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機械音痴な人間
23
桜咲かな
609
#学園
大正
5,365
「ん〜なんか首痛いなぁ」
休み時間、蒼生はスマホをいじりながら、首に手を当ててそう言った。
「スマホっ首なんじゃね」
俺は蒼生の前の席から身を乗り出した。
「んーそうなのかなぁ」
蒼生は首を何度も色んな角度に動かして試す。
「俺がマッサージするから首貸してよ」
「えっ俺首チョンパされる?」
蒼生はそう言葉を口にすると、すぐさま首を手で守った。
「ホントにやってやろうか?」
「ええっ」
俺は蒼生の後ろに回りこむと、両手で首を包み込んだ。
「ぎゃあっ?!」
「おい、暴れるなって」
蒼生が動かないうちに、襟足の生え際の両端を親指でギュッと押した。
「いでででっ!」
俺は構わずそのツボを押し続けたが、なにやらジタバタしていたので、少し経ってから解放してあげた。
「お前限度ってもんが……あ、なんかちょっとマシになった」
コメント
1件
みぅ🤍🥀です。蒼生くんの「首チョンパされる?」、思わず笑っちゃいました(笑)ホラーっぽい冗談からのマッサージ、2人の距離感が自然でほっこり。首痛いあるあるで共感しました。続き、楽しみにしてます🌙