ご本人様には、全く持って御関係がございません。
私の勝手な妄想、二次創作だということを
ご理解頂けると幸いです
____________________
プルルルルッ……
着信音と共に鳴り響く蝉の声。
今はもう8月。腹が立つ程に太陽が顔を出している。いわゆる、猛暑と言うものだろうか。
そして俺はそんな暑さを凌ぐために、電気代を惜しまずに冷房を付けている。
そんな中、着信音は大親友のshaからだった。
「どうしたん??」
スマートフォンを手に取って、電話に出る為、応答と書かれた緑を押した。
「 もしもしー?zm? あのさ!」
此方の返答の隙も与えることなく話を始める彼に正直言って呆れつつも、何ー?と返事をしてやった。やっぱり俺って優しい。
「面白いもん見つけてもーた…」
電話越しでも分かった。何か企んでいるな、と。
「 俺になんかさせる気やろ!! 」
彼の話し声を遮るように威張ってそういった。
「 まあまあええやん。あのさ、魔法の手錠って興味あらへん? 」
「 なんやそれ。 」
電話越しにはしゃぐ彼は、魔法の手錠、そういった。いや、は?という感情で沢山だったが何やら面白そうだったので話を聞く事にした。
「 好きな人、と1日手錠をつけて過ごすと結ばれるらしいで?? 」
「 うーん……?? 」
想像のつかなかった俺は頭上に疑問符を浮かべつつもっと詳しく教えてと彼に問いた。
「 えっと、つまりな?rbrと24時間この手錠を付けて生活するとラブラブちゅっちゅっカップルになれますよーってやつ! 」
「 そもそもrbrと付き合うことなんか望んでないんやけど?? 」
そんな事を言っても彼には届かなく、強制的にやる事になった。
次の日┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺はshaから手錠を受け取ったその足でrbrの家に向かった。ただ足を動かす意味もよく分からなかったが、まぁいいだろう。
正直、「は?なんで俺とやねん。shaとやっとけや」とか言われる自信しかない。深呼吸をして、インターホンを鳴らした。
「 はぁい…? 」
まだ起きたばかりな様で、ダボッとしたパジャマを着ていた。それもそのはず、今の時刻は朝6時30分。大分早かったみたいや。目を擦りながらzm?と少し間を開けて問い掛けてきた。事情を話すと眠そうに柔らかな声を出して俺を家に入れてくれた。
家に入るとソファに強制的に座らせられ、コーヒーを出された。気使わんでもええのに、と小声で呟いたが気づかれることもない。
「 んあー、なに、 」
そう問いかけるrbrに申し訳なさを感じつつも、少し間を開けて話し始めた。
「あのさ、24時間これ付けて過ごしてみいひん?」
おどおどしたの声が戻ることなく言葉を発した。すこし首を傾けて、手錠を机のうえに出した。
「…これ付けて俺になんの利点があるん?両手塞がるだけやない?」
どうやらひとりで付けると勘違いしたようだ
「いや、その、俺とつけるやつで、」
理由、事情を事細かに伝えた。
rbrは終始嫌そうな顔をして聞いていた。
「なんで俺なん?shaとやっとけよ」
やっぱり予想通りだ。こういわれるだろうな、とそう思っていた。
「 いやあ、その、rbrがええねん… 」
やらないとshaにおこられるだろう、そう予知して咄嗟に嘘をついた。
「はあ?……まあ、ならやってやらんことも、ないけど。」
「え?」
_______________
つ づ く
コメント
2件