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pnさんの大事に隠しといたアレが見つかる話です。
今回読みづらいとこあるかもしれませんが、頑張って読んでください。気合いです。
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「配信終わった〜?」
「うん!丁度いま終わったとこ。何か用だった?」
まるでタイミングを見計らっていたように聞いてきたこの男は、突然俺の家に訪ねてきていた。
配信をしようと思ってたところなうえ、今日は撮影もあるというのに。追い出そうとはしたけど、何故だかいつもよりしつこく居座ってたので、諦めて置いとくことにしていた。
なんだか楽しそうな声色だが、何かあったのだろうか?
「ねぇ、これってさぁ…?」
ニヤニヤとしながら背中から本を取り出したと思ったら…
「えっ!?ちょっと待って、なんでそれ持ってんの!?」
「この前ここ来たとき、そういえばどこ隠してんのかな〜って思って…見つけてみた!」
「見つけてみた!じゃないから!お前ほんと…最悪!返せ!」
「あぁ良いよ?もう返す。中身見たし。お前こういうの好きだったんだね。」
「オワッタ…。」
もしかしてそれで今日駄々こねって居座ったのか?俺が忙しいことを知って…。最悪だ。言わなきゃ良かった。なんて悶々としていると、本を手渡してくると同時に、手首をも掴んできた。
「えっ何?」
「この本見たけどさぁ、お前、これで最後まで抜けてなくない?」
「な、なんで分かんの…」
「だって別にお前それほど綺麗好きって訳でもないでしょ?なのに本にシミ一つもないから。」
くだらない推理に頭を使いやがって、なんで俺はこんなに詰められているのだろうか。
「俺がしてあげようか?」
「…は? え、いやいや待って!今日撮影あるって言ったじゃん!もうすぐだよ!」
「別に良いやん。抜くだけだし。」
「いやだ!ていうか、それよりお前…う、上手いからやだ。」
「えっ!そんなこと思ってたの!?」
しまった。焦って余計なことを言った。目を輝かせて嬉しそうに聞いてくる。
「いやなんでもない!」
「そんなこと言われたら余計じゃん。」
「ま、待って、ストップ!」
「いーや待たない。」
俺が制止しても全く意味はなく、口付けをしながら器用にベルトを外してくる。
「ん…っふ、ぁ」
「ふふ、ストップって言ってたくせにノリノリじゃん。」
「う、うるさい。抵抗しても無駄だって分かってるだけだから!」
「物分かりが良いのは良いことだよ。」
「ぁっ♡ 急に触んな…!」
「可愛い声出しちゃって。触っただけなのにね? ほら、もっと声出してよ。」
「んぅ♡っふ、〜っ♡」
「こら声抑えないの。出してって言ってるでしょ。」
「ッあ”♡ そこっ♡やだぁ♡」
「ぅ、♡ 待って!♡も、むりっ♡」
「手ぇ離して♡ッあ♡」
「手離したらイけないでしょ?」
「ぁっあ”っ♡〜ッん”ぅっ♡♡」
「もうイっちゃった。はぁ、撮影じゃなきゃなぁ…。」
「疲れた…。」
「そんなんじゃへばんないでしょ?いつもだったら続きしてんのに。」
「疲れるもんは疲れるの!…撮影あって助かった。」
「へぇ〜?そんなこと言うんだ?次覚えてろよ。」
また余計なことを言ってしまった!これは次まで本当に覚えてるパターンだ。
「…あっしにがみから連絡来た!じゃあ撮影始めるから!ほら出てって!」
「そうだ、待ってぺいんと。」
「なに__んむっ!?」
「んっ、ふ…おい!撮影だって言ってるやん!」
「ふは、ごめんごめん。もう出てくから。」
そう言ったらっだぁの顔はなんとも憎たらしい満足そうな様子だった。