TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

私にとって、衝撃の言葉がるぅ💛さんの口から出てきた。

5秒弱何も考えず、更に5秒弱言葉の理解に全力を投球し、今現在は私の頭がパンク寸前。




今の私の頭の中は主に4つのことがぐるぐるしている。


其一。

今まで告白というものに無縁だった。

いやいつかはしたいしされたいなー、とかは思っていたけど、今だとは思っていなかった。


其二。

今さっき、好きと自覚した人から好きだと言われた。

両想いという感覚がない私は大パニックである。


其三。

るぅ💛さんの顔が近い。真っ直ぐ私を見ている瞳も、赤い頬と耳も、逆八の字になった眉毛も全部がカッコいい。

イケメンの照れ顔3割、真剣な顔7割の顔は、老若男女問わず瞬殺する勢いなのだ。


其四。

ずっと憧れていて、遠い存在だった彼に好かれているという事実。

私なんかの凡人以下の奴を、るぅ💛さんみたいな凄い人が好きになるという世界の謎。

しかも十歳も年下。

私はるぅ💛さんが二分の一成人式やっている頃ぐらいに生まれたんですよ?二分の一成人式やってるかわからないけど。

とにかく「なんで?」という言葉しかない。



三はそれどころじゃないだろって思うかもしれないし、二と四に関してはほぼ同じじゃね?って思うかもだけど、それくらい混乱しているのだ。少なくとも、リスナーなりたて時代、学校から帰ったら、人生で初めて見るいちごのおうじ商店のめちゃくちゃ可愛いダンボールが玄関に置いてあった時の100倍混乱している。











「…………で、返事は?」

るぅ💛さんが照れ:真剣、2:8の割合の顔をして言う。




私の答えはもちろん決まっている。






















「………………ごめんなさい。」







だ。






引退した推しは仕事仲間

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

3

コメント

0

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store