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「ほら」

「ありがと」


食べ終わると同時にお茶を手渡してくれて

ゴミも回収してくれる


ほんとできた幼馴染だよ

なんでいつまでも私に付き合ってくれるのかわからないぐらい


「それでなにがあったんだ?」

「うん…」


そこから私はここにくるまでのいきさつを話し始めた


「私さ…恋愛向いてないよね…」

「そう思わない?」

「そうだな」

「俺のこと気付かないんだから」

「え…どういう」


そこまで言うとキスで口を塞がれた


「え…なに…彼女いるでしょ…」

驚いて私は反射的に顔を逸らしてしまった


「今はいねぇよ」

「顔逸らすな」

そういって私の顔を彼の方へと向けさせた

幼馴染と付き合うまで

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