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「誰かいますかー。」周りには、誰もいなく、どうすれば良いかも分からない。
「あのー誰かー助けてくださーい。」
ガサガサ
「誰かいますか?」いきなり出た音にビクビクしながら問いかける。
ウガァァァ
辺り一面に鳴り響くけたたましい声
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ逃げなきゃいけないのに体が動かない。さっき走りすぎたせいか、それとも恐怖からなのか。
ドスッ
鈍い音が耳に入り目を開ける。
「大丈夫すか?」優しい声が聞こえて振り返る。
「初めまして。私は直人といいます、こんな世界になってしまいましたが、よろしくお願いします。」
「えっと。ケントです。鈴木 健斗。」
「よろしくね、健斗君。」
「…と言うわけだよ。」
「なるほど。」まとめると昨日の夜中から怪物は出たらしい。最初に確認されたのはビールス王国だそうだ。
「ここから近いですね。」
「そうですね。uoyに噛まれると体の中心から破裂して中からuoyが出てきます。」
「uoyとはなんですか?」
「え?あーシカリアスだったね。間違えたよ。」
「え?」
「化け物の事さ。」
「なるほど。」シカリアスって言うのか。覚えておかなきゃな。
「君。ついてくるかい?」
「はい。よろしいのであれば。」優しい人だ僕を助けてくれた上にこの人となら安心するな。
僕は直人についていくことにした。