あれからあいつは復活して普通に学校に来ていた
別に仲がいい訳でもないので声はかけに行かない… と思っていたが
最近やけに視線を感じる
しかも超情熱的な
もう誰が俺のことを見ているかなんて一目瞭然
あのくそイケメンくんだ。
もうほんとにやめて欲しい
最近やけに女子に話しかけられるなと思っていたら
大体あいつの話題だったから不審に思ってたんだよ
流石に女子に話しかけられるのも視線を感じるのも嫌だ から今日の放課後辞めてもらうように言って来ようと思 う。
呼び出すの嫌だなぁ〜
どーせ女子に目付けられるし
てかあいつが俺の事を見てる時点で女子に目付けられて るっぽいし
俺が呼び出したなんて知られたらどーなるか…
なんで俺がこんな思いしなくちゃなんねーんだよ!!
とりあえず呼び出す場所は誰もいないところの方がいい よな…
よし…行こう
吉田仁人「おい。放課後体育館倉庫に来てくれない か?」
男子生徒「え??勇人告白されんじゃねー?ww」
あ、こいつはやとって言うんだ…これまでずっとゆうと だと思ってたわ…
まじ話聞いて無さすぎ
吉田仁人「そんなんじゃねぇって…とりあえず来いよ な」
男子生徒2「ひゃいくん照れ隠ししちゃってー!w」
あーもうほんとうざいな
だから陽キャは嫌なんだよ。すぐにばかにしてくるだ ろ?
どーせ。佐野勇斗も同じなんだろう。
佐野勇斗『お前ら茶化しすぎ。そんなんじゃないだろ どう考えても。』
男子生徒「勇人がちょっと怒った!w」
男子生徒2「何そんなにムキになってんだよw!」
佐野勇斗『お前らずっと思ってたけどそういうのやめ た方がいいよ』
おぉ、あいつめっちゃまともじゃん
流石にあいつらも学校1のイケメンに正論ぶちかまされた ら諦めるだろ
ざまぁみろ!!
でもあいつらちょっと雰囲気悪くなってるな…
なんか罪悪感やば
ま、いいや
〜放課後〜
〜体育館倉庫〜
佐野勇斗『遅れてごめん!』
イケメンはめちゃくちゃ走ってきたっぽい
多分放課後に女子に付け回されているんだろう
イケメンも大変なんだな
吉田仁人「別にいいよ。そんな待ってないし」
佐野勇斗『なんかカップルみたいな会話だったねw』
吉田仁人「は、はぁ?!何言ってんだよ」
佐野勇斗『ごめんごめんw…で急にこんな呼び出してど ーしたの?もしかしてほんとに告白?」
吉田仁人「なわけねーだろ!!」
佐野勇斗『なぁんだ〜…ほんとにちょっと期待したの に。』
吉田仁人「悪ふざけは程々にして本題に入るぞ
お前最近ずっと俺の事見てるだろ?しかも普通に見てる 感じじゃなくて」
佐野勇斗『あれ?!ばれちゃってた??結構隠れてみて るつもりだったんだけどなぁ…』
吉田仁人「ばればれだっつーの!噂にもなってるんだ ぞ?!知らないのか?」
佐野勇斗『そ、そうなの?!知らなかった…』
吉田仁人「…で俺そういう注目されるのとかほんとに嫌 だから俺の事見てくるのやめてくんね?って言いたく て呼び出した。」
佐野勇斗『うん。嫌。見るのはやめないよ?』
吉田仁人「うんうん…辞めてくれるのか…って!なんで 嫌なんだよ?!」
佐野勇斗『だって俺じんとの事好きだし』
……は?
今こいつなんて言った?
俺の事が好き?
いやいやいやありえんな
やっぱりあいつらと一緒で陽キャの悪ノリだろう
こうやって言ってあとでネタにする気だ
吉田仁人「どーせ他の奴らと話す時にネタにしようっ て魂胆だろ?」
佐野勇斗『…』
吉田仁人「返事しないって事は図星なんだろ?俺そうい うの分かっちゃうから昔よくいじめられてやられ… んむっ!?」
一瞬何が起きたのか分からなかった
俺はあいつに今キスされているらしい
しかもめちゃくちゃ濃厚なやつ
吉田仁人「ん…ちょ…はぁ…息でき…」
俺は力も抜けてもう佐野勇斗に支えられてる状態
ちょっとの力を振り絞って背中をどんどんと力弱く叩い た
吉田仁人「おまぇ…急になんなんだよ!!」
佐野勇斗『ごめん。でも俺が本気なのわかった?』
吉田仁人「分かったから…キスはやめろ!」//
気持ちが本気なのを伝えるのにディープなキスはないだ ろ。せめてキスにしろよ
しかも俺に関してはファーストキス
生涯誰にも奪われる事はないと思っていた
佐野勇斗『俺、本気だから』
それだけ言って佐野勇斗は逃げるように走って行ってし まった
またまたこんにちは。えなです
なんか途中からどういう感じの話にすればいいか わかんなくなってこんな急展開になってます…
すみません(;_;)
この話の終わり考えてないので長くなっちゃうと思いま す…
まあ…次も楽しみにしてくれる方がいたら嬉しいです!
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