テラーノベル
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夜風に当たりながら
頬を濡らす涙を拭われる感覚 、
ふと 、 甘い蜂蜜のような匂いが鼻をくすぐり
顔を上げると 、
💙ホスト 、くらぶ 、
繁華街でもないのにこんな所にあるんだな
俺は学生 、といっても高校2年 、あと少しで成人 といっても過言ではない
もちろん、ホストなんて行ったのがバレたら
停学どころじゃ済まないだろう
💙 、入っちゃった …..
ダメだと分かっているのに 、
好奇心 、いや本能が奮い立たされたみたいな変な感じ 、
すぐ出れば大丈夫だろう
それにこの塩顔のおかげで大学生と間違われたこともある 、身なりも黒のスエットに無地のTシャツ 、紺色のパーカーを羽織っているため学生だということがバレにくい
昔っからこーゆう悪ガキ?のような
根っからの不良だったしな
店はこじんまりとした感じで
客は俺含め大勢居たが 、次々と個室へと姿を消していく 、特に指名 、いや
来た意味もないので何かお菓子でも貰って帰ろうと 、ブラブラ歩き回っていると
💛 、、ここは未成年、まして学生は立ち入り禁止だぞ?
唸り声のようなドスの効いた声に
思わずビクッとなるが 、
💙ぁ、いや〜 …お腹 、空いちゃったから、何か食べたいなー、、って
見苦しいほどの下手な言い訳 、いや
事実でもあるか 、
💛 、だとしても飲食店ならこの時間やってるぞ?どこの高校だ?
問答無用で俺の言葉に耳も貸さず 、、
問い詰めて
💙 、い、いや 、、その 、すぐ出てくんで
、、高校に連絡だけは、、
💛大人は子供を守る義務があるからな、それくらい報告する 、、と言いけど 、、、
俺の言うこと聞いてくれるなら内緒にしてあげてもいいけど?
💙聞く 、、聞くんで 、
こうして俺とホスト
物語の幕開けだ
コメント
2件
なんだか、面白くなりそうな予感❤️❤️❤️