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『勇者様が魔王を倒したぞ!』
そんな最悪な言葉が頭に響く。
なぜこんな事になってしまったんだろう…
事の発端は三年前、
あいつの親父が突然消えた。
いや…
もしかしたら、それ以上前かもな。
あいつはある日、可怪しくなっちまったんだ。
「レオ!ライト!僕ね、また先生に褒められたんだ!」
俺はレオ。
俺にはボブとライトって言う親友が居た。
その日はボブが先生にまた褒められて、自慢してきたんだ。
俺は取り敢えず褒めた。
でもライトは不服そうだった。
「は?それが何?」
ライトは機嫌が悪く、嬉しそうにするボブを睨んだ。
でもボブは気にしなかった。
いつもの事だったから。
「イラつかないでよライト。君だって昨日褒められただろ?それだって十分す…」
「黙れ!」
ボブはきっと、『それだって十分凄いじゃないか』と言いたかったんだと思う。
でも今のライトには綺麗事でしか無かった。
その日はなんとか場を収めて皆帰った。
でも、ライトは満足しなかった。