痛い
呼吸が荒くなる
息が詰まるほど、寒い夜の日
肌を突き刺す凍りついた風
早歩きのつもりが、気づけば僕は走り出していた
走らずにはいれない
だって
あなたが待っているだろうから
古びた鳥居の下で
今日もあなたは立っている
「やあ、少年。待ちくたびれたよ」
こちらに微笑み、話しかけて来る
あぁ、今日もあるんだ
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