テラーノベル
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#恐怖
つかであきひろ
815
「夜に走って」作曲 flower
僕は走って行く
いつでも君の元へ
いつだって君を想っている
君が眠れなかったら
僕のこのバイク音を聞いてくれ
夜の明かり輝くこの街と
一緒に走って君が眠れるように
応援するから
いつだって君を守ってあげるから
僕は走って行く
いつでも君の元へ
いつだって君を想っている
夜の明かり輝くこの街と一緒に走っている僕を君が眠くなるまで見ていて
「第一章」
❀「銀座通りのライダー」❀
根本 高峰 蓮華グループ。バイク走らせる時は、いつも黒い服を着ている。朝も昼も夜も大抵走ってる方が多い。
深山 裕史 地元でも名の知れた暴走族「蓮華」のグループのリーダー格。目をつけられたら怖い存在。
真木 彪牙 深山のダチ
矢吹 隼人 根本高峰の親友
山田 美香 蓮華グループの仲間の一人。絵奈と家が近いところに住んでいる。いつも笑っている。
黒田 絵奈 ある日、歩道で走るライダーを見かける。なにか言いたげに走るライダーを不思議に思ってしまう。
『銀座通りのライダー』
「黒い帽子の女」
土曜日の夜、ネオンや街灯が路面を静かに照らす銀座通り。
昼間の賑わいが落ち着き、少し静けさを取り戻したストリートを、
一台の重厚なバイクが低い排気音を響かせながらゆっくりと走っていました。
ライダーは、銀座通りを走っていると、
その時、歩道にあるお洒落なショップのドアの前に、一人の黒い帽子の女性が立ち止まっているのが見えました。
ライダーは、なぜか女性にむかって『ば!‥‥ばっ!』と言いかけました。
(場を離れろ女‥‥)
彼女は、銀座通りを走り去っているバイクを後ろからじっと見つめています。
(‥‥ん?‥‥なんであの女はこっちを見てるんだ)
ライダーの頭の中に、小さな疑問が浮かびます。
ライダーが走り去った後、『あのショップの前に、彼女はまだいるだろうか‥‥あの女はなぜ俺を見ていたんだ‥‥?』
もう一度、銀座通りを引き返してみようか。
ライダーは、スピードを緩め、次の交差点でUターンするタイミングを計り始めました。
一方、
女性は「ば、ば?‥‥え!?何‥今のライダー‥‥‥‥‥‥なんだ今のバイク‥」
「国道6号を走る僕」作曲flower
悲しい時
つらい時があった時も
僕はバイクを走らせていた
不器用にヘルメットをさすり
いつもの道を走る僕
国道6号を走る僕の横顔を
君はつぶらな目で見ていた
今日も会えるかな
会えたらまた真っ直ぐ前を見て
走る僕の姿を見ていてほしい
コメント
1件
「銀座通りのすれ違い」……たった一言のタイトルと本文だけなのに、もうそこに誰かの視線や感情の匂いが詰まっている気がします✨ すれ違ったのはどんな人だったんだろう。その一瞬に恋が生まれたのか、それとも忘れられない別れだったのか。読む人に無限の想像をゆだねる、とても繊細で詩的な始まり方ですね。flowerさんの世界観、続きが読みたくなりました🤍