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昔、ある人間がいました。
その子は、とても小さな時からクラスメイトや親から虐められ、いつも惨めな思いをしていました。
その子は小学二年生の時にずっと保って何かの糸が切れ、世間様の言う「純粋」ではなくなりました。
それからというもの、その子はそれで現実逃避をしました。
このことを人に話し、勿論、気持ち悪がられ、友達はどんどん減っていきました。
その子は5年生になり、受験をしました。ですが、いつまで経っても、算数の成績は一向に伸びませんでした。完璧主義の親は、その子を強く非難し、罵倒し、殴りました。
そうしていつしかその子は「心的外傷後ストレス障害」を患うようになり、ストレスで「双極性障害」元々こだわりが強かったが、更に強くなり、「強迫性障害」の傾向も強くなり、完璧主義の親の性格が移ったのか「社交不安障害」にもなりました。
その子が6年生の時、親に隠れてやっていたタブレットが見つかり、その子は散々親に殴られました。挙句の果て、目の前でタブレットを踏みつけられぐしゃぐしゃに壊された。その子はただその様子を黙って見ているしかありませんでした。
その後その子はカウンセラーにその事を話し、一時的にある施設に行くことになりました。
親は酷く心配したらしいです。
「帰ってきてくれ」と懇願もしました。
けれど、既にその子は親に対してもう何も、信じていませんでした。
「どうせ信じたって裏切られるんだから、最初から信じない方がマシ」
その子は人間不信に陥っていたのです。
けれど、ペットに会いたい、家という建物に帰りたいというだけで、その子は帰りました。
しかし、親は約束を守らなかったのです。
親は、いつしかやめてと言った嫌味も罵倒も今も続けています。
その子は受験に受かりました。しかし、
テストの点が悪かったら、テストを全て見せないと退学とまで脅されていたのです。
だから、その子は嘘をつくしかなかった。
元々、自分を守るために結構嘘をついてはいました。ですが、中学に上がってから格段に嘘をつく頻度が上がりました。
その子はいつからか、その行為を「楽しい」と思ってきました。
人を操り、自分の思うがままにする
その子は、「反社会性人格障害」の傾向がかなり強くなりました。
こういう人間はいつか破滅します。破滅する一方です。