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雨の音が窓を叩く夜だった。アパートの最上階、6畳一間の部屋に、湿った空気と微かなフローラル系のボディミストの匂いが漂っている。
灯りはベッドサイドの小さな間接照明だけ。
橙色の光が、畳んだ洗濯物と散らかった参考書と、ベッドの上で横たわる二人の肌を優しく照らしていた。
「…ねえ、今日もする ?」
先輩の声はいつもより少し掠れていた。
大学三年の春から付き合い始めて、もうすぐ一年になる。
でも未だに、こんな風に直接的に誘われると、私は耳まで熱くなる。
「…うん」
小さく頷くと、先輩はくすっと笑って私の頬にキスを落とした。
そのまま唇を重ねてくる。最初は柔らかく、探るように。舌先が触れ合うと、すぐに深く絡み合って、息が詰まるような熱を帯びていく。先輩の手が、私のTシャツの裾をゆっくりたくし上げる。
冷えた指先が脇腹をなぞると、びくっと体が跳ねた。
「んっ…冷たいよ、先輩…」
「ごめんね。すぐ温めてあげるから」
そう言いながら、先輩は私のTシャツを完全に脱がせてしまう。
ブラも一緒に外されると、部屋の空気が急に肌に触れて、ぞくりと背筋が震えた。
先輩の視線が、私の胸に落ちる。恥ずかしくて目を逸らしたくなるのに、先輩はそんな私を逃がさない。
「かわいい……いつも思うけど、本当にきれいだね、みのり」
名前を呼ばれただけで、下腹部がきゅっと締まる。
先輩は私の乳首にそっと唇を寄せ、舌先で円を描くように舐め始めた。
ちゅっ、ちゅっと音を立てながら、時折軽く歯を立てる。
そのたびに電気が走ったように体が跳ねて、声が漏れる。
「あっ……ん、だめ、そこ……っ」
「だめじゃないでしょ。気持ちいいくせに」
先輩の声は甘く意地悪だ。
もう片方の手は、私のパジャマのズボンの中に滑り込んでいる。
ショーツの上から、すでに湿っている場所を指の腹でゆっくり撫でられた。
「…もうこんなに濡れてる。きのうもしたばっかりなのに」
「それは……先輩が、いつも……っ」
言い訳なんて通用しない。
先輩はくすくす笑いながら、ショーツをずらして直接触れてきた。
ぬるっとした感触が指先に絡みついて、先輩の息が少し乱れる。
「すごい……熱い。みのりのここ、いつもこんなに熱くなるよね」
中指と薬指を揃えて、ゆっくり入り口をなぞる。
入りそうで入らない、焦らすような動きに、私は腰を揺らしてしまいそうになる。
「…入れて、ほしい……」
自分からそんな言葉が出てきて、恥ずかしさで死にそうだった。
でも先輩は満足そうに微笑んで、ようやく指を沈めてくれた。ぬちゅ……という水音が、雨音に混じる。
二本の指が根元まで入って、ゆっくりと中をかき回される。
奥の気持ちいいところを的確に押されて、頭が真っ白になる。
「はぁっ、んっ……そこ、だめっ、だめぇ……!」
「だめって言いながら、すごく締め付けてくるよ?」
先輩は意地悪く囁きながら、指の動きを速めた。
ぐちゅ、ぐちゅと卑猥な音が響くたびに、羞恥と快感が同時に押し寄せてくる。私は先輩の肩にしがみついて、必死に声を抑えようとするけど、もう無理だった。
先輩は私の耳元で囁く。
「いいよ、声出して。誰も聞いてないから……みのりの可愛い声、もっと聞かせて」
その言葉が引き金だった。
腰が勝手に跳ねて、びくびくと痙攣しながら達してしまった。
中がきゅうきゅうと収縮して、先輩の指を強く締め付ける。
「…はぁ、はぁ……っ」
まだ息が整わないうちに、先輩は指を引き抜いて、今度は自分の服を脱ぎ始めた。
ブラを外すと、柔らかそうな胸が揺れて、私の視線を釘付けにする。
先輩は私の手を掴んで、自分の胸に導いた。
「触って。……みのりにも、してほしい」
私は震える指で、先輩の乳首をそっと摘んだ。
先輩が小さく「あっ」と声を漏らす。
その声があまりにも可愛くて、胸の奥が熱くなった。そのまま先輩を押し倒すようにして、胸に顔を埋めた。
舌で転がすように舐めると、先輩の指が私の髪を掴んで、強く引き寄せてくる。
「んっ……上手くなったね、みのり……」
褒められると、もっとしたくなる。
私は先輩のもう片方の胸も愛撫しながら、だんだん下に唇を這わせていく。
へそ、お腹、腰骨……そして、太ももの内側。先輩のそこは、もうとろとろに濡れていた。
私は息を呑んで、そっと舌を這わせた。
「っ……! みのりっ……」
先輩の声が跳ねる。
クリトリスを舌先でつつくと、腰がびくんと浮いた。
私は両手で先輩の太ももを押さえつけて、逃がさないようにしながら、執拗に舐め続けた。ちゅぷ、ちゅぷ……という音と、先輩の甘い喘ぎ声が部屋に響く。
先輩の手が私の頭を押さえつけて、もっと強く押し付けてくる。
「そこ……もっと、強く……っ、んあっ!」
私は言われるまま、舌を尖らせて強く吸い上げた。
先輩の体が大きく跳ねて、太ももが私の頭を挟み込むように震えた。
「イクっ……みのり、だめ、イク、イクぅっ……!」
先輩の声が一瞬高くなって、びくびくと痙攣した。
私の口の中に、熱くて甘い蜜が溢れてくる。しばらく二人とも、荒い息だけが部屋に響いていた。やがて先輩が私の髪を優しく撫でながら、囁いた。
「…まだ、足りないよね?」
私は顔を上げて、先輩の目を見つめた。
そこには、愛おしさが溢れていて、同時にまだ燃えている欲望が見えた。
「……うん。もっと、先輩と……」
先輩は微笑んで、私を引き寄せた。
そのまま体を密着させて、脚を絡ませる。
濡れた場所同士が触れ合って、ぬちゅっと音がした瞬間、二人とも小さく声を漏らした。
「ん……気持ちいい……」
「みのりも……?」
「うん……すごく……」
ゆっくり腰を揺らし合う。
クリトリスが擦れ合うたびに、電気が走るような快感が全身を貫く。
互いの息が混じり合って、汗と愛液の匂いが濃くなる。
「好き……みのり、だいすき……」
先輩の声が震えていた。
私も、涙が滲みそうになるくらい胸が熱くなって、必死に答えた。
「私も……先輩のこと、ずっと、ずっと大好き……っ」
動きがだんだん速くなる。
もう理性なんてどこにもなくて、ただ互いの快楽を貪るように腰をぶつけ合った。
「あっ、あっ、だめっ、もう……!」
「一緒に……みのり、一緒にイこ……っ」
最後に強く押し付け合った瞬間、二人同時に頂点に達した。
視界が白く弾けて、頭の中が真っ白になる。
互いの名前を呼びながら、びくびくと痙攣し合った。
…………雨はまだ降り続いていた。先輩は私の額にキスを落として、そっと抱きしめてくれる。
汗ばんだ肌が触れ合って、心地いい熱が伝わってくる。
「…明日も、大学で会えるよね」
「うん。ちゃんと隣に座るから」
「約束だよ」
小さく笑い合って、ぎゅっと抱きしめ返す。この雨の音も、この匂いも、この温もりも、
全部、私たちのものだ。
end