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🍑 ももみ
⚡️ 雷堂ましろ
🕊️ 鳥野ぎん
これは私にはもうどうしようもできない。
1人ではもうどうすることも出来ない。でも、これは皆に助けられるべき問題じゃないから。
でも、幼い私にはこれはまだ早すぎた。
どうやったら、隊長は元の姿になるの?何をしたら昔のお父さんになるの?
その問題を解決するために一生懸命考えて行動に移してみたけど、どれもちっとも変わらなかった。
皆を頼るのも、この事を知らないし、今でも救急隊の仕事が忙しいのに、更に迷惑かけちゃって
私は何をしたいの?
🍑「どうやったら、隊長は昔のお父さんになるかなぁ…
また、あの時の温もりを感じたいよ…」
とある所で、私は雨宿りをしていた。ここに車も無いし、誰も人が居ない。
誰かを呼んでもいいかなって思ったけど、今は独りで居たいからやめた。
誰だってたまには独りで居たい時だってあるよ、どんなに元気な人でも、どんなに真面目な人でも、
たまにはこんな時があるんんだ、きっと。
こんな時も、私は頭をぐるぐるさせて、考えるばかりだった。
何かを思いついたら、実行をして、何回も行動に移したけど、結局私の疲れと悲しさ喪失感が増すばかりだった。
もうこうなったら、ただ隊長の記憶が戻るまで待つしかないけど、その頃には私は 大人になってるかも。
だから、それだけは避けたい。子供の時の親の温もりも、大人の時の親の温もりは全く違うから。
大人になったら、もう二度と子供には戻れないし、救急隊の仲間も何人かいなくなってしまってるかも。
そう考えて、どんどん寂しさと、未来の不安が高まるばかり、
🍑「…もうこんなことはやめだ、やめ。」
考えても、いい考えが思いつかないんだ。ならもうやめよう。
🍑「…誰も来ないな…」
誰か迎えに来てくるかなって、思ったけど、今はGPSもついてないし、誰にも連絡してない。
ましてや、こんな人気(ひとけ)のない場所で誰か迎えに来るはずが無いんだ。
Stateを見たら
🍑「あ、らーどーととりのくんいる…」
🍑「…今もらーどーは救助してるのかな…
とりのくんは今頃おふざけでもしてるのかなぁ…」
きっとあの二人のことだ、出勤してる時はロビーでおふざけかおしゃべり、救助の三択だ。
出勤しようかなって、思ったけどStateにはよつはさんも治も
かげまる医局長もメキもイズミもてつおもいる。
…これだけ居るなら別に大丈夫だよね。
🍑「どこかいくかぁ」
雨でずぶ濡れでも、どれだけ寒くても、その足を止めることは無かった。
🍑「いたっ…」
どうやら転けてしまったようだ。
ヒリヒリと痛む。
🍑「うぅ…」
その場で自分は泣いてしまった。
ただ地面を見てたら何処からか歩く 音がした。
🍑「…こんなとこに誰がきたんだろ…」
心無きかな…って考えていたら。
パッ☂️
🍑「え?」
誰かの靴があって、自分が雨に濡れなくなった。
誰がさしたのか分からないから地面から見上げると
🕊️「…」
🍑「…とりのくん」
🕊️「…風邪引きますよ、パイセン。」
いつもとはちょっと違う雰囲気とオーラを纏ったとりのくんが居た。
更にまた、誰かが来る。
🍑「らーどー…」
⚡️「どうしたんですか、こんな所で。」
🍑「なんでもない。」
🕊️「なんでもなくないからここで転けて泣いてるんだろ。」
🍑「…っとりのくん…」
サングラスの奥から見えるハイライトは、全くもって無かった。
いつもよりも低い声で、目には光がなくて、なおかつとりのくんの性格口調も合わされたら
初対面の人は怖いでしょう…
⚡️「こっちもですよ、あなたはまだ幼いんですから、そんなに溜め込もうとしないで欲しいです。」
⚡️「まぁ、無理に頼れとは言いません。ちょっとだけでも、頼って欲しかったなぁ
とは、思います。」
🍑「らーどー…」
いつものらーどー特有のふわっとしたオーラは無くて、少し冷たいオーラがする。
らーどーはいつものらーどーじゃ無くて、ちょっとだけ、悲しい雰囲気もある。
🍑「…ねぇ。」
🕊️「…何だ?」
🍑「なんで二人はここが分かったの?」
🕊️「パイセンは悩んでいる時は必ずここに居るから、それでここに来たんだ。」
絆、かぁ。
すてきだなぁ…
⚡️「まぁ、ここにずっと居たら風邪を引くので別の所に行きましょう。」
🕊️「わかった。」
いつの間にか傘をさしていたとりのくんがずぶ濡れになってしまった。
🍑「とりのくん…」
🕊️「…で、単刀直入に言う。何を悩んでた?」
🍑「グッ…」
🍑「…実は…ももみにとっての本当のおとーさんが隊長なの。」
⚡️「…なるほど…でも、それを隊長は知らない…みたいな感じ何ですね。」
🕊️「記憶喪失とか…お父さんの時の隊長がももみパイセンの存在を分かってなかったとか…」
🍑「それで、何とかさせてももみが隊長の娘って事を分からせたくて、今まで何度も考えて
行動に移してみたけど、全部無意味で」
⚡️「…」
🍑「それで、もう、ももみひとりじゃ無理って思って、でも、これはももみだけがどうにかしなきゃって。」
🕊️「…俺達が事情を知らんくても手伝えることはあるはずだ。」
⚡️「そうですよ、ももみさんの為なら何でもしてあげますよ。」
🍑「2人とも…」
🕊️「俺達は三人で鳥もも堂だろ?
ひとりが悩んでたら、もう二人がそれを解決するってあの時言ったじゃん。」
🍑「…そっか…!」
⚡️「…これでいいなら、病院戻ります?」
🕊️「そうする。クッソ寒い」
🍑「…ごめん」
🕊️「いや、パイセンは悪くないから。 」
二人して過保護だなぁ…