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💜「――ん、んん…。」
ガバッ!
⁉どこ⁉ここ!
💜「え?まって、え?」
💗「あ、初兎ちゃん起きた?」
💜「ないちゃん⁉」
💎「初兎ちゃーん!」
ギュッ
💜「へっ?」
❤「しょにだおはよ〜。りうらずっと待ってたんだからね、しょにだが起きるの。」
💜「え…、あ、ごめん。」
💛「起きた?」
💜「悠くん…、」
💙「しょにだ起きたぁーーーーーーーっ⁉第2ラウンドヤろーーーーーーーーっ!!!!」
💜「だ、だいにらうんど…?なにやるの?」
💛「あれ、もしかしてだけど覚えてへん?学校のこと。」
💜「がっこー…?……?―――っあっ!!プシュー⁄(⁄ ⁄-⁄ω⁄-⁄ ⁄)⁄」
💛「思い出した?」
💎「初兎ちゃんすぐ寝ちゃったから、僕最後までイけなかったんだよ⁉」
💙「はっ、しょにだの寝顔で行ったくせに。」
💎「は⁉それは初兎ちゃんが可愛いからで――、」
💙「あー、はいはいそうですねーー。」
❤「…ねぇ、しょにだ。」
💜「何?」
❤「しょにだってさ…、Ω…だよね?」
💜「――っ。」
❤「なんで、Ωって、隠してるの?」
💜「そ、れは…、」
💙「…嫌やったら、無理に話さなくてもええよ。」
💛「ただ、俺ら二人は初兎がΩなことは知ってたんよ、教師やから。」
💙「一応、生徒全員の個人情報持ってるからね。」
💗「初兎ちゃん、俺らにできることなら、なんでもする。なにかあったの?」
💎「初兎ちゃん…。」
💜「あんな、俺、親が、ひどくって、さ…。」
💎それから初兎ちゃんは、今までのことをすべて話してくれた。親がひどかったことも。姉がひどかったことも。Ωだとバレるたびに転校して、隠し続けていたことも。すべて。
❤「ひどい…。」
💎初兎ちゃんは、話してる途中で何度も泣いた。それほど辛かったんだ。
💜「だから、―――だからな、今、こうやって安心してみんなに話せるのが、めっちゃ嬉しい。」
❤「しょにだ…。」
💛「初兎…。」
💜「俺がΩだって、バラしたかったらばらしてもええよ、そしたらまた、…転校するだけやから。」
💙「また…って。」
💜「ええの。もう、恒例作業みたいなもんやから。」
💗「ねぇ初兎ちゃん。俺らはね。ばらす気はないよ。」
💜「え…?」
💎「でもね、初兎ちゃん。僕――、僕達ね、全員、初兎ちゃんのことが好きなの。」
💙「番になりたい。」
💜「ぅえ…?」
💗「まぁいきなり言ったらそうなると思うんだけどね、ホントなんだよ。」
💛「会ったときにブワッってきたんよ、これが一目惚れなんやなって思った。」
❤「だからね、しょにだ…」