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新作ッッ…!!!!好きぃッ…!!どうぞ❤500を貰っていってください…
あてんしょん (o`𓈒´oν )
今回はBLの大定番!!!1番の王道と言っても過言では無いオメガバースでやっていきます!なぜ今までやっていなかったのか不思議なくらいですよね〜!本当に…
てことで、一応”オメガバース”を知らない方のために説明を書いておきます。コピペだけど…
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オメガバースにおける特徴的な設定として「 男性 / 女性 」の他に、「 アルファ(α) / ベータ(β) / オメガ(Ω) 」という第2の性、3種類の性別がある。
Ω性の人間は発情期になると性欲が向上して身体に力が入らなくなり、更にはフェロモンを発して社会的に有能なα性の人間を誘引・興奮させてしまう体質を持っている。
これが定期的にまたは不定期に一週間程続くため社会での扱いが悪い。「番」や「抑制剤」と言った回避手段もあるが完全ではないとされる。
オメガバースには主に3つの階級があり、上位階級から
α(アルファ)▶β(ベータ)▶Ω(オメガ)の順で成り立っている。
アルファは知能が高くなりやすく、エリートが多い。ベータは中間層で1番多い。オメガは下層位で発情期を原因として社会的に冷遇されている。
Ωの女性は勿論、男性も妊娠できる。Ω以外の男性は性交をしても妊娠できない。
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オメガバの説明はこんな感じです!
それでは次に肝心のカプと注意喚起に入ります!
○玲王総受け
○玲王愛され
○玲王受け以外のカプはなし
○モブがいっぱい出てきます
○モブに名前つけてます
○サッカーしてません
○口調迷子
○キャラ崩壊、捏造要素あり
○玲王視点
ブルーロックがサッカーする施設じゃなくて、優秀な遺伝子を持つ高校生を集めた学校になっています。
それでも良ければどうぞ!⬇
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この世界には男女のふたつの性別の他にα、β、Ωの3つの性別がある。
αは優秀な遺伝子を保持しているからか、自然と顔が綺麗で、頭がいい奴が多いから社会的にαはとても優遇されている。
たいして人口のほぼ全てに分類されるβは普通のやつが多く特になんともないため、社会的には不利では無い。
だが問題はΩだ。Ωはαを誘惑するフェロモンを出す発情期というものがあり、βでもαでも構わず発情させてしまうため、社会的に冷遇されているのだ。
俺は御影コーポレーションの御曹司であるにも関わらず、最悪なことにその3つの性別うちの1番あってはならないΩになってしまった。勿論親はそれを知った時は絶望した。母は泣いて、父は怒って。もうまさに地獄絵図状態だった。俺も父と母に感化されてしまい、幼いながらに『自分は欠陥品だったんだ』と感じ取った。
だから少しでもΩとは思われないように全てのことを完璧にできるように努力した。勉強も運動も、礼儀もなんでも。それを見た両親も少しづつ回復していって、今では発情期を抑える薬やΩのフェロモンを抑える薬なんかを俺のために開発してくれた。
そして今、ブルーロックという優秀な遺伝子を持つ高校生を集める施設へと俺は招待された。Ωってだけでありえないのに、αだらけの施設に一人息子を放り込むなんて論外だと大反対された。
でも、優秀と聞いて黙っていられなかった俺はばぁやと一緒に頼み込んでようやく、両親はブルーロックへ行くことを許可してくれた。この時は本当にばぁやには感謝してもしてきれないほど有難く思った。
だが許可はしてくれたが、両親からは条件が出された。それは『首輪をしない代わりに薄いゴム製のシートを首につけること』、『発情期がこないように専用の薬を飲むこと』、『番はブルーロックにいる間は作らないこと』の3つだった。
そんなことくらい俺も自分の中で取り決めていたのでなんの問題と起きずに普通に了解した。でも首輪の代わりにゴム製のシートを貼り付けるのは少し抵抗があった。なのでゴム製のシートを、肌と一体化できるまでのものを作ろうと奮闘した結果、見事ヒ○カのバンジーガムのようなものができた。
俺はΩとはわからないほど完璧に偽造されたαとしてブルーロックへと向かった。
「レオって時々いい匂いがするよね」
「…え」
いつも通り宝物と称している、自身の相棒の凪をおんぶしていると凪は俺の首に頭を擦り付けながら、すんすんと匂いを嗅いでいた。
「ちょっ!!!何で嗅ぐんだよ!汚ぇって!」
俺はΩだとバレないように凪をゆっくりと下ろす。凪は「いい匂いだったのに…」とムスッとした顔だったが無視して、おんぶをやめて凪の負担が少しでも減るようにと凪を引きずって教室へと向かう。
「おーおー、相変わらずの過保護だな笑」
「まぁ俺の宝物だからな、凪は」
教室に入ると、友人の千切がねんど味と書かれた変なジュースを俺の机で飲んでいた。
「お嬢のそれなに?ねんど味って美味しいの?」
俺に引きずられていた凪は、千切のマジでよくわからない飲み物に驚いて思わず立ち上がって千切の元へ歩く。俺もそれに続いて千切の方へと歩き出す。
「おっ!興味あんの?ほれ飲むか?」
千切はぷはっとねんど味の不思議なジュースを凪の前に持ってくるが、凪は苦い顔をして拒否する。なんだよ笑と笑って千切は再び飲み出すから俺はそんなに美味しいのか?と気になって千切に「1口くれ」とお願いすると嬉々として渡される。なんとなく千切の笑顔から嫌な予感がしたが物は試しということで1口飲んでみる。
「まっっっず!!!!よく飲めたよな千切!」
「そーだろ?笑もっと褒めろ」
予想はしていたがあまりの不味さに顔を歪めると、千切はドヤ顔で褒めろと我儘お嬢全開でアピールしてくる。いや、なんでこんなハズレ感満載なのわざわざ買ったんだよ…褒めるもクソもねぇだろ…と逆に呆れると後ろから話しかけられる。
「いやこれどう見てもハズレ感満載だろ…」
「だよね〜!俺でも買わないかも♪」
後ろからやってきたのはクラスメイトの潔と蜂楽だった。彼らは千切の手の中にあるねんど味のジュースを見て苦笑いしながら、下が完全にねんど味になってしまった俺に水を渡してくれる。
と言っても、渡してくれたのも苦笑いしているのも潔なのだが。蜂楽はニコニコしながら千切に「1口ちょうだい〜!」とねだって案の定「まずいねこれ!」と純粋すぎて眩しいほど笑うので意味がわからない。本当に…
「なぁ玲王、ちょっと話しいいか? 」
「あれモブ蔵じゃん、久しぶりだな〜どうした?」
俺が蜂楽のあまりのおバカっぽさに呆れていると、隣のクラスのモブ蔵が久しぶりに話しかけてくる。モブ蔵とは1年の頃同じクラスでよく一緒にゲーセンなんかで遊びに行ったものだ。
「実はさ…その、おれ退学することになって…」
「え…!?退学?!なんでだよ!お前そんな成績悪くなかったじゃん!」
「そ、それがさ…学校外のΩの女子孕ませちゃってさ。逃げなきゃいけなくてな…それで自主退学を…」
そこまでモブ蔵が言った瞬間、俺の中にあった彼に対する友情のような、信頼のようなものが一気にスーッと冷めていった。だってそうだろ?自分が気持ちよくなるために自分と同じΩの子…ましてや非力な女の子を利用したのに、ヤバくなったら逃げるっていくらなんでもおかしいだろ。
「…なぁ、その女の子の名前と住所は?」
「え…た、助けてくれるのか?!ありがとな!名前は………で、住所は×××の×××!!」
「へー…わかった、さんきゅーな」
「いやいや!礼を言うのはこっちだって!ありがとな玲王!助かった!!」
俺はモブ蔵に冷ややかな視線を送りながら、教室を急ぎ足で去るモブをただ見送る。馬鹿なヤツ…どっかで野垂れ死ね…
「お、おい玲王…いくらなんでもあれ助けることないだろ…」
そう言って俺を怪しげに見つめてきたのは正義感満載で、いつも正々堂々としているヒーローらしい少年、國神 錬介だった。
「誰が助けるって言ったか?俺は女の子の味方だっての。女の子にあいつのこと教えてやりゃ、慰謝料と養育費くらいはぶんどれるだろ?」
俺がはぁ…と溜息をつきながら言うと國神はなるほどな、と首を縦に振って納得したようだ。そして俺はいち早くあのクズの情報を女の子に、と思ってスマホを立ち上げてばぁやに連絡をとって女の子に情報を伝えてやるように言って通話をきる。
「レオって凄いよね。いろいろ」
凪は俺が通話を切ったすぐに、俺を見てポツリと呟いた。なんのことか分からず首を傾げていると「俺もそれわかるわ〜」と千切も共感してくる。
「確かに。俺ら寮ぐらしで3人部屋だけど玲王だけ個室だろ?やっぱ御曹司だから?」
と、潔がやれやれと言った感じに言う。確かにそれもあるが1番はやはりΩだからというのが理由だ。だが、本当のことを言う必要は無いし、勘違いしてくれるならこちらとしても楽だからそのまま勘違いしていてくれ。
「まぁな。いつ誰に薬やら毒やら盛られたり、誘拐されたりなんてあったらたまったもんじゃねぇからな」
こんなことを言うと、大抵のやつは「御曹司って大変だな」とか「金持ちは発想が違うわ…」という感じに勝手に同情してくれる。なので、そう思わせるのように誘導して考えさせるように御影流人心掌握でコントロールしていく。またいつもみたいに苦笑いされて終わりだと思っていた時、パートナーが口を開く。
「やっぱ凄いね、レオは。頑張り屋さんだ」
「え?」
「だってそうでしょ?誘拐されて次が怖くて引きこもる子もいるのに、レオは次のことを考えて誘拐されないように対策してる。うん、やっぱりレオは頑張り屋さんだよ」
「な、凪ぃ…!」
まさかここまでいい評価をしてもらえるだなんて思ってもいなかった俺は、思わず凪を抱きしめて、凪の頬にスリスリと自分の頬を擦り付ける。
「レオ暑い〜」
嗚呼、やっぱり俺の凪は最高だ。なんせ俺の欲しい言葉を彼は1番欲しい時に言ってくれる。めんどくさがり屋のくせに、俺のことを考えて一生懸命言葉にしようとしてくれる。それだけで、俺の胸はいっぱいになる。
「おい御…玲王、昼休み生徒会の仕事手伝いに来い。会長のお前が来ないと進むもんも進まねぇ」
俺が凪に頬ずりしていると、1学年下の糸師 凛、生徒会副会長である後輩が俺の行動を見てげぇ…という引き気味な感じの顔をして声をかけてくる。
「あぁ、最近生徒会の方に顔出せなくて悪かったな、俺の代わりに生徒会の仕事やっててくれたんだろ?助かったよ。さんきゅうな凛」
「ふん…別にお前が居なくたって俺一人でできたんだからな。」
「はいはい」
相変わらず、ツンデレな後輩の頭をふわふわと撫でる。凛は凪と違ってストレートなのでふわふわではなくさらさらで、意外と触り心地がよくて癖になりそうだった。そう思っていたら、突然パッと凛の頭から手を離されて、いつも撫でている馴染みのあるふわふわな頭に手をのせられる。
「レオはこっちの方が好きでしょ?俺なら好きなだけ撫でていいから、俺のこと撫でてよ」
凪は190cmとは思えないほど可愛くあざとい表情を作って俺を上目遣いで見つめる。コイツ…俺が凪のお願いに弱いことをわかって…と思ったが、実際撫で慣れているのは凪のほうだし、下手に不機嫌になられるのも嫌なので凪のいうことを聞いて凪の頭を撫でる。
「…おい玲「おいお前ら!!!あと5分で授業始まるぞ!席に戻れ!」」
凛が何か言いかけた時、丁度世界史の教師が教室に来てしまい、みんなが自分の席にと戻っていく。その中で唯一下の学年だった凛は足早に自身の教室へと戻って行った。