この作品はいかがでしたか?
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○○「………」
照「……○○?」
○○「……なんかごめん、親が…ほんと」
照「それは全然いいけど。」
○○「…私、照に言ってないことがある。」
照「ふっかも知らないこと?」
○○「…うん」
話さなきゃって、どっかでずっと思ってた。
けど、中々言い出せなくて。
どう話たらいいのか…
○○「……私…ね」
照「○○」
○○「…ん?」
いきなり抱きしめられた。
照「…無理に話さなくてもいい。辛いことなんだろ?」
○○「……っ!」
照「俺の気持ちは変わらない。話してくれる方が嬉しいよ?でもそれで○○が辛いなら無理に話す必要は無いよ?」
○○「……照は、この先の事…」
照「この先?」
○○「……家庭を持ちたいとか…結婚とか」
照「……できるなら、したい。○○と。」
○○「……」
嬉しいけど、複雑。でもだからこそ話さないと行けない。
○○「……照。あたしね、子供出来ないかもしれない。それに………子供を……っ!」
思い出して、話せなくなった。
照に嫌われるかもしれない。
でも、それでも………
照「○○?」
○○「私、子供2回……」
照「……」
○○「最初に付き合った人と、わけも分からずして、妊娠しちゃって。どうしていいか分からなくて……悪阻もきつくて、相手はそんなのお構い無しで…嫌になって、自ら階段から落ちた……の」
照はびっくりした顔をして、私を見てた。
○○「でも別れるてならなくて。けど向こうは女がいて。でもやることは無理やりのようにされ……っ。また赤ちゃんできて。でも、その子は育たなくて。で。そんな時に、あの元彼と出会って。助けてくれた……はずだった。お父さんとも顔合わせたけど、あの通り💦それも嫌で。就職を理由に家を出たの。で、同棲したら、色々あって……だから… 」
照「なんでもっと早く言わなかったの?だから、怖くなって入院まで……。ごめんね、気づいてあげれなくて……ごめんっ。泣」
そう言って、照に抱きしめられた。
照「○○、生きて手くれてありがとう。泣。」
○○「……照……泣。」
照「話してくれてありがとう。つらかったね……でも、これだけは約束して?」
○○「ん?泣。」
照「自分を大事にすること。いい?」
○○「……はい…泣。」
照「子供が出来なくてもいい。○○が、そばにいてくれたら、それで……」
○○「照……泣。」
照「だから、俺が死ぬ時もそばにいて欲しい。ずっと一緒に……だから…結婚…しよ?」
○○「………泣。」
せっかく、目を見て言ってくれたのに、一瞬でぼやけて、返事なんて出来ないくらいに、次から次に涙が溢れて……
やっと絞り出せたのが
○○「照…との 、赤ちゃん……産みたい……。照に……っ、ぅぅっ…泣」
照「ありがとう。…○○。」
そう言って抱きしめて、
私も照の背中に手を回した……
照「○○?」
○○「ん?」
チュッ…
○○「………んっ…///」
照「……大事にするから。」
○○「……よろしくお願いします。/////」
しばらく、2人で、抱きしめあって、落ち着いてからリビングへ。
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