注意書き
・ゆうむい?むいゆう?
・転生
・BLです
・現代パロ
・無一郎視点
・モブ出てくる
・戦いあり
・なんでもありな人向け↩︎重要
以下のことが大丈夫な方のみお進み下さい。
3話をお読みになっていない方は
先に見てから視聴するのをおすすめします。
僕達は急いで山奥へと向かった。
上弦の弐はきっとすごく強いだろうけど、
上弦の壱よりかは 少しマシだと思う。
だが、それでも厄介そうだ。
何とかして頑張らなければ。
「……兄さん、片腕が無いんだから無理は
しないでよね!」
「お前に言われなくてもわかってる!」
何気ない会話を交わしながら
僕達は上弦の元へと走り 向かった。
すると炭治郎は急に走る足を止めた。
「……炭治郎?どうかしたの?」
「…木の上を見ろ!!!!」
僕と兄さんは木の上を見ると、
そこには木の上で座っている上弦の弐が
現れた。
「……うふふっ、貴方達、鬼狩り?
随分と若いのね。14歳2人と15歳1人と
言ったところかしら。」
こいつが上弦の弐……普通の鬼とはまるで
気配が違う。
胡蝶さんが言ってた通り、
この上弦の弐は、絶対にAだ。
「…お前!!!何がしたいんだよ!?
僕達はなぜ前世に転生したんだ!!」
僕は大声を出した。
「……五月蝿いわね。静かにして
ちょうだい…。
前世に転生してしまった 理由は私にも
分からないわよ!
何故か私は上弦の弐になっていたの。
丁度良かったわ。今からあなた達を
地獄に行かせてあげる!!」
そう言った瞬間上弦の弐は、物凄いスピードで
僕に襲いかかった。
何とか避けられたが、少し顔を
掠ってしまった。
「無一郎!!!大丈夫か!?」
「兄さん…うん。大丈夫。掠っただけ」
「時透君たち、ここは俺に任せて!!」
そう言うと炭治郎は、Aに攻撃を仕掛けた。
「水の呼吸、捌ノ型、滝壷!!」
「うふふふっ、、、遅い!!!」
そう言うと上弦の弐は刀を取り出した。
……刀、?まさか…!!
「炭治郎!!!!そいつは鬼だけど
呼吸を使ってくる!!!!気をつけろ!!」
「……なんだって!?」
「炎の呼吸、壱ノ型、炎苦」
「……ッ!?あがッ……」
「炭治郎!!!!!」
炭治郎は、鬼の技に当たってしまい
大火傷をして もがき苦しんでいた。
なんだ今の攻撃は…!?
呼吸を使うことは分かっていたが、
炎の呼吸の”炎苦”ってなんだ、、!?
「……この呼吸、すごいでしょう?
この呼吸は、私が生み出した技よ。」
生み出した……!?そんな…、
呼吸の使える鬼と会ったのは
2回目で、その内の1回目は負けしてまっていた ため、怖くなり僕は過呼吸になった。
「っ、はぁっ、はあっ、はあっ、」
「無一郎!!!落ち着け!!今は
上弦の弐の鬼を倒すことだけを考えろ。
それと炭治郎の事は1回気にするな!!」
ふと炭治郎を見ると炭治郎は
気絶していた。
……ダメだ、僕たち2人殺される。
でも、守らなきゃ。兄さんを。
もう前世みたいにはなりたくない!!!
落ち着け……落ち着け!!!
「……ふぅ、、」
「…霞の呼吸、参ノ型、霞雲の飛沫」
「…なるほど、霞の呼吸の使い手…
くそっ…!!前が見えないわっ、、!
それに加えて素早い回転切り…、
面倒ね!!!」
「兄さん!!霞に隠れて攻撃して!!」
「……分かった!!!
霞の呼吸、陸ノ型、月の霞消!!」
「…!!」
兄さんはなんと上弦の弐の手足を切った。
そのままいけば勝てる……!!!
僕は上弦の弐に攻撃を仕掛けた。
「霞の呼吸、漆ノ型、朧」
上弦の弐は僕の攻撃を避け、
兄さんが切ってくれた
鬼の手足がすぐ生えてきてしまった。
回復の速度が異常に早い…!
これはまずいと思いながら、僕は
次の攻撃を仕掛ける為、 体を構えた。
その時だった。
「炎の呼吸、弐ノ型、痛燃」
「っ、!?ああっ!?」
ものすごく早いスピードに僕は
避けることが出来ず、
僕は肺を切られてしまった。
「…!!うぐっ…」
「無一郎っ……!!!!!!」
「兄さんっ、だ、いじょうぶ、…だよ、
少し、肺…切られただけ、だから」
「はぁっ!?重症じゃねぇか!!! 」
兄はそう言うと、上弦の弐に
攻撃を仕掛けた。
「霞の呼吸、弐ノ型、八重霞!!!」
兄さんの攻撃が上弦の弐の目に直激する。
「っな!?目が……!」
兄さんはわざと目を狙い、目 を
見えなくさせたのだ。
僕は今だ!!と思い、肺を 切られても
立ち向かって、後ろから
上弦の弐の首を狙う。
「霞の呼吸……肆ノ型、移流斬り!!!」
僕は上弦の弐の首に刃を振るい
思いっきり首を切ろうとしたが、
予想通り首はありえないほど固くて、
刃が通らなかった。
僕はもたもたしているうちに
上弦の弐に蹴り飛ばされてしまった。
「……っ!!!!」
僕は近くの木に思いっきり背中を当てて
しまい、激痛が走る。
「……う”ッ……!!!!がはッ、」
血を吐いてしまったまま倒れてしまい、
立つことが出来なくなってしまった。
「……無一郎!!! …さっきから
俺の弟をよくもやってくれたな!!!」
「…ふふふっ、、仕方ないじゃない。
面白いんだから」
「…ふざけるな、、!
…霞の呼吸、伍ノ型、霞雲の海!!!」
「……!?」
兄さんはなんと、上弦の弐の下半身を
切ったのだ。
絶好のチャンスで僕も早く戦いたかったが、
どうしても激痛で立つことが出来ない。
そう考えているうちに
上弦の弐の下半身はいつの間にか回復
していた。
だがその時炭治郎は目覚まし、
炭治郎は全身大怪我の状態で
痛そうにしながらゆっくりと立つ。
「……炭治郎!?無理をするな!!」
兄さんは炭治郎に呼びかける。
「……大丈夫、だっ、、 」
炭治郎はそう言うと刀を構えた。
兄さんはゆっくりと口を開き、
「……俺が霞で何とかするから、
炭治郎は首を切ってくれ!!!」
と指示をした。炭治郎は
頷き、2人は 攻撃を 仕掛けた。
「…霞の呼吸、陸ノ型、月の霞消!!」
兄の霞の呼吸で兄と炭治郎の居場所を
把握できないようにさせると、
炭治郎は後を追うように 技を出した。
「…日の呼吸、弐ノ型、碧羅の天」
そう言うと上弦の弐の首に
刃を振るい、鬼の首を 切ろうとする。
「っ、、、うあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
なかなか切れないのか、炭治郎は最大の
力で鬼の首を切ろうとした。
その後 なんと、 炭治郎は鬼の 首を
スパッと切ってしまった。
「やった……!」
兄からは喜びの声が漏れていた。
だが、見ていた僕はまだ警戒していた。
上弦の弐だから、鬼の首を切るだけでは
きっと死ねないだろう。
何とかしなければと思い、
僕は激痛の体を頑張って起こして、
僕は トドメを刺した。
「かっ…霞の呼吸……弐ノ型、八重霞!!」
僕は 上弦の弐の上半身、下半身、
取れた頭をばらばらに切り刻んだ。
どうやらその判断は正しかったようで、
鬼は炭のように消えていく。
だが、死ぬ前でもまだ少し喋れるらしく、
上弦の弐は口を動かして喋っていた。
「…!?こいつ、私の首が取れても
わざと私の体を切り刻んだっ、、!
肺も骨もぼろぼろで動けないはず
なのにっ……!」
「……気合いだよ。
あ、それと…
君はもう、 生まれてこなくていいからね。
べらべらと喋ってないでさ、
早く地獄に行って くれないかな。
君には喋る権利無いよ」
僕は上弦の弐を見下ろしながら言った。
僕はこの上弦の弐に腹が立ちすぎて
ついこんな事を 言ってしまった。
正直、僕の怪我なんか どうでもよかったし
僕の怪我より兄さんの方が心配だった。
この鬼を早く倒さないとって気持ちで
頭がいっぱいだった。
兄さんと炭治郎は
僕がガチギレしている姿を見て、
引いているようにも見えたし
怖がっているようにも見えた。
でも兄さんを 守れればそれで良かった。
鬼を倒して僕はやっと 疲労を感じると、
ふらふらして倒れた。でも、
誰かが僕のことを支えてくれた。
何度も無一郎!!と言っている
声が聞こえるが、それが誰なのか
わからなかった。
頭があまりはっきりしなくて、
僕はそのまま寝てしまった
目を開けると、そこは蝶屋敷の
ベッドだった。
そのまま飛び起きると肺に痛みを感じた。
「うっ…、痛い…」
僕が肺ら辺に胸を当てながら
そんなことを呟いていると、
隣で寝ている兄さんが起きてきた。
「兄さん…!兄さんは怪我ない…!?」
「俺は打撲とちょっとだけ深い傷だけ
だから大丈夫だ…。
それより、 お前の傷の方がやばいだろ。
肺も切られてたし木に思いっきり
ぶつかってたし。無理するなよ…!」
兄さんは泣きそうな顔で僕を
抱きしめた。
「……お前は頑張りすぎなんだ。
自分をもう少し優先しろ」
「だっ…だって、兄さんがまた
死んだら僕、もうどうしたらいいのか
分からなかったから…」
僕は涙目になりながら兄さんを
抱きしめる。
「……お前が生きててよかった」
「…うんっ、!!」
僕は嬉しい気持ちになった。
でも、ひとつ疑問があったため
兄に質問した。
「……あれ、そういえば、僕たちまだ
現実世界に戻ってないけど…」
「あと30分で戻るだろうって胡蝶さんが
言ってた。」
「そうなの!?あともう少しだね…。
炭治郎にお礼、言いたかったなぁ。」
「……そうだな。
あいつがいなかったら、俺たち
死んでたかもしれないし。」
「ちょっと、そんな事言わないでよ…!」
「……悪い」
僕達はそんな会話を交わしていると、
あっという間に 30分たってしまった。
僕達は胡蝶さんの言う通り、30分後、
現代 に 戻った。
現代で目が覚めるとそこは
病院のベッドだった。
胡蝶さんの考えがどうやら
的中していたようで、僕達は
原因不明の永遠睡眠に陥ってたらしい。
胡蝶さんは本当にすごい人だ…。
全てが当たっている。
僕達はなんと、前世に2ヶ月半しか
いなかったのに 現代の世界では
半年以上目を覚まさなかった事が
分かった。
病院の人になんで僕達は助かったのか
聞くと、どうやら
通りすがりの人に僕たち2人倒れている
所を発見してくれて、すぐに病院に連絡
してくれたのだと言う。
少しでも病院に連絡する速度が遅れていたら
僕達はもう助からなかったと病院の先生が
言っていた。
命が助かるだけでも奇跡だったのに、
目を覚ますこともまたもやすごく奇跡
だと病院の人は驚いていた。
兄さんと僕は1週間後に退院し、
また現代の暮らしへと戻った。
「……あー、、疲れた…兄さん、僕もう
前世での暮らしはしばらくもういいや」
「…あんなところでお前ずっと
暮らしてたのか、、。恐ろしいな」
「うん…僕も今そう思ってる、
この現代の楽さに今すごく感謝
しているよ。炭治郎達が無惨を
一生懸命倒してくれたおかげで
こんなに平和に暮らせてる」
「……とにかく何はともあれ、
戻ってこれてよかったな。」
「…そうだね、!後、兄さん。
もう二度と女の人と帰らないでよね!
またあんなことがあるかもしれないし」
「……言われなくても帰らない。
もうトラウマだし」
「……まあ、トラウマにならない方が
おかしいしね笑
あとたまには兄さん僕に
ふろふき大根作ってよ!また食べたい!!」
「…勉強頑張ってたらな」
「それのなら僕勉強頑張るよ!!!」
そんな何気ない会話を交わしながら、僕達は
今の平和な暮らしに感謝した。
続く
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