「※この物語はフィクションです。実在の人物及び団体等とは一切関係ありません」
〈15話〉
「妹さんとは……。ミチルさんとは、付き合ってません!」
大雅さんの言葉ひとつ、表情ひとつ、視線ひとつ、言葉ひとつ。
どこを切り取ってもミチルへの愛情が感じられた。
オレには兄弟や姉妹はいない。
それどころか、すでに家族さえいない。
だからこそ、不器用で誠実な『兄』の姿を目の当たりにして、オレはこれ以上の嘘を重ねることはできなかった。
この人に嘘をつきたくないと、思ってしまった。
大雅さんは玄関に腰かけ*********
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