テラーノベル
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たくさんの♡ありがとうございます🙏
今日で毎日投稿最後となりました!
いやぁ、大変だった、、
てなわけで、最終話です!!
どぞ
「席替えするぞー」
その一言で、教室がざわつく。
「マジかよー」
「やだな今の席」
あちこちから声が上がる。
俺は、少しだけ手を止めた。
(……もうそんな時期か)
黒板に、新しい座席表が貼られる。
みんなが前に集まっていく中、
俺もゆっくり立ち上がる。
特別なことは、何もないはずなのに。
少しだけ、変な感じがした。
人混みの中で、自分の名前を探す。
視線を滑らせて、見つける。
その隣に――
一瞬だけ、間が空く。
(……あー)
小さく息を吐く。
悪くない。
むしろ――
「どうだった」
後ろから声がする。
振り向くと、いるまが立っていた。
「席」
「あー」
軽く笑う。
「まあ、ぼちぼち」
「……適当だな」
「今さらだろ」
そう返すと、少しだけ口元が緩む。
前より、ちゃんとわかる。
こういう小さい変化。
「で、お前は?」
「……普通」
それも、前と同じようで、少し違う。
少なくとも、“どうでもいい”って言い方じゃない。
それだけで、十分だった。
チャイムが鳴って、
みんなが席に戻る。
俺も、自分の新しい席に向かう。
カバンを置いて、椅子に座る。
周りを見渡す。
知らないやつはいないはずなのに、
少しだけ新鮮に見える。
ふと、後ろを見る。
いるまは、窓側の席に座っていた。
前より少しだけ、真ん中に近い位置。
前ほど孤立してない。
誰かと話してるわけじゃないけど、
完全に一人でもない感じ。
(……まあ、いいじゃん)
前を向く。
新しい隣のやつが、軽く声をかけてくる。
「よろしく」
「ああ、よろしく」
nono.@
2,020
とかる🫧🐾
188
える@投稿頻度かなり遅め
11,166
自然に返す。
――ふと、思う。
あのとき。
あの席替えがなかったら、
たぶん、何も変わってなかった。
俺も、
いるまも、
このクラスも。
全部、少しずつだけど。
ちゃんと変わった。
休み時間。
後ろから、声がする。
「おい」
振り向く。
いるまだった。
「英語、教えろ」
相変わらずの言い方。
思わず笑う。
「まだ言ってんのかよ」
「うるせぇ」
短いやり取り。
でも、それがちょうどいい。
「放課後、いいか」
「いいけど」
少しだけ間があって、
「……サンキュ」
今度は、ちゃんと聞こえる声だった。
「はいはい」
軽く返す。
それくらいが、ちょうどいい。
チャイムが鳴る。
また、いつもの日常が始まる。
でも、もう前とは違う。
――席替えなんて、ただ座る場所が変わるだけだと思ってた。
でも、たぶん違う。
隣に誰が来るかで、
少しだけ、世界が変わることもある。
そしてそれは、
思ってたより悪くない。
あとがき(?)
ここまで閲覧いただきありがとうございました!
慣れない毎日投稿に振り回され、なかなか時間通りに投稿することができなかった中でもここまで見てくれてくださった方々。
ほんっとうにありがとうございます!!
たくさんの♡、💬のおかげで、私のモチベも上がりまくりでした!
また次の投稿もふらっと寄っていただけたら嬉しいです🥹
長くなりましたが、これをもって私のあとがきとさせていただきます?
とにかく!
いろいろありがとう!!!!
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