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舞踏会が終わり数ヶ月、暑い夏の日に転入生が入ってきた。名前はユーリ・アルファ、彼は作中に出てくる勇者だ。
将来出来る勇者パーティー
勇者 ユーリ・アルファ
聖人 ロイ・ファルテール(メルーデル)
策士 ロイド・シーシア
先鋒ミル・アーシャ
ユーリ・アルファは魔法が使えない代わりに聖剣が使え、 将来この小説の悪役を倒す。
聖剣
自身から作り出す絶対に折れない剣。
魔法を切る事もできる。
並び。
ルカ シャルロット
ユーリ ロイ
ユーリ「よろしくな!」
シャル「よろしく、俺はシャルロット・メルーデル」
ロイ「僕はロイ・メルーデル、よろしくね」
ルカ「俺はルカ、よろしく!」
ユーリ「オレはユーリ・アルファ、よろしくな!ロイ、シャルロット、ルカ!」
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昼休み
ゼナ「あたしはゼナ・ウィンブレルだよ!」
ナターシャ「私はナターシャ・ウィンブレルです、ゼナの双子の姉です」
授業が終わるとすぐにユーリの元にゼナがすっ飛んできて、自己紹介をした。
ゼナ「ロイ様も直接話すのは初めてだよね?よろしく!」
ナターシャ「よろしくお願いします。」
ロイ「よろしくね!様なんて付けなくていいよ」
ゼナ「そう?じゃあよろしくロイ」
ロイ「うん、ルカ君も様はいらないよ」
ルカ「分かった」
シャル「そろそろ昼休み終わるぞ」
ゼナ「やば!次移動教室じゃん、早く行かなきゃ!」
ロイ「もし良ければみんなで一緒に行かない?」
ゼナ「さんせー!教科書取ってくる!」
ナターシャ「あっ、待ってゼナ!私も取ってきますね」
すぐに教科書を抱え戻ってきたナターシャとゼナと共に教室に向かった。
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魔法薬学
「今お見せしたように、魔法薬数滴で物を染められる薬を作ってもらいます。」
「色は好きに選んでもらって構いません、教科書37Pを開いてください」
「よしっ、完成したっ!」
1人の生徒がもう完成したらしく、瓶に移された薬を持って大はしゃぎしていた。
「ちょっと危な、きゃっ」
シャル「え…」
ぱしゃっ、大はしゃぎしていた生徒は横にいた生徒にぶつかり、よろけてしまい瓶の口から出た染め薬がシャルロット頭に掛かってしまった。
「しゃ、シャル様!?ご、ごめん!」
急いで手鏡で髪の毛を確認すると、根元から毛先は金色で染まっていた。
「どうしました!」
騒ぎを聞きつけ魔法薬学の先生が来た。
「さっき作った染め薬がシャル様の頭にかかってしまって!」
「すぐに医務室へ、」
「すみませんでした、私がいながら」
シャル「いえ、気にしないでください」
ルカ「俺が医務室連れていきます」
「ありがとうございますルカさん、気をつけて行ってきてください」
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ルカ「体調は悪くない!?痛いところは!?気持ち悪いとかは!?」
シャル「大丈夫、本当になんともないよ」
「大丈夫だね、身体に害はないし生徒の作るものなら持って3日だから」
シャル「ありがとうございました」
「具合が悪くなったらすぐ来てね」
シャル「はい」
シャル「何がそんなに嫌なんだよ」
むすー、と顔を顰め髪の毛を睨んでくるルカに問いかける。
ルカ「俺以外に染められた髪の毛見るとさ…」
シャル「あれは事故なんだから仕方ないだろ?それに3日で元に戻るし」
ルカ「…うん」
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次の日は休みだったから、学外に出て買い物に来ていた。
(ルカに頼まれてた物も買ったし次の授業で使うやつも買った、あとは
「すいません」
シャル「?はい?」
「人を探してるんですけど」
シャル「人?分かる範囲でなら手伝いますよ」
「ありがとうございます、見た目は、髪は金色、年齢は16歳」
「メルーデル家次男にして、聖人」
(は…?何故この人がロイを…
シャル「あの…っっんぐ」
「ご協力、感謝致します聖人様」
いつの間にか背後を取られ布を口と鼻に押し付けられ、眠気が襲った。睡眠薬を吸い込ませたハンカチだろう。
(こいつ、おれ、を、ろい、と
15歳と16歳なんて変わりはない。それにメルーデル家で金髪、俺とほぼ変わりは無い、きっと間違えたのだ。
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リル『?キュ!』
リル『??キャンっ!?』
シャルロットが待っているはずの場所に着いたリルは誰も居ない事が不思議だった
誰もいず静かで、シャルロットが持っていたバックだけが落ちていた。リルは急いでバックを持ちルカの元へ向かった。
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17話 エンド 12⁄7
昨日投稿できずすみませんでした😭なかなか進まず…
次はシャルロットが少し痛めつけられます。
勇者パーティにルーカルが居ないのはパーティに入らないから抜きました