テラーノベル
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断言しよう。私は『面白い』と。
そして、かなりうるさい。
よく言われる。『語彙力がある』と。
ただ周りの人が使わないような、変わった言葉や昔の言葉を知っているだけなのに。
『いつも面白おかしい発表ができる』と。
根は暗いのに。ただの醜い自己満なのに。
『ほんと尊敬する!』と。
世の中、私より語彙力のあって、私より面白くて、私より”すごい”人物はたくさんいるのに。
『文才がある!』と。
それはその人が他の文章を、より優れた文章を見たことがないだけだろう。
『唯一無二!』と。
ただ埋もれたくない。忘れられたくないという一種の承認欲求なのに。
ああ、どうして私はこんなにも偏屈なのだろう。
『有言実行できるよね!』と。
注意を引いて周りから見て欲しい子供と何ら変わらないのに。
『私なんて全然で…だからすごいと思う!』と。
人には人の良さがある。理解しているはずなのに。どうして自分ごとになるとわからないのだろう。
今日も、私の中の私は
たまらなく、うるさい。
コメント
3件
読み終えました。この“褒められるたびに内心で反駁する”構造、すごく好きです。「周りが使わない言葉を知ってるだけ」「埋もれたくないだけ」って自己分析がもう、痛いくらい正直で。外部評価と内面の乖離がこれほど鮮やかに描かれると、むしろ語り手の誠実さが伝わってきます。この歪さを抱えたままどう動くのか、続きが気になりますね。
#息抜き
えれめんたる
48
#実際の人物には関係ありません
#短編
えれめんたる
25