれない。
皆んなに話を振らないといけないのに、目黒を特別扱いしているみたいに見える。
そんなつもりないのに。だが、MCの大先輩からしたら、自分なんて、まだまだなんだろう。気合いを入れる前に、心が折れてしまった。
渡辺ーどうした?今日は元気がない。
深澤ー俺だって、そういう日もあります〜。
渡辺ー最近、目黒が話を振ってくれないって言ってた。
深澤ー…。
渡辺ー何かあったな?
深澤ーないない。
渡辺ー照が、心配してた。
深澤ー何を?
渡辺ー何かしらあったはずなのに何も言わない。頼りにならないかな。って。
深澤ー…照に迷惑かける。
渡辺ーばかだなぁ。心配かけるより、迷惑かける方がマシだ。
深澤ー実は…。
渡辺ー俺じゃない、照に言え。
岩本の家。
岩本ー言う気になった?
深澤ーナベが心配かけるより、迷惑かける方がマシって言った。
岩本ーん。
深澤ー実は…。
メンバーも、また目黒か?と思ってないだろうか?そんなに、特別扱いしてる自覚はない。だが、目黒に話を振るのが怖くなってきた。
深澤ーちょっと疲れた。
岩本ー辰哉…。
深澤ー照、どうしたらいいか、分からない。
岩本ーちょっと寝ろ。
深澤ーん。
MCに、自信をなくしてしまった。自分を責める。
涙を滲ませ眠る深澤。岩本は頭を撫でて、寝室から出てくる。
渡辺に電話したら、ため息が聞こえる。ばかだなぁと言う渡辺。きっとそばに目黒もいるだろう。
おちゃらけてない、真面目な返事が返ってくるから、自然と、大事なことは目黒に言ってるような気がするけど、それを不満に思うメンバーはいない。もっと自信持ってろと、渡辺が言う。
目黒は、頼りにされてるみたいで嬉しいし、誠意を持って対応していると言う。
岩本は、録音している。起きたら深澤に聞かせるため。
岩本ーうちのMCは、やっぱり辰哉だよな。
渡辺ー1番向いてるんじゃないか?
目黒ー安定してるし。
岩本ーありがと、辰哉に聞かせる。
渡辺ーお前がやらなきゃ、喋らないって言っておけ。
晩ご飯を作り、深澤を起こしにいく。ぼんやり天井を見つめていた。岩本が渡辺たちの声を聞かせる。
ポロポロ泣き出した。岩本はそっと抱きしめる。
深澤ー俺でいいの?
岩本ーあぁ。
深澤ー皆んな、そう思ってるの?
岩本ーあぁ。
深澤ー照…。
岩本ー頑張れるか?
深澤ーん!
岩本ー辰哉…いい顔してる。
深澤ーいっぱい、愛して?
岩本ーどうした、急に。
深澤ーずっと我慢させてただろ?
岩本ーいいのに。
深澤ー俺が照を欲しいの。
岩本ー辰哉…。
深澤ーんっ…はぁ…たまには…いいだろ…?
岩本ーいいか?
深澤ー指、いや…照…。
岩本ー可愛いこと言うな…。
深澤ーゆっくりきて?
岩本ーゆっくりね…。
深澤ーはぁ…いい…照…いい…。
岩本ー辰哉、自信持って?
深澤ーんっ…はぁはぁ…。
岩本ーんっ…辰哉!
深澤ー照…だめ…それ、だめ…。
深澤ーあっ…あっ…んっんっ。
深澤の横には目黒が座っている、背中をポンポンと軽く叩く。
ファンの皆んなに報告がある。
肝心なところは岩本が話す。
それまでを深澤が、メンバーに話を振らないといけない。
深澤ーねぇ、めめ、どうですか?
目黒ーん、そうですね…。
いつもの光景。いつもの会話。ひと笑いして、岩本に話を振る。岩本が話し出すまで目黒は深澤を見た。笑ってるいつものように。岩本が話し出すと目黒は、後ろに立ってる渡辺を見た。すばやくちょっと笑う渡辺だった。
コメント
8件

ふっかさんらしい悩みだね🥺 でも、Snow ManのMCはふっかさんで誰に話題を振っても最後はリーダーの照へのパスなんだから、安心して振って欲しいな😆