※domsub
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日本人は自分が嫌いな人間が多いというが、俺は自分の事を嫌いでは無い、むしろ好きと言っていい。俺はバリューのある人間、そこらにいる凡百の奴らとは違うと思っている。だが、俺にも一つだけ自分でも認めたくないような欠点がある、それは自分のダイナミクス。
俺みたいなバリューのある人間は普通支配者側のdomだろ?なんでsubなんだよ、subなんてバリューの欠片もない。だから俺はNormalという事にして日々生活をしている、その方がバリューがあるように見えるから。
薬を飲めばCommandは効かないし。幼少の頃父親からGlareを日常的に食らってたからか、俺にはGlareに対して耐性があるらしい、それにプラスして薬の効果もあり、そこら辺のdomのGlareには屈しようにも屈せない程だ。でも、城ヶ崎のGlareは凄かった。一瞬頭がぐらつく感覚があったな、まぁすぐ持ち直したけど。多分俺は薬さえ飲めばはほぼNormalだ。そんな事を考えながら帰りの車に揺られていた時。
「ねぇ、麻生。」
隣に座っている我妻ちゃんから声をかけられた
「ん?どうしたの?」
「なんか眠そうだからさ。そろそろ着くから起きてて貰わないと」
別に眠くは無いが、そろそろ着く。という言葉に反応して外を見ると、確かに我妻ちゃんの家の近くまで来ていた。
「別に眠い訳じゃないよ。ちょっと考えてただけ」
「そう。あ、着いたみたい」
車が停車する。車から降りた瞬間、違和感に気づいた、誰かに見られてる。我妻ちゃんも気付いているようで、確認の意味の目配せをした。
次の瞬間、街路樹の裏から半グレが1人飛び出して来た。こういう馬鹿は本当に救いようがない、バリューが無さすぎる。溜息をつきながらチャカを取り出す。真っ直ぐ走ってくる半グレに照準を合わせるのは赤子の手をひねるより簡単だった、引き金を引こうとした瞬間。
全身の細胞が震える感覚があった、それと同じく感じる隣からの威圧感。間違いない、これは我妻ちゃんのGlareだ。そう認識した瞬間、俺の頭はおかしくなった。俺がGlareを感じてる?それもただ感じる所じゃない、体どころか指1本動かすことすらできない威圧感、これが我妻ちゃんのGlare?嘘だろ?色々な思考が巡り続け、周りが見えない。
「危ない!」
我妻ちゃんに腕を引かれる、次の瞬間、頬にピリッとした痛みを感じる、頬を切られた。状況を整理できなくて目を丸くしてると、我妻ちゃんが半グレの心臓を刺して殺した、もう一度あのGlareを出しながら。
さっきよりGlareが強い、抗おうにも抗えない。俺は膝を折ってしまった、こんな行為、自分がSubだと自称してるようなものだ。これからどうされるのか、そんな事を考える、どんどん悪い想像が膨らんでいった。地面を見つめながら、我妻ちゃんの対応を待つ。
「麻生…やっぱりだ…ねぇ、下向いてないでこっち見てよ。look」
Commandに抗えず我妻ちゃんの方を向く、すると、我妻ちゃんは笑っていた。
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クソ中途半端
コメント
7件
あがあそ見たことなくてやっと見つけた作品がこんなに尊いものだとは…🥹🫶💓 めちゃくちゃ最高でした!!
自動的に口角が上がってしまう(笑) あがあそ最高かよ✨️ 続き待ってます!!! あ、フォロー失礼します!!
あがあそまじ最高です😭┏┛墓┗┓続きあったら見てみたいです!