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まじで投稿遅くなってしまい
申し訳ないです。
ちょっと意味わからなくてなってきて急いで完結させようとしてるんですけど
ネタが……、、
他の実況者様々出てきてきます。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
薄明かりの大広間。人々の息遣いが床に響く。LANが一歩前に出て、
キルシュトルテを見据る。
ー
LAN、じゃあ…交渉してくれないか?
キルシュトルテ、交渉? どういう?
LAN、すちを渡したら、いるまは離して
こっちに返してくれるのか?
ー
キルが一瞬硬い表情を見せる。
周りの空気が鋭くなる。
ー
キルシュトルテ、…………あぁ、渡す
ー
その言葉に、場内が一瞬凍る。
なつが小さく息を漏らす。
ー
暇72、え、…
ー
らんは目を細め、心中で天秤を振るように
考える。誰もが息を詰める。
ー
LAN、そうか…
(すちは1人でも抜け出せる技術が
あるから大丈夫だろうけど…どうだ
こいつらを信用していいのか)
ー
ニキがらんに向かって冷たく突きつける。
ー
ニキ、すちか、いるまか。選べよ、
LANくん?
暇72、待ってッ! キル、その交渉やだ。
いるまと離れんのもう嫌
いるま、ッ、、なつ、
ー
場の視線が一斉になつへ注がれる。
なつの声は震え、目はらんとキルを
交互に 見ている。
ー
弐十、暇なつくん、ちょっと落ち着いて
ー
らんはなつを見る。なつはフッと俯き、
でも決意を滲ませる。
ー
すち、らんらん…俺は大丈夫
いるまちゃんを選んで、なんとかするから
ー
その瞬間、こさめが割り込むように叫ぶ。
ー
こさめ、ッ! まって、…すっちー。
いるまくんも指輪持ってるし、孤児院の
実験台だったんでしょ。
すっちーより逃げ出せる可能性があるし…
ー
らんは深く息を吸って、全員を見回す。
ー
LAN、…いるまがどうしたいかで、
どっちにつきたいかでいるまの解放を
考えてくれないか?
ー
キルが鼻で笑いを噛み殺す。
挑発的に、だが計算高く。
ー
キルシュトルテ、は? じゃあこいつが
俺たちにつくって言ったら解放しろって
いうのか?
LAN、あぁ
ー
場がザワつく。みことが手を挙げて
割って入る。
ー
みこと、家族みたいな存在だったのに…
信用でへんの?
キルシュトルテ、急に喋りだした。
お前、何?
みこと、ッ、ただっ!
ー
らんがみことをチラリ見る。
そこへらんの顔が引き締まり、
らんは一呼吸おいて
ー
LAN、みこと、ありがとう。
………、すっちー! いるまを殺せ
ー
会場が一瞬で崩れる――
らんの言葉に皆が固まる。
ー
すち、分かった
暇72、は、…?
ー
なつは目を見開く。
時間が止まったような感覚ののち、
怒号と混乱が波紋のように広がる。
すちが襲いかかろうとするとニキとしろが
止めに行く。
ー
しろせんせー、は、 まじかよ?
ニキ、ちょ! ボビー、
意気合わせろって!
しろせんせー、すまん!
ー
だがキルは満足げにその様を眺める。
ー
キルシュトルテ、ナイス、お前ら
ニキ、キルちゃんツンデレすぎるだろ
弐十、ほんとに、無茶なこと急に刷るから
ニキ、暇なっちゃん、
いるまくん説得絶対させて
ー
らんが素早く指示を出す。
ー
LAN、みこちゃんは弐十さんを!
みこと、わかった!
ー
ここで本当に交渉して和解が成立する
余地は消え、次の瞬間、火ぶたが切られる。
キルの合図とともに、にとの冷静な指示が出る。ニキとしろせんせー、素早く前に出る。らん側も瞬時に陣を固める。
ー
キルシュトルテ、抑えてて
弐十、…了解
ー
銃声一発――ではなく、まずは投光弾が投げ込まれる。暗闇を裂く閃光。
煙が立ち込め、視界が歪む。
こさめがその混乱の中で切り込む。
キルがいるまから腕を下ろして
いるまが機敏に割って入り、なつを守るため体を張る。すちが、らんの合図を
無視して
飛び出し、キル側と一瞬交錯する。
ー
すち、らんらん、離れなよ!
俺が引き受ける!
ー
すちの前に立つにと。
ー
すち、は、?…みこちゃんのところいけよ
弐十、隙をつくのが俺たちだよ?
ー
二人の間に刃が交わる。
すちはふわりとした笑みを浮かべながら、
こさめはいるまの肩口を切り裂こうとするがいるまは痛みを噛みしめながらも
なつを抱え込み反撃の構えを取る。
ー
こさめ、…いるまくん、
いるま、待てこさめ、…考えてたんだよ
俺なりに
ー
らんは仲間を守るため、
冷静に指揮を飛ばす。
ー
LAN、みんな、散らばるな!カバーしろ!
ー
だがキルは一歩下がらず、にやりと笑う。
合戦の中、冷徹な計算が画面の向こうで
ぶつかり合う。
銃撃、素早い刃さばき、硬質な衝突。
火花が散り、床に血が跳ねる。
だが誰もが相手を致命的に消すことは
避けるように見える――まだ“暫定合意”の
端緒が胸の奥にあるからだ。
それでも戦闘は本格化し、部屋全体が暴力の振動で震え始める。
ー
暇72、いるま、ここ危ないから離れよ?
いるま、は?
暇72、いいから!
ー
なつは強引にいるまの手を掴み、
戦闘の騒音から離れた影の中へ引っ張る。
二人だけになる瞬間、
世界が少しだけ狭くなる。
ー
暇72、ここなら安全だろ
いるま、なんでお前知って
暇72、ん?
いるま、…能力使い過ぎんなよ
ー
なつの目がさらに赤をます瞳をしていた
いるまは腕組みするように、
でも不安げに周囲を窺う。
ー
いるま、てかそうじゃなくて……
あいつらは 大丈夫なのかよ?
暇72、あいつらってキルたち?
キルたちならめっちゃ強いし大丈夫
いるま、そっちじゃなくてっ……!
ー
なつの顔が僅かに曇る。
口調が冷たくなる。
ー
暇72、…やっぱり、いるまは俺なんかよりLANたちのほうが大切かよ
いるま、…悪いな。一緒にいた時間が──
暇72、ぁ、…そうだよね
ー
いるまがふと視線を落とすと、
なつの指輪の色が、さっきまで治りかけていた綺麗な輝きから暗い鈍色へと変わって
いるのが見えた。
その光の変化が、
いるまの胸を締め付ける。
ー
いるま、俺達、二人で一緒に
生きることは……できないんだろうな
暇72、ごめん。流石にキルたちは……
いるま、わかってくれ……
俺も同じなんだよ、あいつらは裏切れない
暇72、待ってよ、いるま。LANたちは、
いるまを殺そうとしたんだよ?
いるま、そんなこと言ったら、
お前の仲間のヤツらだって俺を人質に
取っただろ?
暇72、それは……キルがすちを手に
入れるために取った手段で──
いるま、だったらあいつも同じだ。
俺を奪い返すために、
俺を殺させるように命令した
暇72、…、でも本気だったよ、、?
いるま、……なつはみんなから
好かれてるな
暇72、ぇ、、いるま、ッ? なんで──
ー
いるまの動きが一瞬早くなる。ポケットに
手をかけ、金属の冷たい感触が掌に触れた。ゆっくりと、銃口がなつの方へ
向けられる。
ー
いるま、…言え。今ここで。
お前は——らんたちのもとに帰るのか、
それとも俺と——ここで消える覚悟が
あるのか。
お前の口で聞きたいんだ、なつ
ー
空気が張り詰める。遠くで物音がバラつき、誰かが叫ぶ声が聞こえた気がしたが、
二人の世界はそこだけ止まっている。
ー
暇72、いるま……っ、、俺は……お前が……ッ
ー
なつの声が途切れ、涙が一粒こぼれ落ちる。指輪の色が一瞬だけ、再び淡く光る。
ー
暇72、…いるま、俺は……お前と
一緒にいたい。
俺が本当に欲しいのは、いるまだけだから
たとえ世界全部が反対でも、
俺はお前のそばにいるよッ…、?ポロ
ー
いるまの瞳が一瞬、闇を切るように光る。
手首が僅かに震え、だが指先は動かない。
銃口はゆっくりと下がる。
ー
いるま、……馬鹿ッ。そんなこと、
言わせんなよ
ー
いるまは銃を胸元に突き付けるのではなく、自分の膝の上に置いた。
ゆっくりと、なつを抱き寄せる。
ー
いるま、お前を一人にしない。
たとえ世界が、俺たちを
引き裂こうとしても、俺は……
ー
だが言葉はそこで途切れる。
遠方から叫び声が高まり、
拳銃音が響く。
ナイフはもうだめになったんだろう_
いるまの首にまだ血の熱を感じながら、
なつの耳元で囁いた。
ー
いるま、…行くぞ。お前と一緒に、
ここを乗り切る。だが……
らん達は置いていけねぇ。俺は全部背負う。だから、頼む、なつ。今は俺の手を離すな
暇72、うん……
ー
二人はぎゅっと手を絡め合い、
暗がりから立ち上がる。
足音が近づき、扉の向こうで命令が飛ぶ。
血と硝煙の匂いが再び濃くなる。
二人の選択は決まった──共に戦い、
共に逃げる、あるいは共に消えるか。
その覚悟が、二人の胸に静かに灯った。
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すいません
流石に書ける時間が減ったのでいいね
精度つけさせてください
→2000♡
すぐに行くと思ってないし行かないと
思ってるんで
2000♡行かなくても出来上がり次第
たぶん上げます。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐