テラーノベル
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どうも。目黒蓮です。今日は、俺の【お仕事】を紹介しようと思います。
俺も康二と一緒で高校から帰ってきてから。
🖤「ただいま。」
帰ると大抵誰もいないか、店長がいる。康二はアイツら(ヤンキー)の様子を見に行ってから帰ってくるみたい。
🖤「今日は…あ、16時からシフトじゃん。早く行かなきゃ。」
🖤「あ、康二。おかえり。」
🧡「今からバイト?頑張ってな?」
🖤「あ、俺今日もう一個の方の仕事もあるから遅くなる。」
🧡「わかった。ご飯は?」
🖤「いる。絶対いる。」
🧡「わかった。たくさん作って待っとくわ。気をつけてな。」
🖤「うん。」
🖤「お疲れ様でーす。…って、これどうした…?」
💜「あぁ…目黒ぉ!」
入ってみると店長が床に商品を散乱させていた。
💜「さっき手滑って落としちゃって…。戻すの手伝ってくれない?」
🖤「もう…。」
兄弟はやっぱり似るのか…?そんな事を思い、苦笑しながら仕方なく手伝う。
🖤「あ、今日あの…もう一個の方の仕事入ってて。少し早く抜ける。」
💜「わかった。」
夜
🖤「お疲れ様でしたー。」
💜「お疲れ。」
1人で夜道を歩く。
俺はあのコンビニで戦ったことはないけど、戦うとなったときには殺してしまいそうで怖い。だって俺は、殺し屋なんだから。
2つの仕事は絶対に区別をつけなければ。でなきゃ守れない。大切な人を。
10年前
🖤「はぁ…はらへった。てかさむ。」
ためいきをつくのは何回めだろう。とにかくはらがへった。もうお金ないし、まただれかからとらなきゃ。じゃなきゃ生きられない。
今日のターゲットは…あの人だ。なんかたくさんお金もってそう。
そうしてその頃の俺は人混みの中に入っていった。それが店長との出会いだった。
俺は小さい頃両親に捨てられ、それ以来1人で生きてきた。そして俺は盗みを覚え、強くなった。強くなきゃ、金は取れない。バレたとき、逃げられない。とにかく生きるのに必死だった。
バレないようにこっそりちかづいて…ポケットの中に入っていたさいふをとる。
よしっと思っていると、うでをガシッとつかまれた。
💜「君…!ちょっとこっち来て。」
🖤「はなせ…はなせよ!」
はなしてくれなかったのでなぐろうとした。でも気づいたらきぜつさせられていた。
🖤「…ん。」
ここどこ…?たしかさいふぬすもうとして…。
💜「あ、起きた。おはよ。首痛くない?」
だれだこの人。ここどこだろ…。
🖤「ころさ…ないの?」
そうきいたらびっくりしたかおをして、
「殺さないよ。『大切な人を守る為に力を使う』がウチの家訓だから。」
変な人だ。
🖤「だれ。おまえ。」
💜「深澤辰哉。君は?」
🖤「目黒蓮。」
💜「家は?」
🖤「ない。ここどこ。」
💜「俺ん家。なぁ、俺と一緒に…あと1人いるんだけど、暮らさない?」
🖤「は…?」
なに言ってんだこの人。おれこの人から金とろうとしたのに。
🖤「なんで…?」
💜「気に入った、から?」
🖤「はぁ…。」
やっぱりへんな人だ。
💜「でどうしたいの?」
🖤「くらす。」
そう言うと、ニコッとわらってだれかとでんわをしだした。
💜「あ、腹減ったよな?なんか作るか。」
その夜食べたご飯はとても美味しいとは言えなかった(店長は料理ができないのだ)が、温かかった。
その後色々店長の事を知り、家訓は守ると誓う約束で店長の昔からの知り合いだと言う組織で殺し屋をしている。
🖤「今日の現場は…ここか。よし。」
ガチャッ🚪
🧡「あっ!蓮帰ってきた!」
🖤「ただいま。」
💜「お帰り。」
🧡「ご飯食べる?今日は…蓮の好きなグラタンっ!」
🖤「食べる!その前に風呂入ってくるね。」
🧡「おん!」
今日もこの『家族』のいる家に帰ってきた。そして、本日の俺のお仕事は終了だ。
4
#センシティブ
コメント
1件
ああ、読み終わった…。第10話、めっちゃよかった。蓮の過去が見えてきて、彼が単なる「♡♡♡屋」じゃなくて、小さい頃に親に捨てられて盗みで生きてきたっていう背景が切なかった。店長に捕まったシーンで「♡♡♡ないの?」って聞くところ、心臓掴まれたわ。 「温かかった」ってご飯の感想、あれが全てだよね。今の家族との日常と、♡♡♡屋としての自分を絶対に混ぜたくないって気持ちも伝わってきた。続き、絶対読むわ🔥