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皐月side
今日は手術日…。
未だに心臓が跳ねてしょうがない…。
怖いけど…、先生を信じるしかない。
桜「……ッ!間に合った!」
皐月『遥?何で…。』
桜「絶対行くって言っただろ…。」
皐月『……ッ!ありがとう、俺は幸せもんだなぁ!』
桜「……皐月、ちゃんと戻って来いよ。」
皐月『…、うん、ちゃんと戻るよ。オレはずぶといから!だから、待ってて。』
桜side
それから手術が始まって……。
俺はウズウズ座らず廊下をウロウロ……。
数時間後、ランプが消えて先生が出てきて…
桜「皐月はッ!皐月は無事なのか!?」
神崎「…手術は成功しました。ただ、目の手術なので…視力が戻るかどうか……。」
一気に地に落ちたような…、心に鉛が降った様な気がした…。
病室に戻ってきた皐月は穏やかで……、息すらしてないんじゃないかと思うくらい儚くて…。
桜「…ッ、生きろよ、皐月ッ!」