テラーノベル
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「滉斗っ!」
「ん〜?」
「どっちの手〜に入ってるか!」
「何が?」
「秘密っ!」
「じゃあ右っ。」
「え〜。右は!飴ちゃんでした!」
「左は?」
「婚約指輪でした!」
「は!?」
「もお滉斗〜左ひいてよね〜。」
あぁ間違えた!左選べば涼ちゃんと結婚できたのに。クソッめちゃくちゃ悔しいっ!
「滉斗っ!明日暇っ?」
「暇だけど?」
「明日ピシッと決めてきてくれない?」
「何を?」
「洋服!」
「ん、まぁいいか。」
ドレスコードのお店に行くのか?
前言ってたお店かなぁ。楽しみだなぁ。
ヤベッ寝過ごしたッ!
今何時……。あと1時間しかないじゃん!
ピシっと……。ん〜どれだろう。
このジャケットとかいいよなぁ。
あ!このイヤリングとネックレス涼ちゃんに貰ったやつだ!これ付けてこ〜
ん〜やっぱり暗めの黄色のネクタイかなぁ
髪の毛どうしよ……。
あ!この前涼ちゃんが好きって言ってたのにしようかなっ!熱ッ!もう少し巻こうかな。ん!いい感じ〜。よしっ
行ってきます!
キラキラキラキラ……
高そう。僕の普段の服より。
えっ?涼ちゃんってこんなタイプだったっけ。
「あっ!滉斗っ!こっちこっち。」
「あ。うん!」
「涼ちゃんココ……。」
「ん?……笑」
「もうっ!緊張しちゃって笑」
「だってキラキラしてるんだもん。」
「女の子と何回も行ったことあるでしょ笑」
「それとこれはちがうっ!」
「藤澤様本日はありがとうございます。ただいま予約されたものをお持ちします。」
「すいませんありがとうございます。」
「涼ちゃん……予約までしたの……」
「まぁまぁ」
わぁ美味しそうなお肉っ。それに赤ワインっ
キャビアって初めて食べたわこれトリュフ?
ムニエルじゃん大好き〜。
「ご馳走様でした。」
「お下げいたしますが宜しいですか?」
「お願いします。」
カチッ
「停電?」
「滉斗っ。」
ピカッ、
「僕と、結婚してくださいっ!」
「っ……。涼ちゃん。」
「滉斗っ!」
「嬉しいっ。でも僕でいいの?」
「僕の人生は君だけでいいよ。」
「っ!……不束者ですがよろしくお願いします!」
「愛してる……滉斗っ!」
僕はもう一度
人生のスタートラインに立ったらしい。
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