はいどうも皆様!NOWです。
いやあライトノベル版は久しぶりですねぇ!前回のライトノベルは殆どネタでしたが今回は真剣に行きたいなと思います。ん?お前が消したライトノベルに結構エグいのあっただろって?
知らんな☆
それでは今回は「位取る世界」という題名でお送り致します。
それではどうぞ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日本国家は腐りきってしまった。
なぜ俺らがこんな目に遭わないといけないんだ
許さない
※我々はこの日本という国を維持しなければなりません。だからこそ今ここで「選別」をするべきだと考えています
早朝から街のサイレンによる騒々しい音により街の人は夢の国から目覚める
━━━━━━ブッ━━━━━━━━
※まず我々は日本国民に対し、権利を与えて政治に参加させる権利を持たせた。昔は皆我こそがと投票に臨んでいた。それなのに今の日本は投票にすら行かずに自分たちは何も知らずに我々のせいにしてしまう。それだけならまだしも昨年のデモは2年前より8000件も増えている。我々は国を良くするために貴方たち国民の為を思って政治をしている。それなのに目の前の事しか見ずに批判しかしてこない。そこで我々は「国自体」ではなく「国民自体が」変わるべきという考えで見事満場一致により可決されました。ということなので毎日ランダムにくじを3枚引いて選んだ人を「非国民」として扱おうと思います。分かりやすいように携帯の端末を介して頭の上に赤い印を表示したいと思っている所存です。世の中から「非国民」を排除するべく「国民」の皆様は頑張りましょう。
━━━━━━プツン━━━━━━━
この放送が終わり街中は騒々しくうごめき始めていた。
戸惑う人、まだ夢の国にいると信じて疑わない人など色々いたがそれらの心の中には困惑という感情があった。
そんな騒ぎの中1人だけ寝ていた男がいた。
「Zz……っはっ!今何時だ!?
うわ!やっべ大学の講義に遅れちまうじゃねぇかよ!」
この男は吉田 藍。運動が得意な一般男性である。
「くっそ!ただでさえ単位足りねぇっつーのによ。」
このとき時間は7時半を過ぎようとしていた。
熱い体を更に前に押し出して進む。幸い吉田の通っている大学は近く徒歩10分で着く。
大学の講義は7時35分開始
急いでいかないと間に合わない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「はぁ…はぁ…なんで今日に限って信号多いんだよ!」
息を切らして周りの音が聞こえなくなるほど頭の中が朦朧としていた。
頭が痛い。意識が遠い。
信号が青く光るのをスタートの合図のようにダッシュを決め込んでいく。
大学まであと一直線だ
このまま行けば講義に間に合う
そう思った時。不意に何も考えられなくなった。
すでに俺の体力は限界を迎えていた。
俺はそこで倒れてしまった
すると気のせいかもしれないがどこかから俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。
※吉田 藍という人です
しばらくして俺は目が覚めた。慌てて時計を見ると俺は驚いた。針はもう8時50分を指していた。
もう一度失神しそうになるのを堪えて大学へ向かった。
倒れたなら誰か助けてくれたっていいのに…と若干の怒りを覚えながら。
この先に起こることも知らないで
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第1話 [完]
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