こんにちは!はゆるです。
初ノベル作品投稿となります!
至らない点が多いと思いますがあたたかく見守ってください。
R表現ありです!
喘ぎとかはないですが表現だけ!
いれいす様の名前を使わせていただいております。青水です。本文には名前出ます。
それを踏まえた上で大丈夫だよー!っていう心優しい方は、この先にお進み下さい。
それでは、行ってらっしゃい。
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side 水
愛されたい。
愛してほしい。
僕のこと、嫌わないで。
君に、僕の全てを壊してほしいの。
本来不仲であるはずの、青髪の君に。
青 「は?ほとけ?仲良くねぇーから!!!」
週初めの全体配信。
また君は僕のことを嫌う。
そして僕も、
「は?何言ってんの仲いいわけないじゃん!いふくんなんて嫌い!!」
君を嫌う“フリ”をする。
本当は大好き。
本当は重いくらいの愛がある。
それを全部心の底にしまいこむ。
そして、嫌いと口に出す。
なんて辛いんだろうか。
なんて苦しいんだろうか。
いっその事全て言ってしまって終わらせたい。
だけど、
ダメなの。
勇気がないから、弱いから。
言えないの。
愛が欲しい。
愛されたい。
あなたからの愛に飢えてる。
もう、消えてしまいそうな気持ちを抱えて、それでも大きくなっている恋心を抱えて、
もう、耐えられないよ。
いふくん。
僕のこと、恨んでもいいから、
どれだけ嫌ってもいいから。
1度だけ、
「僕を、犯して……?」
言ってしまった、あの配信の後、いふくんとの個人チャットで。
ディスコードの通話画面でいふくんのアイコンが光り、上下に揺れる。
いふくんの声、聞こえない。
僕がシャットアウトしてるだけか。
もういっそ、全部、言ってしまえ。
「ぐちゃぐちゃに、されたい。壊されたい…。愛してるって、大好きって言って欲しい。もう、不仲を続けるのは辛いよぉ……。」
「御託はない、僕の全部あげるから……ッ」
「1度でいい、それで、諦めるから……ッッ…」
泣きわめいた。
その時に、全部を話してしまった。
いふくんのRAID OF DICEのセリフを使って。
止まれなかった。
どう思ったのだろうか。
気持ち悪い?
顔も、声も聞きたくない?見たくない?
覚悟もできないまま伝えてしまった。
後悔が頭を掠める。
いふくんが何を言っているか、僕には聞き取れなかった。どうせ断られるから、傷つきたくないから。
ピコンッ
そんな音が聞こえたのはこれからどうするかに考えを巡らせたときだった。
ディスコードからの通知だった。
青『聞いてないだろ、話。今からお前ん家行くから、待ってろ。』
そんな文。
家に来る…?
やめて、ただでさえ気まずいのに。
来ないでよ。
俺をもう、放っておいて。
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悶々と考えていたとき、
ピーンポーン
チャイムがなった。
ディスコードは切れている。
本当に来たのだろうか。
とりあえずドアを開けてみる。
そこには案の定、青髪の君がいた。
青「よぉ、来たで」
「あ……、え……、なんで…来たの……。」
青「勝手に1人で話して黙り込んで俺の話聞こうともしなかったから。直接なら聞くだろ?」
「や、だ……。」
青「……はぁ?」
「どうせ断られるもんっ!気持ち悪いって罵倒しに来たんでしょ?!もうッ傷つきたくない…。」
なんで本当に来るのさ。
追い出す口実決まってないじゃん。
青「とりあえず、お邪魔するで?」
「え、ちょっ……!」
ズカズカと上がりこむ君。
そんな強引なところも好き、なんて。
リビング。
2人で向かい合って座る。
いふくんがこう言った。
青「お前、俺の事、恋愛的に好きなん…?」
いきなりで背筋が凍った。
分かりやすくキョドってしまう。
「ぇあぅっ……ッぅ……う…ん…っ。」
青「ほぉん。そーか。犯されたいんやろ?」
青「“俺”に。」
そうだよ。
ずっと、ずっと、出会ってからずっっと!
好きだった。
日に日に大きくなって、どんどん歪んで、
セフレだけにでもなれたらってくらい、思ってる。
僕はそれだけ汚いやつ。
いふくんには釣り合わない。
青「ほとけ。」
グイッ
「ぅわっ…、…ぇ?」
手を引かれ床に押し倒される。
いふくんの足が僕の足の間にある。
床ドンと、股ドン……?
僕の手はいふくんの手で固定されてる。
恋人繋ぎのように、握られつつ。
いふくんの顔がすごく近い。
かっこいい……。
下半身が熱を持ち始める。
やば……、こんなのばれたら……っ
青「……。」
「……?」
青「…、ココ、押し倒されただけでおっきくしてるね」
青「期待、してる?」
「…っ?!///…うん……。//」
ばればれじゃん。
全部。
青「ふふっ、ベッド、行こうか…?」
「…!?………うん……っ」
その後、僕らは身体を重ねた。
いふくんは嫌な顔をするどころか、僕のことを優しく、激しく、犯してくれた。
僕は乱れ、鳴き続けた。
求めていた快感に身を委ねた。
次の日
僕はとても後悔した。
全ての処理などをさせてしまったのだ。
僕が言い出したのに……トんだ僕のことなんて放っておいてくれればよかったのに。
腰は全く痛くなかった。
ただ、少し声が枯れてる。それだけ。
青「おーほとけおはよー」
いい匂いがすると思ったら、下でご飯を作っておいてくれた。
あまり得意ではないはずなのに、調べて作ってくれたのかな。
「いふ……く……、ごめ……、んね……?」
青「んぉ?なにがや?」
「変なこと、無理やり、させちゃって……。嫌ってくれても、いいよ。」
青「……お前さぁ、昨日のディスコードの会話、ほんとに聞いてねぇんだな。」
「え?」
青「もう一回だけ言ってやるよ。」
青「俺も、好き。」
「ん、え、…あ……え……?!」
青「んふっ、俺はもう、恋人としてしたと思ってたのになぁ……、残念。」
青「このままじゃ、セフレだな?」
「え、やだ!!恋人、なりたいっ!!」
青「ふふっwもちろん。」
ずっと好きだった君と結ばれたとき。
僕のなかにずっとあった歪んだあの気持ちがなくなった。
青「じゃあ、改めて。」
青「俺は、ほとけ……、いむのことを、愛しています。俺と、いつかの、結婚を前提に付き合ってください。」
「……おねがいしますっ……!」
[完]
RAID OF DICEめちゃくちゃ好きなんですよ…。無理やりぶっこみました!☆(((((
見ていただきありがとうございました!
おつはゆ!
コメント
11件
うわぁぁぁ!!!〇△□✕%※!!(´ρ`*)コホン失礼失礼、ちょっと神作品すぎて叫んじゃいましたヾ(・ε・。)
ああ…好きです…ぶくしつです…
うおおおお好きすぎてやばいです