テラーノベル
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※社会人×大学生パロ
夜中にふと喉が渇いて目が覚めた。
ヒリつく喉とまだ少し痛む腰。
「っ、ぃっ〜…」
隣では深い眠りについてるクロノアさん。
ほんの数刻前まで乱され、わけが分からなくなるくらいまで追い詰められた。
「…ぃて、」
近くに置いていたぬるくなったペットボトルの水を飲む。
喘ぎすぎてヒリヒリする喉にぬるさが丁度いい。
「(こんな穏やかな顔して寝てる人が、あんな獣みたいなカオすんだもん…。クロノアさんも”雄”なんだよな)」
捕食者みたいに細くなる瞳孔に見下ろされたら獲物である俺は逃げることができない。
普段の優しい声が、この時だけ欲を孕んだ低く掠れた声に変わる。
そんな声で甘く囁かれたら頭の中はクロノアさんでいっぱいになってしまう。
「、…」
めしょ、とペットボトルが音を立て、慌てて蓋を閉め置いた。
情事を思い出して顔にじわりと熱が集まる。
それに伴って疼く下腹部。
「……」
ぺたんこになってるお腹を撫でながらココにクロノアさんのモノを受け入れていたこと。
揺さぶられて、1番奥を突かれて、弱い場所を擦られ。
気持ちいいとこを抉られた。
バカになりそうな動きに、上がりそうになる嬌声を手で塞いでいたら唸るような声で囁かれた。
声抑えんな、って。
粗暴な口調にきゅっと心臓が跳ね、塞ぐのに使っていた手はベッドに縫い付けられ聞かせたくもない俺の声をクロノアさんに聞かせてしまった。
あられもない情けない姿に、はしたない表情を見せれるのはこの人だけなんだろうなと思う。
「…ぅ」
あんなにもシてもらったのに、身体が熱を帯び出した。
「(足りない…)」
でも、どうする?
寝てるクロノアさんを起こして、足りないです、なんて恥ずかしくて言えないし。
しかも、もっと強く乱暴にして欲しいなんて口が裂けても言えない。
「……」
こんなこと同意じゃないから強姦と一緒だ。
でも、お腹のナカが寂しくて切なく疼いていて、早くわけが分からなくなる熱で埋めて欲しい。
「…ごめんなさいッ」
クロノアさんにかかる布団をそっと捲る。
「ん、…」
肌寒さに眉を顰められたけど起きる気配はない。
ドクドクと心臓が脈打つ。
悪いことをしている、バレた時に怒られるかもという背徳感に興奮している。
そっとクロノアさんのスウェットとボクサーパンツを下ろした。
当然、反応してるわけもなく。
勃ってなくても大きいソレにこくりと喉が鳴った。
「ン、む…っ」
されたことはあっても、したことはあんまりない。
クロノアさんは俺が気持ち良くなってくれたら嬉しいと言って強要したいわけじゃないって言ってた。
俺だってクロノアさんのこと気持ち良くしてあげたいのに、と言い淀めば俺はトラゾーのナカで気持ち良くさせてもらってるからと爆弾発言をされたのは記憶に新しい。
「は…ぁッ、んぅ…」
口に含んで両手を使って上下に擦る。
舌先で先っぽを舐めてみたり、根本をぢゅと吸ったりした。
クロノアさんがしてくれてるのを見様見真似で。
あとはそういう動画を見ながら練習したのを活用して。
「ふ、ッ!ンん…っ」
「ッ、ぅ…」
微かに洩れ出る掠れた声。
起こしたかと思ったけど、深く眠ってるようで起きてくる様子はない。
「ぅ…む゛っ」
頑張って喉奥まで咥え込んでみても入りきらない。
「は、ふっ…ぅ、ンンっ!」
歯を立てないよう舌を使っていくうちに反応してくれていたクロノアさんのがどんどん硬くなって勃っていく。
「ゔっ、んんッ!」
「く、っ…ぅ、」
ちらっと見上げると眉を顰めて何かを堪える姿が目に入った。
「(色気、やば…ッ)」
「ぷ、は…ッぁ…」
勃ち上がったクロノアさんのを見て、挿れて欲しいって後ろが疼いてナカがきゅんと切なくなる。
「クロノアさん、ごめんなさい…っ♡」
自分のスウェットとかを挿れれるくらいずらした。
クロノアさんの先端から溢れる先走りを指に取りまだ少し柔らかいソコに挿れる。
「んンっ…♡」
起きたらどうしよ、でも、我慢できない。
静かな部屋にクロノアさんの寝息と俺の小さな喘ぎ声、ベッドの微かに軋む音とやらしい水音。
「ぁ、うッ♡」
クロノアさんの上に乗っかって発情した獣みたいに挿れてもないのに腰が揺れる。
「ん、んッ♡!はァ、ッも、ぃかな…♡⁇」
充分濡れた後ろから指を抜き、ヒクつくソコにゆっくりクロノアさんのを挿れていく。
重さをかけないようにベッドに手をついて。
「あ♡、ぁッ♡おっき…っ♡!」
クロノアさんを勝手に使って自分が気持ち良くなる為にひとり遊びしてる。
「ん、ンン〜ッッ♡!はい、ちゃったぁ…♡」
奥まで入ったクロノアさんの先端で、ソコを緩く突いた。
そのもどかしさに、気持ちいいのがお腹のナカで溜まっていく。
ホントはもっと強く突きたいけどバレたらどうなるか分からなくてできない。
「ッ♡♡」
けど、バレた時、もしかしたらもっと比じゃないくらい乱暴にしてもらえるかも、なんて期待もしてて。
ズルルルッ、と入り口まで抜いてクロノアさんの先端を抜き挿ししたり、前立腺に押し付けるようにして動いたりした。
びくびくとナカで大きくなっていくモノに嬉しくてきゅんと締め付けてしまう。
「は、ぅンッ♡!」
次第に動きも大胆になってもうちょっと深いところと思った瞬間、腰を掴まれて結腸を抜かれた。
「ぁ゛ッッ〜〜〜っ♡♡!!?」
「…なにしてんの」
寝起き且つ機嫌の悪い掠れた低い声に、きゅうとナカがすごく締まる。
「ねぇ、何勝手なことしてんの。俺のこと襲ってひとり遊びしてんじゃねぇよ」
「は゛ぁッ♡ごめ、なさッ♡♡!」
「誠意が足んねぇし、何に対する謝罪だよそれ」
「ふぁ゛あっ♡!ぉくッ、きてる、ぅ…っ♡!!」
欲しかった奥が埋められて身体が悦んでいる。
ばちゅんっ!と突き上げられて首が仰け反った。
「ちょっと?聞いてんの」
「ひゃい゛ッ♡♡!!」
「トラゾーいつからそんな淫乱になったの。俺、そんなこと教えてないけど?…誰に教わった?」
下から突き上げられ腰は押さえつけられて痛いほどの快楽に身体が仰け反り、クロノアさんの服の上に潮を吹いた。
「……あーぁ…俺の服汚してどうする気?」
「ん゛っあぁ゛♡ご、め、にゃ、ひゃぃ゛いッッ♡♡すみ゛、ま、せ、んんっ♡♡!!」
動きを止めたクロノアさんが繋がったまま起き上がって濡れた服を脱いだ。
薄く綺麗についた腹筋に、ほぅと見惚れる。
「だから、何に対する謝罪だよ」
「ひぅん゛んんっ♡!!」
「俺のこと道具扱いして、寝てるの起こしてさ……あんなにシたのに足りなかったの?」
腰を掴まれて物扱いのように上下に動かされる。
肌が更に紅潮していく。
「乱暴にされるのが好きなわけ?……はッ、変態」
「イッ、〜〜〜ッッ♡♡!!」
潮を吹いてクロノアさんのお腹を汚してしまった。
「へー、今のでイッちゃうんだ?」
雑に抜かれて雑に投げられうつ伏せにされる。
「ぅ゛、あ…っ」
「ね、トラゾー俺って優しいんだったよね?…今、どうして怒ってるか、分かる?」
冷めたような声と鋭く細められた翡翠。
温厚なクロノアさんを怒らせてしまった。
ふと我に返って自分のした行いの愚かさを猛烈に反省する。
起き上がって謝ろうにもイッたばかりの身体は起き上がることを許してくれなくて。
「ご、…ごめ、んな、さ、い…ッ」
震えて青褪めながら謝る俺を一瞥したクロノアさんがベッドから離れる。
「…うーん、なんで怒ってるか分かってないようだね」
呆れられた、幻滅された、軽蔑された。
はしたないって、寝てる人を襲うような最低な奴だって、
嫌われた。
「俺を道具扱いすんなら別に顔見なくてもいいか。俺もトラゾーのこと道具扱いするし、…道具は喋らねぇし?」
クローゼットからクロノアさんが手に取ったのは俺がプレゼントしたネクタイだった。
誕生日とバレンタインと付き合って1年記念であげた物。
バイトして買った物でクロノアさんはすごく喜んでくれた。
そして、恋人にネクタイをプレゼントする意味を嫌というほど教えられた。
だって、ネクタイピンや腕時計は高くて買えなかったから。
せめてネクタイならと思ってバイト代で買った思い出深い物たちだ。
「くろの、あさん…ッ?」
「道具は喋んな」
「んむ゛っ⁈」
動けない俺の口にネクタイを巻いて猿轡のようにして縛った。
ふっと視界が暗くなったかと思ったら目隠しまでそのネクタイでされる。
「ん゛⁈んーん゛ッッ!!」
慌てて外そうとしたら後ろ手に両手を掴まれてきつく結ばれる。
「あー…前も縛ろっかな。俺の知らない間に随分淫乱になったみたいだけど……誰に教えてもらったんだろうね?こんな誘い方」
誰にも教わってない。
自分なりにしたもので。
寝てるクロノアさんを襲って、ひとり遊びして俺が悪いからそれを謝ろうとしてもそれを赦してくれない。
「どうでもいいけど。身体に聞けば分かることだし」
何をされてるか分からなくて、ベッドが軋んだ音にびくりと肩が怯えるように跳ねる。
こんなことになるくらいならしなきゃよかった。
変な期待なんかして、怒らせて。
自分のバカさ加減に涙が滲む。
「まぁいいや。道具に聞いても喋らんし、道具は精液も潮も出したりしないし」
根本に何か巻かれてきゅっと結ばれる。
「そのネクタイたち、気に入ってるから絶対にそれ以上汚さないでね」
そんなの無理、と首を力なく横に振る。
一体どんな顔をして俺のことを見下ろしてるか分からない。
「ゔ、ぅ、っ」
怖くて震える腰を高く上げられて、抵抗もできないまま結腸まで貫かれる。
そして、それよりもっと奥にクロノアさんのモノが入ってしまった。
「───、゛____〜゛〜〜!!!??」
知らない感覚に猿轡のせいもあって声は出なかった。
吐きそうなくらい容赦なくソコを殴りつけられるように突かれる。
「そのネクタイ、トラゾーがくれた物なんだから汚すなよ」
あくまで今の俺は道具で、クロノアさんを怒らせた俺が悪くて。
涙や涎で濡れていくネクタイ。
汗や滲み出る潮なのか精液なのか分からないモノで汚れていくネクタイ。
「ッち…」
クロノアさんは舌打ちをついて乱暴に揺さぶってきた。
「あ゛ぅ゛ゔッ!!」
「これも誰かに教わったのかな?俺じゃない別の人間に」
「んぐぅ゛っ!!?」
「もしかしてバイトってそういうやつ?」
そんなわけないと全力で首を横に振る。
「道具のお前に聞いてねーよ」
ごちゅっ!と肌というより骨がぶつかるような痛みを伴う音にネクタイの中で目を見開いた。
開いたところで広がるのは暗闇で。
「ぅ、ぶ、ッ!!」
全部俺が悪い。
子供じみた興味で、自分の欲を優先した俺が。
優しく労わってくれて、俺のこと優先してくれるクロノアさんを怒らせた俺が悪いんだ。
だから、我慢しないといけない。
俺は道具で、クロノアさんに使われるだけの存在で。
張り裂けそうなくらい胸が痛くて傷付いていた。
俺が傷付くのもおかしいのに。
悪いのは俺で、クロノアさんは寝てる間に襲われた被害者だ。
強姦じみたことした俺が悪者。
喉に何かがつっかえたように苦しくて、でも道具だから嗚咽を洩らすことも許されない。
唯一の救いとして、ネクタイから匂うクロノアさんの優しい香りだった。
それに反応するのも変態くさくて、道具は感情を持っちゃダメなんだと息も止めた。
「っ、締まった?やっぱ酷い方がいいんだ」
道具としてなのか、俺として聞いてるのか。
もうどっちでもよかった。
悪者にはなんの権限もない。
道具は意思を持たない。
意識が遠退きかけるたびに息を止めてるのに気付いているクロノアさんはわざとゆっくり抜いて最奥まで殴りつけてくる。
「っ゛、ぅ゛づ!!」
ネクタイたちをぐしゃぐしゃに汚した悪い俺は、涙さえ止まってしまった。
だって道具に感情なんてないんだから。
「、っ、づ…ッ」
だったらボロボロに使って捨ててくれたらいいのに。
こんな道具なんて。
「…………、トラゾー?」
ぴたりと急に動きを止めたクロノアさんが怒った声とは打って変わって心配そうに声を潜めた。
「…、、…っ゛…」
でも顔が見えないから、まだ怒ってるかもしれない。
それに道具は喋っちゃダメだと言われたから俺は無言を貫く。
何も悪くないクロノアさんに無駄な感情持たせたらいけないから。
道具は道具らしく無でないとダメだから。
「っ、!!トラゾー!!」
パッと薄暗くぼやける視界の中、焦った顔のクロノアさんが映り込む。
ぼんやり虚ろになってる思考で、終わったのだろうかと考えていた。
口元も手首も、縛られていた全てが取り払われる。
「……、」
道具扱いが終わったのだろうか。
いや、でもあの怒りようは尋常じゃない。
優しくて穏やかで温厚な人ほど怒ると怖いというが、ホントにそうだ。
使い捨てられたようにベッドに横たわっていた無言の俺にクロノアさんが憔悴した声で話しかけてくる。
「トラゾー聞こえる⁈俺の声、分かる⁈」
どっち扱いで聞いてるのか分からなくて緩慢な動きで首を動かす。
肯とも否ともとれるように。
「(結構、強く縛られてたのか痛ぇな…)」
ネクタイで擦れてたからだと思ってハッとする。
道具は無機物だから痛みなんてない。
クロノアさんを怒らせるような真似をして、勘違いさせるようなことをしたから。
愚かな行いが、自分に返ってきただけ。
そう自己完結した。
「トラゾー…?」
でも、謝らないといけない。
悪いことしたらごめんなさいはしないといけないから。
「…くろ゛のあ゛さン、…ご、め、ん゛な、さぃ…」
止まってた涙がじわりと滲んで零れ落ちていく。
「ごめ、なさい…ご、めんなさ、いッ…ごぇん、な、さ、い…ごめ、っな、さッ…い゛……」
道具が泣いたらダメなのに。
そう思って手で顔を覆い隠す。
意思を持っちゃいけないけどこれだけは許してほしい。
泣く道具なんて存在してはいけないから。
「…………すてないで、」
息が抜けるような小さな声。
道具の声が拾われるわけないのに、溢してしまった。
「(あぁ、もうダメだ、俺は、道具としても、価値がなくなった)」
感情を吐露してしまったから。
ネクタイをプレゼントした時の嬉しそうに喜んでくれたクロノアさんが思い浮かんで、汚すなと命令されたのに守れなかった。
「は、…ははッ……なん、て、ね……、すみ、ませ…ん…」
恐ろしくて怖くて顔を覆い隠す手が退かせられない。
冷ややかな目で見下ろされていたら。
こんな道具要らない、なんて吐き捨てられたら。
そう思っていたら縛られて擦れて痛む手首を掴まれ退かされた。
「っ、ぃや、だっ…!」
力の抜け切った体じゃ振り払うことは出来なくて為す術なく顔を晒した。
「ッぁ…」
捨てられる。
ぼろぼろと止まらない涙。
いなくなりたいと思った時、ぎゅっとクロノアさんに抱き締められた。
「ごめ、ん、な、さい…も、う、ゆる、…して、くだ、さ…い…」
道具としても使えない俺が許しを乞うてどうするというのだ。
「ごめん、トラゾー…やりすぎたよね…」
骨が軋むくらい抱き締められて息が詰まる。
「⁇……、どう、して、クロノアさんが、謝るん、ですか…?、俺が、全部、わる、いのに…道具としても、使え、ない、お、れが…」
「違うっ!!」
聞き慣れないクロノアさんの大きな声に肩が跳ねる。
どうしようまた怒らせた。
「ぁ…ご、めなさ…勝手、に、喋って…」
クロノアさんに抱き締められながらガタガタ震えていた。
「っ!、違うんだよ、トラゾーは何も悪くない。俺が勝手に嫉妬して、勘違いだって気付いたのにそのまま…ッ」
「っ…で、も、…俺は、寝てる、あな、たに…悪い、ことを、して、怒、らせた…」
ひとり遊びの道具に使ったのは事実だ。
「…ひとり遊びするくらいなら、起こしてくれたらよかったんだよ」
押し殺したような声。
でも、悪いことをしたのは俺だ。
「道具、の、俺は…クロノアさんに、意見する、権利ない、ですから…」
「、!!」
全く緩まない力にどうにか離してもらおうと身じろぐ。
「す、てて、ください…俺のこと、なんて…」
ぐしゃぐしゃになったネクタイたちと一緒に。
「捨てない。絶対に手離さない」
胸に手を置いて距離と取ろうとしたのに、離れなくて寧ろもっと密着する。
「くろのあさん…?、…⁈、ぁ、⁇、っ!やッ、だ、!」
ドロドロになってる後ろに、クロノアさんが甘やかすようにゆっくり入ってくる。
「や、ゃぁ…ッ!、ぬ、ぬい、て、っぬ、ぃて、くだ、さ…い…っ」
ぱちゅ、ぱちゅ、とさっきと全然違う音。
いつものように俺のこと優しくしてくれる時みたいな。
「んっ、ぅ、ゃあっ、ふッ…いゃ、だ…ッ」
「やっと手に入れたのに、そう簡単に手離せるわけないだろ…っ」
「ひぅッ!」
「ずっと好きだったんだ。俺だけのトラゾーにしたくて、相応しい男になりたくて…やっと手にしたんだよ。…酷いことしたことは土下座でもなんでもする。…だから、俺から離れようとしないで、俺とずっといてよ」
「ゃ、あッ、ん、ぁあっ」
優しく顔を包まれて唇を塞がれる。
擦れて痛む場所を舐められたり吸われ、口内にクロノアさんの舌が入ってくる。
「んぅっ」
とんとんと、奥を優しく優しく突かれる。
「っ?、♡、ぁ、ふっ…♡⁇」
「物足りなかった?トラゾーがして欲しいことなら、何でもしてあげるよ」
「ひ…ッ、ぁ♡、やっ♡」
「俺に遠慮なんてしないで言って。トラゾーの為なら何でもするから」
「あ、っ♡ふ、ッ♡」
物扱いじゃなくて、ちゃんと俺として大事にしてくれてる。
「ね…、お願いだから、俺から離れていかないで」
「ッふ…♡、んぁっ…♡!」
「好き、好きだよ。誰よりも愛してる。俺にもっと甘えて、もっと俺のこと好きになって」
「は、ぁッん、♡♡」
「酷いことしてごめんね、いっぱい甘やかしてあげるから、俺のこと嫌いにならないで」
じわじわとお腹のナカが甘く疼いて熱くなっていく。
「どうしたら許してくれる?…いや、許さなくていいけど…して欲しいこと言って?」
「ふ、ぁ、ッ♡、」
ぎゅっとクロノアさんに抱き付いて、泣きながら言う。
「き、…キ、ス、して、ほし…、いっぱ、い、すきって、いって、ほしい、で、す…」
ぼろぼろ落ちる涙がクロノアさんの肩に落ちる。
「くろのあさん、すき、ッ、悪いこ、と、して、ごめ、んなさ、い…」
「うん、俺もごめん。あんなトラゾー見たことなかったから、誰かに教えてもらったのかって勝手に勘違いして嫉妬して……痛かったよね」
労わるように奥を優しく突かれる。
びくりと腰が跳ねて、甘イキした。
「ンンっ…♡」
「こっち向いて?キスもいっぱいしてあげる。…愛してるってたくさん言ってあげる」
ちゅっ、と互いの呼吸を交換するように深く口を塞がれる。
苦しいけど、全然苦じゃない。
寧ろ嬉しくて涙が止まらない。
「トラゾーの身体に負担かけすぎちゃダメだって自制してたけど…トラゾー自身が足りないって言うなら俺ももう、我慢しないよ」
「ひゃ、ッぁ、あ♡」
「足りない時は言って。俺も、もっとトラゾーに触りたいからwin-winだろ?」
どさりと押し倒されて奥を少しだけ強くグリグリするように突かれ仰け反った首を甘噛みされた。
「んあぁっ♡!」
「ちょっと痛い方がやっぱいいの?」
知らなかった嗜好に首を振る。
知りたくなかったことだ。
「ふふ、冗談だよ。俺も痛めつけるのは趣味じゃないし、甘やかしてドロドロにする方が好きだから」
「ぁ、あ♡そ、こ、だめ、ですッ♡」
「ココ?…さっき無理に入っちゃったから、今度はよしよししなきゃね」
両脚を開かれて無理矢理入られた場所に、くぷりと優しく入られる。
「♡♡♡〜〜〜ッツ♡♡!!」
「、はッ、ぁ…っ」
肌が溶け合うみたいで、ホントにひとつになれたみたいで気持ちいい。
「好き、好き。大好きだよ、愛してる。誰にも渡さない、手離すもんか。俺のトラゾー、俺だけの可愛い、トラゾー」
「んぅぅ♡♡!」
ナカで渦巻いていた熱は出せなかったけど、きゅうぅぅとクロノアさんのを締め付けた。
ずっとビクビクと震える俺のナカ。
「メスイキしちゃったの?いい子だね、気持ち良くなってくれて嬉しいよ」
「♡♡、ッ♡ぁ、ぅン♡♡」
「もっと気持ち良くなろうね。俺も気持ちいいよ、トラゾー。ねぇ、ふたりでいっぱい気持ち良くなろっか?」
ちゅぷ、ぷちゅっ、と緩やかな水音と互いの吐息とベッドの軋む音が静かな部屋の中を満たす。
「くろのあさん、も、きもち、い…♡⁇」
「うん、すげぇ気持ちいい♡」
「ふ、へッ♡、よかった、ぁ…♡」
心から溢れるくらいの嬉しさと多幸感に、へにゃっと情けない顔をクロノアさんに向けた。
「♡⁇、ほ、ぁっ♡♡⁈、なっ、ん、っ、♡、んひゃあぁッ♡♡⁈」
「その笑顔はズルすぎだろ…っ!」
「あ゛っ♡ま、待っ…♡!、まっへ、、ま゛っぇ゛え♡♡!!」
「甘やかしたいけど、俺だって甘えたいんだから、…許して♡?」
この頼み事する顔に俺が弱いの分かってしてくるクロノアさん。
「く、ろのぁ、さん、♡の、が、ずるぃぃ…ッ♡♡」
とちゅっ、と突かれる音が変わっていく。
「ゃっ、ゃ、んくッ♡、そ、れ、ぁんんっ♡、だめぇ…っ♡」
「そうだトラゾー。また俺にネクタイ選んでくれる?」
抜き挿しをゆっくりされながら囁かれて、恋人繋ぎのように手を握られる。
「は、ひ♡」
「ありがと♡」
とちゅんっと奥を突かれてクロノアさんの手を握り締めた。
「今度、ペアリング買ってあげる。時計も」
「♡♡⁇、俺、に…♡?」
「トラゾーのこと、俺だけのにしたい。同じ時を歩んでいきたい。……ね、トラゾーは?」
「ぅ、れしッ♡♡お、れも、同じ、きもち、で、す♡」
「仲直り、する?」
「♡、ど、げざ、は、お互い、にし、ましょ、うか…っ♡?」
ちゅっとクロノアさんに触れるだけのキスをした。
「…ッホントに、…この天然タラシは…っ」
「くろ、のあさん、をッ♡俺も、甘やかし、ますね…♡」
恋人繋ぎしていた手を離して、覆い被さるクロノアさんの背中と頭に手を置く。
「よし、よ、し…♡⁇く、ろのあさん、いいこ…♡」
「 」
「!!?、んふぁぁあっ♡♡!!」
今までのが嘘みたいにナカで反応するクロノアさんに目を見開いた。
「な、ぅ、そぉ…ッ♡、ぁひンンンッ♡♡⁈」
長大さも硬度も太さも、あり得ないくらい増す。
「ふ、ンン♡、ぁ、んはっ、ヒッ♡、く、るひ、ぃ…っ♡」
「…じゃあ、いい子の俺にトラゾーはご褒美くれる?」
見下ろしながら首を傾げるクロノアさんのがナカでまた大きくなる。
「あ!、ひっ♡⁈」
「ね…?」
「んっ、ん、♡ぁ、うぅッ♡♡」
怖さで言うと下手したらこっちのクロノアさんの方が怖い。
「ぁ、げ、ます、ッ♡、からぁ…っ♡!もお、ぉっきく、しないでぇ…っ♡」
返事をするかのようにびくんとナカを拡げるみたいに大きくなるクロノアさんのモノ。
「も゛ッ♡、ゃぁぁ゛っ♡♡」
「あはっ♡、ひとりでするより俺とする方がいいでしょ♡?いっぱい甘やかしてやるし、甘えさせてね♡?」
「ッッッ〜〜〜♡♡♡!!!!」
それに応えるように俺のナカがきゅん♡と締まる。
その締め付けで、またクロノアさんのがおっきくなった。
「んぁ゛っ♡♡!!」
「酷くしちゃった分、優しく優しく甘やかしてあげる♡謝罪も込めてね♡♡」
腰を進められて奥のもっと深い場所がじんじんする。
「トラゾー、もっと俺のことよしよしして♡俺もよしよししてあげる♡」
「ぁ♡!ょ、し、よし、ぃ…っ♡」
汗で湿るクロノアさんの柔らかい髪を撫でるように震えながらよしよしすると、ナカで大量の長い吐精をされる。
「あぅ゛う♡♡♡!!」
「く、ッ、ン…っ!」
メスイキ?のせいで深い快楽に堕とされて、お腹に注がれる熱にびくびくと身体が跳ねた。
こんなたくさん射精したのにナカにいるクロノアさんのはまっっったく萎えなくて。
「っは、……、じゃ、次はトラゾーがして欲しいこと、シよっか♡」
「!!?」
俺だけが肩で息をしていて、クロノアさんは清々しいくらい元気で。
「もゔ、む、りぃ♡!、ゆるし、て…ぇ…♡、だめ、に、なっちゃ、いッ♡ます、っ♡あた、ま、ばかに、なる…ぅ、ッ…♡♡」
「まだまだ甘やかし足りないし、トラゾーのココはまだ物欲しそうに俺の締め付けてるじゃん♡それってもっとってことだろ♡?だったら付き合わなきゃね?俺もまだ足りねぇし♡」
綺麗な笑顔で見下ろされて、ナカが締まった。
あれ、やっぱり俺って、
本気でブチ切れたクロノアさんも見たくないし、怖いくらい甘やかしてくるクロノアさんを見ない為にも、もう二度と寝込みは襲わないと誓った。
けど、その数日後、俺は寝込みを襲われ抜かずのイキ地獄をくらった。
失神して挿入った状態であることに気付いて抜こうとしたのを起きたクロノアさんに気付かれて、またほぼ半日抜かれることなく、たくさん啼かされ大学を3日休んだのは言うまでもない。
コメント
8件
あっっっっまっ!? 甘い、、甘すぎるよ~🥹 愛重めも好きだけど、こっちも好こ🫶 ほんと毎日の癒し〜ありがと🫶
寝てる→ムラムラ→襲う→起きる→お仕置き(仕返し)→仲直り(よしよしックス) ってメモにあった 多分深夜に思い立って残したやつ 入ったままのやつの後日談見たい人おるんかな… いたら短いかもですが、書こうかな…