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まぜたside
放課後
昨日、3人と一緒に立てた作戦を実行する
ま『じゃ、行ってくる』
ちぐ『がんばれ、まぜたん!』
あと『落ち着いて行ってこい』
ぷり『こっちまで緊張するわー!』
3人に背中を押してもらい、けちゃ先生の所に向かった
ま『け、けちゃせんせ!』
け『ん、まぜたくん?』
ま『あの、ちょっといいですか…?』
け『?』
ま『せんせ、俺…俺ね、本気で先生のことが好き!』
け『はっ、!?///』
ま『俺、本気だよ』
け『最近、言わなくなったと思ったら…』
ま『…だめ?』
け『っ、だめ!!』
ま『じゃあ、これから堕としに行くから』
け『な、何言って…』
ま『それじゃ、けちゃ先生またね!』
け『あ、ちょっと!!』
よし言えた
脈がないなんて分かってる
でも、これからは本気で堕としに行く
そう思いながら、3人のところに走っていった
けちゃside
“じゃあ、これから堕としに行くから”
そう言って走り去っていく彼の背中を見つめる
け『はぁ…顔熱い…』
最近、まぜたくんの告白が無くなったと思ったらいきなり言われた言葉に心臓がバクバクする
僕はれっきとした大人
まぜたくんはまだ高校生
け『…きっと恋を勘違いしてるんだ。僕が正しく導かないと…』
そう、これは勘違い
男をを好きになるなんて、ましてや僕を好きになるなんてありえない
まぜたくんなら話し合えば分かるはず
そう思いながら、明日の授業の準備をしに職員室へと向かった
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