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見るの遅くなって申し訳ないです…リクエストお応え下さりありがとうございます🙏 一人でしゅんとしながら呑んじゃうtburも、面倒見のいいrdoが最高です! 段々恥ずかさもありつつ素直になるtburが恋人になって時間が経っていると感じられて、素敵です✨ ご多忙の中、執筆下さり本当にありがとうございます!
今日青井は同期で飲み会があるとの事で業務を終えると警察署で別れる。
「そんなに遅くなんないと思うけど寝てて良いからね。」
「うーす、飲み過ぎんなよ。」
「行ってきます、おやすみ。」
反対方向に出発し、つぼ浦は魔法少女カフェで腹ごしらえをしつつ店員達とひとしきり雑談してから帰った。
「んーどうすっかぁ。」
筋トレしてシャワーを浴びて、といつも通り寝るまでの日常を過ごしたが大分時間を持て余している。何か無いかと冷蔵庫を開けるとお酒が目に止まった。以前お酒を飲むのは一緒にいる時だけ、と言われたが家だし良いだろうと適当に数種類持ってソファに座る。
「はーぁ…あんま美味くねぇな…」
ここ1週間程はお互いが交互にバタバタと忙しく、帰るとどちらかが寝落ちして翌朝はギリギリに起きる日々が続いていた。数週間前から同期達で予定を合わせていたのは知っていたが、中々2人でゆっくり過ごす時間が取れなかったのに飲みに行く時間はあるのかよ…と思い始めるとモヤモヤしてきて半分ヤケ酒状態で喉に流し込んだ。
「寝てて良いって言ったのに…ただいまーつぼ浦?」
青井が帰ってくると空き缶やらグラスやらがテーブルに乱雑に置かれ、つぼ浦はソファで丸まって寝ている。
「つぼ浦ー起きて、ほらベッドで寝な。」
「…ん〜、あおせん…なんで?」
「なんでってなんだよ、お前相当酔ってるだろ。身体起こしな、水持ってくるから。」
座らせると眠そうに目を擦りながら大きな欠伸をする。気分悪くはなって無さそうだとホッとしながら水を渡すとゴクゴク喉を鳴らして一気に飲み干した。
「…ぷはぁ…たのしかった?」
「楽しかったよ、色々話できたし。こんなに飲んでつぼ浦は楽しかった?」
「んーん、たのしくない。さびしかった。」
「…そっか、ごめん。明日は休むか。俺シャワー浴びてくるけどどうする?」
「しゃわー?…まってる。」
「じゃあ急いで入ってくるからちょっとここで酔い醒ましててな、なるべく水飲め。」
もう一杯コップに水を入れてテーブルに置き、大急ぎで寝るまでの準備を終わらせて戻ってくると早々につぼ浦を抱きかかえてベッドまで連れて行った。
「よいしょ、っと。気持ち悪くなったりしてない?」
「へーき…ん。」
とろんとした目をしながら両手を青井のほうに伸ばすとすぐに抱き寄せられる。お酒のせいか、最近してなかったせいか、青井の匂いに包まれると急に昂ってしまった。ドクドクと心臓が高鳴り身体が火照る。
「アオセンあの…」
「どうした?」
「…やっぱなんでもねー…」
自分から誘うのは無理だ、諦めて寝ようと目を閉じたが手遅れだった。もう身体も気持ちも収まらない。酔っているのは事実だしこれは全部酒のせいだ、酒が悪い、そういう事にしようと決めて誘おうとするが口に出すのはやっぱり恥ずかしい。どうしようか考えた結果、汲み取ってもらおうと青井の首筋に口を押し付けちゅうちゅうと緩く吸ってみた。
「ちょ!?つぼ浦?」
「…あおせん…///」
「急にどうした。酔ってる?」
俯ているつぼ浦の顔を覗き込んでみると熱を帯びた瞳を潤ませていた。珍しいつぼ浦からの誘いを察したがこのチャンスを逃すかと甘い声色に変えつつ分かってないフリをする。
「なぁに?くすぐったいよ。」
「…分かってる癖に、いじわるすんな…」
「んー?言ってくれないと分かんないなぁ、ほら教えて。何してほしいの?」
「ぅぅぅ……きもちぃの、してほしい…///」
「気持ち良いの?マッサージとか?」
「違くて!…ぇっと…………ぇっち…なのして…///」
「ふふっ言えたじゃん、偉いね。俺の目見て?」
無理だ、と首を振るつぼ浦の顎を持ち顔を上に向けるが目線は彷徨っている。頬を撫で、唇をなぞるとピクッと震えてやっと目が合った。
「顔真っ赤だね、お酒のせい?それとも恥ずかしい?」
「うるせー…///」
「はぁもうほんとかわいんだから。キスしよ。」
いつにも増して快楽に敏感なのも頭が溶けていく感覚が早いのも、全部酒のせいだと思えば受け入れられた。時間をかけてくまなく愛でられ、息を整えながら青井の背中を見つめる。
「つぼ浦?どうしたボーッとして、疲れちゃった?」
「んーん、へいき…キスしたい。」
舌を絡めながら熱を孔にあてがい、くちゅくちゅ擦るとくぷん…と先端が飲み込まれていく。
「ん…んぁ、っは♡」
「大丈夫そうだな、痛くない?」
「うっん、んぅ♡」
「ゆっくりするね、動くよ。」
じんわり汗の滲む額を撫でながら今日の様子を見て気遣うが、少し入れ進めるだけでも腰が跳ね身体が震えている。
「うっぁ、んぅっんっ…は、ぁおせっん…んぅ♡」
「ゆっくりなのにビクビク止まんないね、全部気持ち良くなっちゃうんだ。」
「あっあぅっ…だ、ってよってる、から…んんぅっふぁっ♡」
「あんないっぱい酒飲むからだよ、こんなえっちになっちゃって♡」
「だって…んあっはっん、ううっくっあっ♡」
「もうイきそうでしょ、良いトコ触るよ。」
「ひぅっ!?あっあっまっだめっんっ…あっやだっんぅっんぅぅうっ♡」
青井にしがみつきながら果て、息を荒げるつぼ浦の背中を擦る。そろそろ落ち着いたか、と見てみるとどこか浮かない顔をしていた。
「もう平気そう?抜くね。」
「あっダメ!」
「えっごめんまだだった?良い時教えて。」
「あ、違くて…あの、もっかいして…///」
「…ん?もっかい?どうした、気持ち良くなかった?」
「俺は良かった…///けど、アオセン最後までできてねーだろ…?」
「俺は良いの、つぼ浦が満足してくれれば。」
「俺は良くない、アオセンが満足しないと俺も満足しない。いっつも俺ばっかしてもらってるし…」
「…そっか、ありがとね。でも今日は終わりにしよ、ちょっとつぼ浦が辛すぎちゃう。次からは2人で一緒に、な。」
微笑みかけて抱き締めてから熱を引き抜くと、ガチガチに反り立っているソレを見てまたつぼ浦はシュンとしている。
「あー…そうだ、今日は手でしてくれる?」
「!うん、する!」
「ふふっかわい、じゃあお願い。」
よしやるぞと張り切るが手つきは優しく、慎重に熱に触れる。その健気さにやられながら青井が果てると今度はつぼ浦が抱き締めて背中を擦った。