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『うわぁ……』
私は今、恋愛ゲーをしていたのだ。その名も【恋の主役は我々だ!】通称こいわれ!ん?語呂が悪いって???知らんな()
たった今悪役令嬢の(名前)・ヴェールの物語を観賞していたところだ。なかなかに……その……エグい…
ちなみに私はわれこいガチ勢☆(何故今言った)
ーー
っていうかあと5分で家でなきゃ……あー!めんどーい!……でもいかなきゃなぁ……
『いってきまーす』
私以外いない家は、ただただ声が虚しく響いただけだった。
『はぁ……だっrrrrrる』
『学校無くならないかなぁ…なんつっ』
……は?
電源のコードが切れたみたいに、私の意識はプツッと切れた。
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『……』
??「ほんとこの子顔はいいよねー」
『いや誰が顔面国宝の性格ドブスじゃ!!!!』
??「盛り過ぎじゃない??」
『ていうか誰?あてくしはわれこいガチ勢の(名前)なんですけれども?あれ?ご存知ない??((』
??「……キャラ濃っ」
『だろ☆』
??「あーそういえば僕髪なんだけど、死因とか知りたくない??」
『えっ……紙……?』
髪「そうそう紙紙、」
『死因……ねぇ……別にいいかなぁ……』
紙「そっかぁ……まぁお礼といっちゃなんだけど、君をわれこいの主人公に……」『まじぃ?!?!?よっしゃ!グッパイ昨日の私!ハロー今日のあてくし☆』
さすが神(笑)!!
紙「……怖」
『ん????』
髪「はぁ……とにかく転生させる……って…なんだ……?バグか……?」
神(笑)が不穏な事いいだした。それこそ怖いわ!!!
髪「まっ、いっか☆ごめんなんだけど主人公じゃなくて悪役令嬢になっちゃった☆あはは☆頑張って☆」
『……エッ…』
プツッ
また意識が切れたか_____
ーー
……ハッ
『……』
?「はぁ……ほんまお嬢って可愛いわぁ…」
……!?この声って…
パチッ
『……は?』
zm「……ん?お嬢……」
zm「……お嬢?!?!お嬢が起きたああああああ!!」
『は?え?えッ?』
バンッ
ーーーー
私の目の前には涙ぐんでる母のアルセ・ヴェール
と父のロイヤ・ヴェール
母「(名前)・ヴェール!!起きたのね!!」
アルセ・ヴェール……いや母はめっちゃ笑顔で話かけている。推しのチケットがあたった時の私に似ている()
父「あぁ……今日か私の命日か……うぅ…」
お父様……!泣かないでッ……!()
『…母上…父上…!!』
悪役令嬢の気持ちを知った希ガス