テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※見切り発車の長編
※ゆっくり書いていく予定
※シェア🆖
※ご本人様無関係
※作者の激しい妄想ネタ
※ハピエン(予定)
※メイン🐷と🍆
※獣人と人間共存世界
ゲームスキンが動物の人はそっち側判定してます
ご注意を…※
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獣人の俺は人間より嗅覚がめちゃくちゃ優れている。
どのくらい凄いかって言うと
そうだな…
あ、この前事務所で撮影があった時
「MEN、あのさ…」
おんりーが俺の側に来た時
スンッ…といつもと違う匂いが鼻を刺激した。
「…あ、ちょい待ち。…おんりー、今日体調悪いんじゃね?」
「え?…なんで分かんの??実は朝から微熱気味でさ」
「やっぱり?ドズルさんには俺から言っとくから今日はもう帰れ
酷くなるかもしんねぇから」
「そ、そうなの??」
このやり取りのあと、おんりーは38度まで熱が上がって
撮影を休んだんだよな…
人間にはその人の持ってる元々の匂いが有る
元気な時はほぼ無臭というか、気にならないのが殆どだけど
体調が悪いとか、元気がないとか、悩み事とか…まぁ、色々と
心がざわついてるとそれが匂いに現れるんだよな
ただコレが分かるのは、ほんの一部の獣人だけ。
昔、母ちゃんに話したら
「アンタ、そんな事まで分かるの?凄いわねぇ〜、お母さん全然分かんないわ。」と言われたし
オヤジにも「お前、凄いなぁ。父さんビックリだぞ!ハハハッ」とあっけらかんと言われた…
家族以外なら 同じ獣人友達のたいたいにも聞いたが
「は?何それ???そんな違いあるか?」と…
それ以来、仲のいい人にはそれとなく
「体調悪い?」
「なんか手伝えることある?」
「美味い飯食いに行こうぜ」と声をかけてきた
「MEN、この前はありがとう」
「お、元気になった??」
「うん、あの帰り色々買い出しして帰ってたから何とか乗り越えれたよ。ありがと 」
「どーいたしまして。」
すっかり、元気になったおんりーの匂いは全くの無臭
良かった、良かった…
「あ、おんりー!元気になったん??」
「おらふくん、おはよ。」
「良かった〜、心配してたんよー」
「心配してくれてありがとう、MENのお陰でどうにか過ごせてたよ」
「また、MENの”勘”のおかげなん??すごー!!!」
そう、”勘”…別に隠す必要もないとは思うけど
なんか色々説明するのもだるいから
俺は皆にこう言ってる 【野生の勘】だと
こう言うと、獣人の俺だからなのか皆それ以上深入りせず
「へぇー!凄い」と言って終わる。
我ながら良い言い訳だなと思っている
「うん、倒れる前に買い出ししたから無事に過ごせたよ」
「MENやるやーん!!」
おらふくんが俺の肩をパーンっと勢いよく叩いて
ニカッと笑う
「いでぇええーー!肩折れたぁw」とわざと騒ぐと
「え!マジ?!ご、ごめん!!」と慌てるおらふくん
いやいや、本気にしすぎw
「嘘ですがなぁw」と笑いながら言うと
もー!!と頬を膨らませてプンプン怒っていた。
ガチャ…
「おはよー…あ、おんりーちゃん。元気になった??」
「あ、ぼんさんおはようございます。お陰様で」
「はよー、ぼんさんっ!」
「ぼんさーん!聞いてくださいよ〜MENがぁあ〜」
「なになに、朝から〜w」
グループの最年長者で 俺が今一番気にかけてる人
それがこの人「ぼんじゅうる」だ
この人、いつも気怠そうで体調悪いです!みたいな顔してんのに
無臭。
ただ、 少し前に体調を崩したぼんさんの匂いはマジでビックリした。
この人死ぬんじゃね?って匂いがしたんだよな…
−−−−−−−
『ぼんさん!今直ぐ病院いって!!』
『はぁ?!なんで?!』
『いいから!!早く!!!』
『え、ぇえ??』
『また、MENの勘なの?』
『はい!ドズさんッ、無理矢理でもぼんさん病院連れていきます!!!』
『俺の意見無視ー?!?』
−−−−−−−
慌てて病院に行ったら、まぁ、なんというか普通の風邪。
風邪であんな匂い??いや、 なんなの??
この人、体調悪くなったら死と隣り合わせなんか…と、わかってから
出会う日は必ず体調チェックとして
スンッと匂いを嗅ぐ癖が付いてしまった。
「よっ、と…で、どうしたのさ、おらふくん」
俺たちが寛ぐソファにやって来たぼんさん
相変わらず、気怠そうな感じだよなぁ〜…
「いや、MENがね!」
おらふくんがぼんさんに事の経過を説明してる
その間にぼんさんの体調チェックだな…
…スンッ…スンッ…
フワッ……
(ん?…なんだ。この匂い)
「どうしたの?MEN…眉間にしわ寄せて?」
おんりーが俺の顔を覗き込む
「え、ぁ、ぁあ…いや、」
しどろもどろしていると、それに気づいたぼんさんも
俺の顔を覗き込んできた
「んー?どうした、MEN」
「あーーー、いや。何でもないっすよwそれよか、おらふくん、俺のの事悪く言い過ぎww」
「やって〜wMENがさw」
なんの匂いだ…
今までぼんさんから嗅いだことのない”甘い”匂いがする
「ちょっとぼんさーん!!」
「いや、ドズルさんが悪いよ今の!!」
「あ゛ーー!おんりーそれはッ!!」
「え?MEN何か言った?」
「マイゴー!!ぼんさーん!助けてぇ」
「おらふくん、どこーー…」
今日の収録は鬼畜っ程ではないけど
まぁまぁの長時間収録だ
この収録している時はこの部屋は楽しい匂いで溢れている
なんつーのかな、この感じ…
上手く言えねぇけど、まぁ、爽やかやシトラス?系の匂いだったり
熱くて熱狂しているスタジアムのノリ?みたいなワクワクする感じの匂い、 俺は今まで嗅いできた匂いの中でこの匂いが一番好きだ
ただ、今日はこの匂いに混じって
甘くて優しい匂いが漂っている…
(…ぼんさん、ずっとこの匂いさせてんなぁ)
今日の撮影席をなんやかんや理由つけてぼんさんの隣にしてもらった
この匂いが何なのか知りたくて
撮影しながらスンスンッと匂いを嗅ぐ
(強くなったり…弱くなったり…何なんだ…??)
「めーーーんっ!!!助けてくれッ」
「ッえ!?ど、どこっすか!?!ぼんさん!!!」
「えっと、座標が!!」
「直ぐいきますね!!!」
「わーー、しぬ!!しんじゃう!!MEN、早く!早くぅうう!」
「あ!見つけた、ぼんさんっ!!!おりゃっ!この!…ふぅ、無事っすか?ぼんさん」
「あっぶねぇ…ハート1よwギリ耐え、ありがとうな、MEN」
「いえいえ、どうってことないっすよ!」
隣の席だから、 ぼんさんの方を向いて伝えると
ぼんさんがチラッとこちらを見てニカッと笑ってくれた
俺もそんな笑顔に同じように返す
その時だった…
グッと甘い匂いが途端にキツくなって
思わず「ゔっ」と唸ってしまった
甘く優しい香りだったのに、急に甘く重い香りに変わったソレに
鼻が驚いたのか過剰に反応してしまい思わず鼻を押さえたまま
椅子から崩れ落ちてしまった
「MENっ!!!!」
隣りに居たぼんさんがヘッドホンを外して俺の身体に触れる
モニター越しに見えてない皆は「何!?どうしたの??」と
立ち上がった
「MEN、MEN!!大丈夫か?!」
「…あ、…はぃ、大丈…夫…っす…」
「MENっ!!どないしたん!? 」
「MENッ?!」
「撮影中止!MEN、大丈夫?!?」
匂いに当てられて
頭がクラクラする…これはまずい…意識が
「MENッ!!MENッ!!!! 」
薄れる景色にぼんさんの顔がぼんやり映る…
ぼんさん…なんて顔…してんすか…?
つぎへ。
コメント
4件
素敵作品を世に生み出して頂き 本当にありがとうございます!!! ✨✋😭🤜❤🤛😭🤜❤🤛😭🤚✨ 🍆さんのあめぇ〜香り、 私も、かぎとぅございますクンクン( ̄∞ ̄) 続きをクンクン( ̄∞ ̄)しながら待ってます😭✨

初コメ失礼します!めっちゃ神作品になる予感がする!プレッシャーかけてたら申し訳ない…。他の作品も見させていただいたんですけど、どれも素敵でした!!自分が好きなジャンルにピッタリというか、特にあの長編集のようなドロドロしたものが好きで。もちろん他の作品も好きです!特に🍆🐷は超超好きなので、この作品楽しみすぎて!ほんと冗談なしに神作品の予感。楽しみにしています!!