空が先ほどよりも暗くなってきて、星が見え始める。
いよいよ、空腹と喉の渇きもあって不安もピークに達してきた。
すると、山田が突然立ち上がった。
「花梨、ちょっと待ってろ!俺が、戻る道探してきてやる」
「 は!?何言ってるの!?暗くなってきてるのに、今移動するのは絶対ダメだよ!」
「 いや、行かせてくれ!」
「 ダメだって!」
山田と言い争いをしていると、木の向こうから一瞬光が見えた。
「山田!ちょっと待って!今、何か光った!」
「え?」
チラチラと見えていた光は大きくなってくる。
「 小日向ー!山田―!!」
光の方から声が聞こえる。
東雲先生の声だ!
急いで光の方向へ走って行った。
「 先生ッ!」
走って行くと、東雲先生と他の引率の先生とキャンプ場の人達一緒で探しに来てくれたようだった。
東雲先生の姿を見ると、私は先生の腕に掴まった。
先生の腕****************
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